裾取り 決まり手。 【大相撲】決まり手一覧(大相撲八十二手・五非技)

決まり手八十二手

裾取り 決まり手

相撲協会が発表する公式の決まり手が現行に近い形に整理されたのは昭和30年5月からで 場内での決まり手発表はそれ以前にも行われていた 、当初は68手だったものが、35年1月から70手になり、 平成13年1月から82手となって現在に至っている。 決まり手ではない勝負結果は、平成の改定前には2種のみで、現在は5種になっている。 公式に決まり手を記録していたのは、かつては十両以上だけで、幕下以下については、NHKが衛星放送での大相撲中継を午前9時30分から始めた昭和62年7月からである 現在の衛星放送中継は午後1時から。 以下に、現行の決まり手とその略解を記す。 裾取り・裾払い・突き落とし・割り出しには追記も行い、褄取りは全改する。 およそ半数については、写真を別に載せる 写真帖 ・・・・。 基本技 1: 突き出し【つきだし】 突っ張ってそのまま相手を土俵の外へ出してしまう。 2: 突き倒し【つきたおし】 突っ張って相手を土俵内外で倒す。 張り手によって土俵内に倒されても突き倒しを適用する。 3: 押し出し【おしだし】 掌や腕などで相手を押し立てて土俵の外に出す。 本来は前廻しを引いて押し上げるものも含むはずだが、この場合、公式にはほとんど例外なく「寄り切り」が採られる。 4: 押し倒し【おしたおし】 相手が押しを堪え切れずに土俵内外で倒れたときの決まり手。 5: 寄り切り【よりきり】 四つ身に渡るか、さなくとも差して寄り進み、堪える相手を土俵外に出す。 寄るときは差し手の方に寄るのが鉄則、上手側に寄ると逆転技を喰いやすい。 6: 寄り倒し【よりたおし】 寄られた相手が堪え切れずに土俵内外で倒れた場合の決まり手である。 7: 浴びせ倒し【あびせたおし】 四つに組み、寄りを堪えようとした相手が反り身になったとき、のしかかって上から覆い被さり相手を倒す。 投げ手 8: 上手投げ【うわてなげ】 四つに組んで上手を引き、腰を入れて投げを打つ。 差し手の方は、相手の胴を巻くか、あるいは下手から捻ると決まる。 但し、首を巻いての上手投げや、相手が二本入っているときの上手投げは、ともすると出足を誘いかねず危険である。 また、深い上手から投げると切り返されることが多い。 9: 下手投げ【したてなげ】 四つに組んで下手を引き、敵の虚に乗じて腰を入れて投げを打つ。 片手は相手の肘を殺すか、膝を払うとよい。 10: 小手投げ【こてなげ】 相手が差して一杯に出てきたとき、敵を呼び込んで相手の差し手を上手側から褌を取らずに巻き込んで打つ。 11: 掬い投げ【すくいなげ】 差した腕で下手を取らずに腕を返しながら腰を入れて投げる技であるが、上手くなると腕を返すだけで相手が崩れる。 相手が不用意にただ差して寄ってきたり、外から抱えられて寄られた時に掬い上げるように打つ技である。 残る一方の手は、上手の時は相手の差し手を抱え、差している時は胴を巻く。 12: 上手出し投げ【うわてだしなげ】 腰を入れるのではなく、肘を締めて体を開き上手から相手を地に這わせるように投げる。 体の開きが足らないと決まらず、逆に寄られる。 顎で相手の肩を締め、肘で相手の肘を極めるのがコツとされる。 昭和30年に68手の決まり手が制定された当時は、上手下手の別なく「出し投げ」とされていたが、35年に70手とされた際に分離された。 13: 下手出し投げ【したてだしなげ】 腰は入れず、肘を締めて体を開き下手から相手を地に這わせるように投げる。 体の開きが不十分だと浴びせられる可能性大。 顎で相手の肩を締め、肘を締めて相手を真下に引き摺り落とす。 14: 腰投げ【こしなげ】 上手でも下手でもよいし、廻しを取っていなくともよい。 腰を深く入れ、相手を自分の腰に完全に乗せて前へ大きく投げ飛ばす大技である。 15: 首投げ【くびなげ】 相手に差されて寄られた時に一発逆転を狙う捨て身技である。 片腕を首に巻いて投げるが、もう一方の腕は相手の肘を抱えるか、腕を返すかしないと決まらない。 16: 一本背負い【いっぽんぜおい】 立ち合いか、突っ張り合い、または押し合いに際し、敵が出端に出してくる利き腕を、素早く引っ張り込んで肩に担ぐようにして前へ投げる技である。 17: 二丁投げ【にちょうなげ】 廻しを引く引かぬの如何を問わず、片足を敵の両足の前に引っ掛けてぐいと大きく投げを打つ。 よほど足と腰が強くないと決まらない。 18: 櫓投げ【やぐらなげ】 上手、下手の両廻しを引き、投げる方の膝または腿を相手の内股に入れて吊り上げ気味に思い切り良く振り廻して投げ捨てる。 実に華やかな技である。 腰などの力がないととても決まるものではない。 19: 掛け投げ【かけなげ】 敵の差し手を小手に巻いて、あるいは首に巻いて足を内掛けに搦んで小手投げを打つのが元来の掛け投げ。 しかし現在は、組み手に関わらず内掛けから足を上げて投げると全て掛け投げとしている。 20: 掴み投げ【つかみなげ】 上手であろうと下手であろうと一本廻しを掴み、相手を真上にエイと吊り上げ、右廻しからなら右へ、左廻しからなら左へ振り飛ばすか、 または、ブンと掴み上げざま廻しを放して相手を俯せに落とす強引な技。 掛け手 21: 内掛け【うちがけ】 両褌を自分の方に引きつけて、自分の足を敵の真ん前の方の足の内側へ引っ掛ける技。 敵の足の下の方、できるならば足首に掛けるのが良く、掛けたあとは力を抜いて靠れ込む。 足を掛けたあとは力を抜いて靠れ込む方が決まりやすい。 22: 外掛け【そとがけ】 両褌を自分の方に引きつけて、自分の足を敵の真ん前の方の足の外側へ掛けて倒すか土俵から出す技。 23: 手斧掛け【ちょんがけ】 片方の足先を曲げて、対角線側にある相手の足に内側から掛け、寄るなり突くなり捻るなりして倒す技。 24: 切り返し【切り返し】 最もよく見られるのは、片足を相手の足の後ろ外側に踏み込んで相手を仰向けに倒す形。 投げの防ぎ手として、また内掛けの返し手としてもよく使われる。 但し、本来は相手が投げまたは掛けにきた時にその反対側に相手の体を後ろざまに捻り捨てる技であるから、 相手が外掛けまたは切り返しにきた時に内搦みに倒しても切り返しとなるべきである。 25: 河津掛け【かわづがけ】 いずれかの足を相手に内掛けに搦め、自分の体を後ろに倒すようにしながら掛けた足をはね上げ、相手が自分の下になるように捻じり倒す荒技。 相手の首を巻いて掛けることが多いが、小手に巻いて掛けることもある。 26: 蹴返し【けかえし】 四つに組むか、押し合い突き合いにおいて、単に足を内側から蹴って倒すか、蹴って引き落とす技。 27: 蹴手繰り【けたぐり】 立ち合いざまに足を飛ばして手繰り落としたり、突っ張り合い、押し合いで蹴って手繰る。 現在は叩く場合も含む。 28: 三所攻め【みところぜめ】 下手を深く差して喰い下がり、機を見て差した方の足を内掛けに搦め、反対のほうの手で内枠でも外枠でもよいから渡し込み、頭で相手の胸乃至腹を押して倒すのが基本型。 足は外掛けでもよい。 29: 渡し込み【わたしこみ】 押し合い寄り合いのときに、腕を突きつけるとともにもう一方の手で敵の足を引っ張り込んで倒す技である。 足は内からでも外からでも取って良い。 内側から取るのを「内枠」、外側からなら「外枠」という。 引っ張り込むといっても持ち上げるほどではなく、これを支点にしながら腕を突きつけて倒すものである。 30: 二枚蹴り【にまいげり】 基本型は、四つに組んで下手を引きつけ、上手から吊るようにして自体を反らしながら差し手側の足を外から飛ばして足首のあたりを蹴り払うもの。 上手下手が反対でもできるが、下手側の足を飛ばした方が効果が高い。 決まると実に鮮やかである。 31: 小股掬い【こまたすくい】 出し投げを打つかして相手の横につき、相手がハッとして反り身になり、重心が後ろに傾いたときに、自分に近い側の相手の内腿を掬い上げて倒す。 32: 外小股【そとこまた】 出し投げを打つかして相手の横につき、相手がハッとして反り身になって重心が後ろに傾いたときに、自分に近い側の相手の内腿ではなく外腿を掬い上げて倒す。 33: 大股【おおまた】 出し投げを打たれた相手が小股掬いを恐れて反対の足、即ち自分から見て遠い方の足を踏み込んできたときにその足を内側から掬って倒す。 34: 褄取り【つまどり】 相手を出し投げで泳がせるか、脇へ抜けて前にのめらせ、後ろについて相手の片足の爪先を取って引き上げ倒す。 以前は足首を取っても褄取りだったが、平成12年末決まり手追加で小褄取りを復活させた際、爪先を取って倒す場合のみを「褄取り」として定義し直した。 35: 小褄取り【こづまとり】 突き合い中や立ち合いに低く入って相手の足首から踵を正面から取って大きく持ち上げ倒すか、 相手の後ろから足首を引き上げて前に這わせるか土俵から追い出す技。 即ち、前または後ろから足首を取って引き上げる。 平成12年末の決まり手追加により復活。 横から取ると裾取りに入れられることになる。 36: 足取り【あしとり】 片手で相手の腿を外側から、 もう一方の手では内側から足首辺りを取り、自分の頭は取った足の腿につけて靠れ込み、こうして倒すか押し出すもの。 但し現在は、足を取って決まった場合で、他に相応しい決まり手が見つからない場合には、総て足取りを採る。 37: 裾取り【すそとり】 昭和30年にできた新名称で、相手が打った投げを堪えながら、 つまり相手の横についている状態で 腕を伸ばして相手の足首を外側から取り、渡し込むように倒す技。 相手の真正面または真後ろから足首を取ると、小褄取り。 38: 裾払い【すそはらい】 昭和30年にできた新名称で、相手の横に喰いついて、自分の近くにある相手の足の踵を後ろから蹴って仰向けに倒す技。 反り手 39: 居反り【いぞり】 相手の脇の下に頭を入れて喰い下がり、相手が寄ってくるのに対し腰を落として反り返って倒すか土俵外に出す。 40: 撞木反り【しゅもくぞり】 相手の差し手の肘を抱え込み、その腕の下に潜りながら、一方の手で相手の内腿を取って完全に肩に担ぎ上げ、反り倒す。 丁字形に重なり倒れるその形が撞木に似ているところからついた名前。 41: 掛け反り【かけぞり】 現在は足を搦ませて反れば掛け反りを取ることになっているが、 本来は、頭を相手の脇の下に入れ、頭と反対の方の足を外掛け、内掛け 河津掛け 、切り返しのどれかの形にして反る技。 反りの中では最も易しいとされるが、とんと見ない。 42: 襷反り【たすきぞり】 相手の差し手の肘を抱え込み、その腕の下に潜りながら、一方の手で相手の内腿を取って、相手の体を背負ったようにしながら、後ろに反って倒す技。 相手の体が和装の襷掛けの形に似るから、襷反り。 43: 外襷反り【そとたすきぞり】 相手の差し手の肘を掴み 相手の差し手が左なら右で掴む 、もう片手 前記の体勢ならば左 を相手の差し手の上から廻して相手の足 前記の体勢のときは左足 の内側に当てて反るようにする。 相手は差し手の肩が極まって手 この体勢では右手 を着くことになる。 44: 伝え反り【つたえぞり】 相手の差し手の手首あたりを取り、その下つまり相手の脇を潜り抜けながら体を反らせて相手を倒す技。 平成12年末に追加された。 捻り手 45: 突き落とし【つきおとし】 相手の腋の下に外側から親指を入れ、他の指を揃えて肩に当て、捻りながら相手の体を突きつけるようにして落とすのが基本的な突き落とし。 上手でも下手でもよい。 おっつけから突き落としに変化する場合もある。 46: 巻き落とし【まきおとし】 差して一杯に押してきたとき、相手の上体が伸びて上手側の足が流れたとき、或は投げにいって相手が外掛けにきたときなど、 咄嗟に相手の体を下手に押さえ、上手側は小手に巻くか突き落とすかして、差した方に巻いて落とす。 47: とったり【とったり】 立ち上がりざま、突き合い押し合い、小手投げ崩れのいずれかで、相手が差しにくる腕 以下括弧内の左右は、相手の右を取った時のもの を取る場合、 一方の手 右 で相手の手首 右 を掴み、もう一方の手 左 では取った腕の肘 右 を下から抱え込むようにして相手の横 右 に並ぶようにして自分の肩を入れ、曳き廻すようにして捻り捨てる技である。 48: 逆とったり【さかとったり】 返し技の逆とったりは、相手がとったりを打ってきた時に、取られた腕を抜くようにして、反対の手で抱えている相手の手首を持って腰を捻じるようにして振る。 返し技でない逆とったりは、一本差して、相手がその腕を取ろうとする時に相手に背を向けて取られた腕を引っ張って振ると、先にとったりを引いたことになって相手がのめる。 49: 肩透かし【かたすかし】 浅く四つに組んで、差し手を相手の腋の下に引っ掛けるようにして前に引くと同時に、一方の手で相手の肩のあたりを叩くか首根っこを掻くようにして曳き廻して倒すのをいう。 決まれば相手は四つん這いになるのが普通。 体を開くことが肝腎である。 50: 外無双【そとむそう】 下手に入った腕を逆に返して、対角線上にある敵の外腿に当てながら、もう一方の腕では相手の差し手を殺して巻き込み、捻り廻して落とす技である。 上から潰される危険性が高く、難易度は極めて高いが、決まると誠に鮮やかである。 51: 内無双【うちむそう】 自分の上手側の手を内転させて相手の差し手の方の内腿に当てて払うようにしながら、 自分の差し手で巻くような恰好で体を捻ると相手の差し手は肩から極まって倒れるというもの。 52: 頭捻り【ずぶねり】 頭を相手の肩か胸に当てておく、或は相手の腋の下に入れてもよい。 そして頭を軸にして捻り倒すのをいう。 肘を掴んで捻るのが最も多いが、前褌を取って捻ってもよい。 但し廻しを取って捻った場合、正式発表においては上手捻りや下手捻りを採られている。 53: 上手捻り【うわてひねり】 四つに組んで、上手からグイと捻って相手を制圧する。 迂闊にやると出足を誘うので注意を要する。 54: 下手捻り【したてひねり】 下手廻しを取って真下に捻る。 相手の足が流れているときに捻るとコロリと転がる。 55: 網打ち【あみうち】 主として土俵際での捨て身技。 相手の差した腕のつけ根辺りを両腕で抱えて極め、右腕を抱え込んだなら自分の右方向に捻り倒す。 抱える手の形は、相手の右腕を抱えているなら、左腕は外から、右腕は内から抱える。 投網を打つ様子に似ていることから出た名。 56: 鯖折り【さばおり】 廻しを引いて相手の体を引きつけながら、上からのしかかるようにして膝を着かせる力技。 上背、体重ともにないと難しい。 長身の力士が両上手で行うことが多い。 57: 波離間投げ【はりまなげ】 「投げ」となっているが捻り技である。 相手が低く腰に喰いついて寄ってきた時、片手は普通の上手の取り方で、もう一方の手では相手の肩越しに、元々取っていた上手と拳を並べるようにして上手を掴み、打っ棄るように振り捨てる。 58: 大逆手【おおさかて】 上手から引きつけ、相手が出てくるところ、腰のバネを利かせて上手から吊るようにしつつ上手方向に振り倒すか、土俵外に振り飛ばす技。 平成12年末の決まり手追加により復活。 59: 腕捻り【かいなひねり】 相手の片手を両手で取って撓める形から外側に捻り倒す。 相手が寄り返す端を捻ることが多い。 60: 合掌捻り【がっしょうひねり】 四つに組んで、相手の差し手を抱えられなかったとき、下手と上手を相手の背で合掌に組んで、上手の方で相手の肩を押さえ込むようにして引き据える技である。 61: 徳利投げ【とっくりなげ】 相手が両筈か浅い両差しで押して出てきた時に、両手で相手の首を挟み、左右いずれかに捻るようにして投げる技で、首捻りの一種。 徳利の首を両手で押さえて転がすように見えるのでこの名がある。 立ち合いいきなりやることもある。 平成12年末の決まり手追加により復活した。 62: 首捻り【くびひねり】 片腕で相手の首を巻き、もう片腕は相手の腕を小手に巻いて、いずれかの方向に直角に捻り落とす技。 首側へ捻るのは割合にたやすいが、小手側へ捻るのは至難といえる。 昭和以降、どちら側に捻るのか解釈が揺れたが、相手の首を攻めて捻っておればどちらでもよい。 63: 小手捻り【こてひねり】 四つに組んで上手を取らず、小手に巻いてその側に捻り倒す。 但し、小手側に捻っても、相手の首を押しつけて捻り倒せば、首捻りに入れられる。 特殊技 64: 引き落とし【ひきおとし】 相手の腕を取って引く、または前褌を取って真っ直ぐに引き、相手を這わせるか膝を着かせる。 相手に触れないで自分が下がって相手を這わせてもよい。 65: 引っ掛け【ひっかけ】 立ち上がりか、突っ張られたときかに自分の体を躱し、出端の相手の利き腕を自分の手に引っ掛けて前に捻り倒すか土俵外に飛び出させる技である。 相手の右腕を取ったなら自分の右側前に捻る。 66: 叩き込み【はたきこみ】 相手が低く出てくるのに対し、体を開いて相手の首、肩、背を両手または片手で叩いて這わせる技である。 67: 素首落とし【そくびおとし】 立ち合いざまか、突き合っているときに、相手の出端を去なし、首を掻くようにして前に引き落とす技。 平成12年末の決まり手追加により復活。 68: 吊り出し【つりだし】 相手の体を完全に持ち上げて土俵外に運ぶ。 主に胸を使って相手を運ぶ。 吊ったらば差し手側に歩くのが定石とされ、上手側に歩こうとすると外掛けでぐらつき倒れる。 69: 送り吊り出し【おくりつりだし】 平成12年末追加。 相手の後ろに廻って、後ろから抱きついて抱え上げ、土俵外に運び出す。 70: 吊り落とし【つりおとし】 昭和30年にできた新名称で、当時は、相手の後ろに廻って吊り上げてから土俵に叩きつける荒技としたが、 実際は後ろでも前でも「吊り落とし」が採られ、平成12年末の「送り吊り落とし」新設により、こちらは前から吊り上げて落とした時のみの技となった。 71: 送り吊り落とし【おくりつりおとし】 平成12年末追加。 相手の後ろについて相手を吊り上げてから叩きつけるか引き据える荒技。 72: 送り出し【おくりだし】 相手の後ろに廻って押し出すのをいう。 相手の動きに対処できないために後ろに廻られて敗れる。 稽古が不足するとこの手で敗れることが多くなる。 73: 送り倒し【おくりたおし】 相手の後ろにつき、土俵内外で相手を倒した際の名称。 昭和29年にできた新名称である。 平成12年末の「送り」技大量追加 細分化 により、相手の後ろについて足を掛けずに真っ直ぐ前方に倒した場合にのみ適用されることになった。 協会の定義では土俵内において相手が倒れた場合にのみ適用することとなっているが、円の外に相手が倒れても送り倒しとされているのが実態である。 74: 送り投げ【おくりなげ】 平成12年末追加。 相手の後ろに廻って抱きつき、左右いずれかに投げ倒す。 75: 送り掛け【おくりがけ】 平成12年末追加。 相手の後ろから足を掛けて相手を倒す。 掛けの形態は問われない。 76: 送り引き落とし【おくりひきおとし】 平成12年末追加。 機をみて相手の後ろに廻って抱きつき、相手が送り出されまいとして堪えるところ、後ろ下へ引いて相手に尻餅をつかせる。 77: 割り出し【わりだし】 典型的なのは、一方に相手の差し手を抱え、もう一方の手は相手の喉、二の腕、胸に当てるか筈に宛がい、抱えた方へ捏ねながら、相手が差し手側ではない方に体を寄せてくるのを、割るようにしてグイと土俵外に出すことをいう。 典型例で抱えているとした側は、上手を引いていてもよいし、下手であっても構わない。 78: 打っ棄り【うっちゃり】 土俵際で腰を落とし、自体を弓なりに反らせて相手を左右いずれかに振り捨てる。 体が割れるかどうかが決め手となり、体が割れないと寄り倒しの負けとなる。 79: 極め出し【きめだし】 相手の差し手を外側から抱えて締め上げ、関節を動かせなくして土俵外に出すことである。 80: 極め倒し【きめたおし】 相手の差し手を外側から抱えて関節を動かせなくし、相手を倒した時の名称である。 81: 後ろ靠れ【うしろもたれ】 相手が後ろに喰いついたとき、いちかばちかで後ろに靠れ込んで重ね餅に倒れるか、土俵から出す。 相手が抱え出そうとして後ろに倒れるというような場面でない限りあり得ないと思われるが、 平成10年からの僅か3年の間に関取の相撲で2つも出たこともあり、平成12年末に正式に決まり手として採用された。 82: 呼び戻し【よびもどし】 四つに組んで差し手を返し、一方は上手から呼び込むようにし、相手がこれを堪えようとするところに差し手を突きつけると、反動で大きく浮き上がって墜落する。 上手側は抱えていてもいいし、差し手の方は筈でもよい。 相手を呼び込む際に外掛けが飛ぶと呆気なく倒される可能性がある。 非 技 非1: 勇み足【いさみあし】 攻め込んでおいて相手が土俵内に残っているにもかかわらず思わず足を踏み出してしまうものである。 バタ足気味だと確率が上がる。 非2: 腰砕け【こしくだけ】 相手の重量がかかっておらず、自分の不注意から腰を入れすぎたりして、勝手に腰から崩れ落ちる場合をいう。 非3: 着き手【つきて】 相手が何もしていないのに 引いていることもあるが 、自分の体勢が下がりすぎて土俵に手を着いてしまうこと。 平成12年末復活。 非4: 着き膝【つきひざ】 寄り身にしろ押しにしろ自らの不注意から、あるいは稽古の不足から膝をがっくりと土俵に着いてしまうこと。 平成12年末復活。 非5: 踏み出し【ふみだし】 相手の力が加わらないまま自ら土俵を割るか、攻められて体勢を立て直さんとしたところで足を出したときの名称。 平成12年末追加。 禁 手 1 握り拳で殴ること。 2 頭髪をつかむこと。 3 目または水月等の急所を突くこと。 4 両耳を同時に両掌で張ること。 5 前立褌をつかみ、また、横から指を入れて引くこと。 6 のどをつかむこと。 7 胸、腹をけること。 8 一指または二指を折り返すこと。 参考文献 を作成したときに主に参照したのは、以下のものである。

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【大相撲】珍しい決まり手6選!いまだ出てない幻の技も!

裾取り 決まり手

決まり手とは? 相撲における決まり手とは、取組で仕掛けた力士によって勝ちが決まったときの技を決まり手といいます。 現在は・・・・・の82手とという5つの勝負結果があります。 また、という反則もあります。 基本技は「決まり手」とも言われており、勝敗をつけるときに力士同士が掛け合う技のことです。 大きく分けて7種類に分けられており、突き出し・押し出し・浴びせ倒し・寄り切り・寄り倒し・押し倒し・突き倒しに分かれます。 初心者の方は、まずは基本技から練習することも多いです。 そして、テレビ中継などされている相撲でも基本的には、基本技を多く見ることが可能です。 他の特殊技なども出されることがありますが、まずは基本技をマスターできるようにしましょう。 基本技一覧 相撲の投げ手とは、決まり手の一つであり、さまざまな力士が行う決め手の一つでもあります。 全てで13個の投げ手がありますが、よく使われている投げ手と使われることがほとんどない投げ手に分けることができます。 そのため、相撲ファンの方でも一度も見たことがない投げ手もあります。 投げ手は言葉の通り相手の力士を投げるようにする決まり手であり、力がある力士ではないと決めることができない決まり手が多いです。 投げ手は迫力のある決まり手が多いことが特徴的です。 投げ手一覧 相撲の決め手にはいくつかの種類に分けることができ、その中に掛け手があり、18種類の技が含まれています。 掛け手は足技を絡めて行う技が多いため、力に自信がない人でも成功させることができます。 また、体格差がある場合でも投げ手などと比べると圧倒的に仕掛けやすくなり、勝利率を高めることも可能です。 そのため、比較的小柄な力士が使用することが多いです。 18種類の掛け手の中にはあまり使用されることがない技も含まれており、珍しい決め手も存在しています。 掛け手一覧 相撲の反り手とは、決まり手の一種類でもあり、勝敗を決める大きな技でもあります。 全てで6種類の反り手があり、迫力のある技も含まれています。 大相撲の取り組みで見かけることは少ないですが、なかには反り手を得意としている力士もいます。 投げ手のように相手を投げるような反り手もあり、力技になることも多いです。 反り手の多くが相撲とは違う技のように見えてしまうこともあるほど珍しい決め手が多い特徴があります。 レスリングの技に近い反り手も多く含まれています。 反り手一覧 捻り手とは決まり手の種類の中でも数が多い決まり手の一つでもあります。 全部で19種類と豊富に用意されており、状況によって活用することができます。 決まり手の中には投げ手のような迫力のある決まり手もありますが、捻り手はそこで迫力がない場合が多いです。 迫力がない分さまざまな力士でも活用することができるメリットがあり、取り組内でも見かけることが非常に多いです。 捻り手は体を捻る動作が含まれるため、柔軟性に優れている力士が得意とする決まり手でもあります。 捻り手一覧 相撲協会が定めている決まり手は今現在82種類あります。 その内訳は、基本技7、投げ手13、掛け手18、反り手6、捻り手19、特殊技19となっています。 実は歴史は非常に古く、戦国時代には既に相撲の技を表す言葉が考えられており、その記述が戦国時代から安土桃山時代の史料「信長公記(しんちょうこうき)」に残されています。 この資料には投げ手、掛け手、反り手、捻り手の48手が既に記されているようです。 そんな古い技の中には含まれていませんが、ここで紹介する特殊技とは名前の通りなかなか難しい技の決まり手です。 中には非常に技のレベルが高く横綱などが力を見せつけるのには、ピッタリと言えるような技もあります。 その他にも、決まり手として登録されたにもかかわらず、なかなかお目にかかれない技もあります。 このように決まり手の中でも名前の通り特殊な技が多いのです。 特殊技一覧 大相撲の勝敗は技を仕掛けて、その仕掛けた技が決まって勝負がついた場合はその技のことを決まり手と呼びます。 この決まり手は、日本相撲協会で定められており大相撲の長い歴史の中で少しずつ追加されたりして変わりながら現在は決まり手が82手、非技が5つに規定されています。 非技とは決まり手ではなく、自ら勝ち星を相手にあげてしまうことなので勝負結果としての扱いになります。 大相撲だけでなくアマチュア相撲においても同様の決まり手と非技が適用されます。 非技一覧 相撲にはさまざまな技があり、決まり手の中に投げ手や掛け手などがあり、禁じ手も同じ分類に入れられてしまいがちですが、反則技のことであるため、全く異なります。 禁じ手を行うとその場で負けが決まってしまいます。 番付が低い力士ほどと行ってしまいやすく、上の番付になれば知識も蓄えられているため、禁じ手を行うことは少ないです。 そのため、番付が上の力士が禁じ手を行ってしまうとブーイングが起きやすくなり、力士の品位を損ないかねません。 禁じ手一覧 まとめ 今回は大相撲の決まり手について解説してきました。 決まり手について知っておくことで、よりテレビを楽しく観ることができたり、観戦の際も役立つはずなので、記事を参考に相撲に興味をもってもらえると嬉しいです。

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【大相撲】決まり手一覧(大相撲八十二手・五非技)

裾取り 決まり手

大相撲の珍しい決まり手6選! 以下、大相撲の決まり手で特に珍しいものを6つ一覧で紹介します。 橦木反り 相手を肩に担ぎ上げ、そのまま反って倒すという豪快な決まり手。 決まり手制定以降、幕内はもちろん十両以下全ての段で1度も決まったことがないまさに幻の技。 恐らく、決まり手として最も見られない決まり手といえる。 記録としては、1929年秋場所に常陸嶌が鞍ヶ嶽に決めたのが唯一。 掛け反り 相手の脇に頭入れた状態から、反って倒す決まり手。 決まり手制定以降、いまだ幕内で決まったことがなく、その他の段でもめったにお目にかかれない。 記事: 外たすき反り 四つ相撲から、上手で相手の差し手の手首をつかみ、その反対の下手で相手のつかんだ腕の向きの太ももすくい上げるよう(右腕をつかんだなら、相手右の太もも)して、体を反らして倒す。 「たすき反り」よりもさらに取組では見られず、決まり手制定以降、幕内で決まったことはなし。 呼び戻し 四つ相撲から強引に引きつけ、そのまま叩きつけて倒すといった、先の橦木反りと負けず劣らずの豪快な決まり手。 別名「 仏壇落とし」とも。 近年ではほとんど見られなくなった決まり手であるが、過去には太刀山、玉乃海、若乃花(初代)が得意とした。 記事: 褄取り 四つ相撲から、相手の横につけるように大きく回り込み、相手の流れた足をつかみ上げて倒す決まり手。 幕内では、2000年3月場所で曙が土佐ノ海に決めた褄取りが、唯一記録として残っている。 外無双 四つ相撲から、交差するように差し手を相手の膝の外側にかけて払うと同時に、上手で相手の差し手を抱えながら、体を捻って倒す決まり手。 最近でこそ、旭鷲山が何度か決めていたが、基本的には幕内ではまずお目にかかれない技。 記事: 総括 補足として、実は大相撲の取組において、見られる頻度の高い上位十手の決まり手だけで、約8割を占めています。 つまり、決まり手の大半は、その確率的に言って全て珍しい決まり手となるわけです。 例えば、今回取り上げなかった、つかみ投げ、櫓投げ、三所攻め、外小股、大股、裾取り、鯖折り、合掌捻り、送り吊り出し、割り出しなどといった決まり手も十分に珍しい決まり手となりますし、幕内だと数十年に1度見られるかどうかといった決まり手もこの中に含まれます。 今回は、あくまでも決まり手の中でも特に珍しいものを取り上げたに過ぎないので、他の珍しい決まり手もぜひ調べてみてください。

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