イノベーティブ フューチャー。 データ人材育成大学院は社会人学生の増加を後押しする

「イノベーティブ・フューチャー」1135億円、6年ぶりの大型設定 みずほ証券が販売

イノベーティブ フューチャー

朝倉: みずほ証券の「グローバル・エクイティ戦略」が証券業界で注目を集めています。 戦略を掲げて3年が経過し、投資信託の販売では目を見張る成果が表れています。 この戦略のねらいとは? 福家氏: グローバル・エクイティ戦略は、「日本の家計の豊かさの増進に貢献したい」という想いから打ち出したものです。 日本と米英の家計金融資産の推移をみると、米英と比較して日本の家計金融資産の伸びが明らかに低い。 それは、資産配分が安全資産に偏りすぎていることに起因しています。 中長期的に安定的なリターンを実現するには、『長期』『分散』『継続』投資で一定のリスクを取ることが不可欠です。 そして、その投資対象として最適なのが世界経済の成長、すなわちグローバル・エクイティだと歴史が語っています。 世界経済は一時的には停滞することはありますが、着実に成長しています。 もっとも、個人が世界各国の株式から個別銘柄を選択するのは極めて困難です。 みずほ証券株式会社 副社長執行役員 福家 尚文氏 本格的に取り組むにあたって、まずグローバル・エクイティを対象とした世界中の投資信託から、高い運用実績のみならず、信頼できる運用哲学を含めてファンドを探しました。 そこで出会ったのがモルガン・スタンレー・アジアで活躍しているクリスチャン・ヒュー氏です。 戦略検討当時、2007年12月からのパフォーマンスでは、彼のチームの「グローバル・オポチュニティ・ポートフォリオ」による運用実績が群を抜いていました。 その投資哲学はシンプルです。 ハイクオリティ株式を割安な水準で買って長期に保有する。 全世界の株式の中から高い品質の企業だけを選りすぐってポートフォリオを構築するというファンドです。 ブームになっている特定のテーマに偏らない長期運用に適した投資哲学が我々の戦略にピタッと合致しました。 当初募集時は、総額90億円と小さくスタートしましたが、この3年半で残高は着実に積み上がり、5,000億円に迫る規模に拡大しています。 また、基準価額も順調に上昇し、この2月には『グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)』が20,000円を突破。 ちなみに定期預金で元本を倍にするにはざっと1万年かかる計算です。 そのほか、ファンドの運用哲学や投資対象銘柄数、歴史やリスク・リターンの違いなどを念頭に、グローバル・エクイティに関する株式投信のラインアップの充実を図りました。 例えば米国のARK社が運用する、イノベーションをもたらす革新的技術が実際に普及するまでの段階を示したイノベーション・サイクル全体を対象とする『グローバル・プロスペクティブ・ファンド (愛称:イノベーティブ・フューチャー)』や、歴史と実績を誇る世界的な運用会社、ティー・ロウ・プライス、キャピタル、フィッシャー、JPモルガンなどのファンドを追加し、グローバル・エクイティの範疇で分散投資ができるように展開しています。 現在、グローバル・エクイティ関連ファンドの残高は1兆7,000億円、お客さまの含み益も約4,000億円に拡大。 当初の構想通りではありますが、まだまだ3合目、これからが本番です。 銀行預金からのシフトやお客さまがお客さまを呼ぶ紹介が顕著にみられました。 その結果、ほかの投資信託を換金した資金で購入されたお客さまが約25%と相対的に少なかった一方で、現金で購入された方が半数以上となるなど、とても良い形での新規設定となりました。 新規設定ファンドに1,470億円。 インフレ調整後の実質リターンで、200年間もの期間、安定的に年率7%前後の成長が続いているのです。 例えばアメリカインディアンがオランダ人にマンハッタン島をわずか24米ドル相当の品物で売却してしまったという有名な逸話があります。 しかしながら、もしその後の400年間、その24米ドルを年率7%で運用していたなら現在は約1,300兆円。 マンハッタン島をいくつも購入できます。 1940年以降の80年間では、名目で4,000倍。 この期間にいくつもの大きな世界的危機(戦争、テロ、災害、恐慌、事件等)が発生しましたが、そのすべてを飲み込んで米国経済を中心に成長を続けているのが世界経済。 これがファクト(事実)です。 そして、その世界経済の成長に見事に呼応しているのが米国株式をコアとしたグローバル・エクイティということです。 もちろん、ひと月や1年といった短い期間で考えた場合、相場の動きは不安定で予測不能です。 とはいえ、人口増をベースとして世界経済が拡大し続ける蓋然性は極めて高いといえるでしょう。 なぜなら経済成長のエンジンは消費です。 人が増えればそれだけ需要が増え、経済規模が大きくなるのが自然の流れです。 未来は今作る。 今やらないと未来に輝くことはできません。 投資の最大のリスクは、短期の価格変動リスクではなくて、大きなリターンが得られるグローバル・エクイティに資金を投入する機会を逸することです。 モーニングスター株式会社 代表取締役社長 朝倉 智也 福家氏: 私がこの考え方を強く意識したきっかけは1987年のブラックマンデーを経験したことです。 10月19日(月)のNYダウ平均は、前週末から508米ドル、率にして22. 6%も一気に暴落しました。 日本でもメディアを中心にまるで世界の終りのように騒ぎ立てていました。 約2,500米ドルだったダウ平均はその後1,600米ドルまで下落を続けました。 暴落前の2,500米ドル前後で売却した投資家が正解だったのか。 その後のダウ平均は1999年に1万米ドル、2017年には2万米ドルを超え、今や3万米ドル突破が目前です。 つまりラッキーと思えた2,500米ドルでの売却はその後の莫大な果実を享受する機会を失うことになりました。 グローバル・エクイティ投資で成功する秘訣は、一時的な恐怖でパニックにならないこと。 バスから降りないことといえるでしょう。 When is the best time to start investing? My answer is today. 分散投資という観点でポートフォリオの半分は債券を組み入れるべきだという考えもあります。 しかしながら、そもそも日本の個人金融資産の50%以上が現金預金に偏っているということ。 さらに言えば先進国の国債利回りは、ゼロ%やマイナス金利です。 低金利環境下、このような資産を過度にポートフォリオに組み入れる意味が私には見出せません。 ほとんど利息を生まないうえに価格でいえばこれ以上の上値が期待できない最高値圏にあるからです。 Time, Not Timing. 伸びる世界と停滞する日本 朝倉: 金融庁はフィデューシャリー・デューティー(FD(Fiduciary Duty):顧客本位の業務運営)を求めています。 「グローバル・エクイティ戦略」について、FDの観点から掘り下げてください。 福家氏: 我々の仕事の目的は、証券業の大義を果たすことです。 日本の資産を世界で生かす。 日本の家計の豊かさの増進に貢献する。 そのために分散投資で投資の成功体験を積み上げたい。 それだけです。 金融アドバイスにFDが強く求められるのは、金融商品の特性からだと考えます。 他方FDが追求される仕事ができること自体に誇りと喜びを感じています。 したがって、お客さまのニーズに合った商品を提供するだけではプロのアドバイザーとしてはまったく不足です。 我々に求められているのは、「お客さまのニーズをとらえる、察知する、明らかにする、先取りする、創造する」といった投資アドバイスのプロでないとできないコンサルティング力です。 お客さまのニーズは多種多様。 金融商品も多種多様。 我々の仕事は、最適なお客さまに最適な金融商品を的確に提供することです。 よって、決して「グローバル・エクイティ・ファンドだけをプッシュする」ということではありません。 みずほ証券の独自戦略の一つということです。 日本の個人金融資産1,860兆円のうち有価証券は295兆円。 預貯金残高が過去最高を更新し続ける一方で、有価証券の残高は30年前と変わりません。 ではなぜ投資をしないのか。 「わからない」「知識がない」「損をしたくない」「きっかけがない」が、その大半の理由です。 投資で成功する秘訣は、『長期』『分散』『継続』です。 誰もが知っている言葉です。 ただし、実践している人はまれです。 『日本に住んで、日本の企業で働いて、日本円で報酬を得て、日本円で貯蓄する』という日本人の大半の行動様式は、日本国内で完結しており、世界の成長を享受できないため合理的とはいえません。 この現状を打破したい。 合言葉は「Time, Not Timing」すなわち、投資アドバイスのプロとして、大事なのは「Timing」ではなくて「Time」。 日本の資産を世界で生かすことの必要性を豊富なファクト(事実)で示した資料を作成し、繰り返し、繰り返し、直接営業社員を啓発する。 この3年で39回勉強会を開催し、延べ1万名が参加しました。 加えて105支店すべてに訪問し直接自分の言葉で伝える。 来年度からは3巡目に入ります。 営業社員の一人ひとりが「Time, Not Timing」を自分の言葉で語れるようになることを目指して。 このファクト集が示しているのは、「ジャパンアズナンバーワンというような日本神話」からの脱却です。 世界に占める日本の比率が、人口やGDPをはじめとしてどんどん小さくなっている事実に目を向けること。 そして今後50年、その縮小スピードはますます速くなることを認識することです。 日本人特有の根拠のない妄想や願望を脱ぎ捨てる必要があります。 証券業の大義を胸に資産運用の成功体験を積み上げる 福家氏が世界経済、証券市場の歴史などを長い時間軸で記録してきたデータ集 とはいえ過去50年がそうだったように、今後の50年も不安定で不透明で不確実な時代が続くことが確実です。 短期的に不安定な時期を気にせずやり過ごすことが肝要であることを、世界経済の歴史は語っています。 長期投資とは、未来の世界経済の成長を信じる力です。 タイミングを計っていては動けません。 まずは投資すること。 まかぬ種は生えません。 たとえタイミング悪く下落相場にあたったとしても、下落時に買い増しすることで市場が回復するとリターンのアクセルにもなります。 相場の格言に例えると『損せぬ人に儲けなし』。 我々の取り組みは、まだまだこれからです。 ここからが本番です。 グローバル・エクイティ・ファンドの残高5兆円、お客さまの含み益2兆円の実現が当面の目標です。 日本の家計に投資の成功体験が積み上がった状況を想像するだけでワクワクします。 「貯蓄から投資へ」の流れは一気に変わる。 資産運用ビジネスは縮小日本における数少ない成長産業です。 1に直結すると確信しています。 コロンビア大学卒業、マサチューセッツ工科大学で経済学博士号取得。 ウィズダム・ツリー・インベストメンツの上級投資戦略アドバイザー。 これら4つの要因により、現在の取り巻く環境が不確実性や不透明性を増した状況になってきているという時代認識を表す言葉。 ファンドの投資リスク 各ファンドは、値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替変動リスクもあります。 )に投資しますので、ファンドの基準価額は変動します。 これらの運用による損益はすべて投資者のみなさまに帰属します。 したがって、投資者のみなさまの投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により、投資元本を割り込み、損失を被る可能性があります。 また、投資信託は預貯金と異なります。 各ファンドの基準価額の変動要因は次のとおりです。 また、新興国の政治・経済状況等は一般に先進国より脆弱なため、カントリーリスクが大きい傾向があります。 詳しくは、各ファンドの投資信託説明書(交付目論見書)にてご確認ください。 ファンドの費用 アメリカン・ロイヤルロード 投資者が直接的に負担する費用 購入時手数料 購入価額に、 3. 3%(税抜3. 0%)を上限として、販売会社が別に定める手数料率を乗じて得た額となります。 信託財産留保額 ありません。 投資者が信託財産で間接的に負担する費用 運用管理費用 (信託報酬) ファンドの日々の純資産総額に対して 年率1. 463%(税抜1. 33%) 委託会社その他関係法人の概要 委託会社 ティー・ロウ・プライス・ジャパン株式会社 受託会社 三菱UFJ信託銀行• その他の費用については、定時に見直されるものや売買条件などに応じて異なるものがあるため、当該費用および合計額などを表示することができません。 詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)の「ファンドの費用・税金」をご覧ください。

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「イノベーティブ・フューチャー」1135億円、6年ぶりの大型設定 みずほ証券が販売

イノベーティブ フューチャー

近年、民間企業、行政、大学、NPO、住民が連携し、対話を行うことで新規ビジネスを創出する場「フューチャーセンター」に注目が集まっています。 現在、取り上げられている働き方の問題は、子育てと仕事のバランスや、長時間労働など、多数の要因が複雑に絡み合っており、簡単には解決できません。 またビジネスに関しても、ニーズが常に多様に変化しているため、従来の枠組みにとらわれず、将来を予測して新しいイノベーションを生み出すのは容易ではないでしょう。 だからこそ企業単独で課題解決に臨むのではなく、産学官民から様々な有識者、ステークホルダーが集まり、自由な発想で新しいアイデア、価値を生み出す取り組みが求められています。 フューチャーセンターは、あらゆるステークホルダーによる対話やコラボレーションを促進し、新しいアイデア・価値を創造する「場」・「オープンイノベーション」です。 今回は、フューチャーセンターの基本的な知識から、導入する時のポイント、企業の事例を紹介します。 フューチャーセンターとは?概念をメリットとともに紹介 フューチャーセンターとは、企業、政府、自治体、教育機関などの団体の枠にとらわれず関係者を幅広く集め、それぞれの知識や経験を掛け合わせて新たなアイデアや価値を生み出す「場」「オープンイノベーション」として、スウェーデンの知識経営研究者であるレイフ・エドビンソン氏が提唱しました。 その後、ヨーロッパ、特に北欧を中心にフューチャーセンターは多く設立されるようになりました。 オランダは政府が主導となり、「Country House」というフューチャーセンターを設立。 公務員のイノベーション活性化と各省ごとで断絶されていたコミュニケーションやアイデアの活発なやり取りを目的としています。 00年代中盤からはオープンイノベーションの新しい形として日本でも注目を集め、企業や大学、自治体で取り組みが始まりました(国内企業の事例は後述)。 フューチャーセンターでポイントとなるのは「共創」と「未来志向」です。 ここで言う「共創」とは、普段では関わる機会が少ない、自分とは立場が異なる業種やコミュニティの人・団体と協力し、新たなアイデアやサービス、価値を生み出すことです。 同質的な組織内においては、企業価値や風土から考え方が固まってしまい、従来の枠組みでしか物事を決定し得なくなる可能性があります。 ひとりで考え込んだり、従来通りのメンバーが集まって行う会議では、既存の枠組みから脱却した新しいアイデアや価値を生み出すことは困難です。 フューチャーセンターを取り入れることによって、産学官民、あらゆるステークホルダー 利害関係者 が集まります。 1つの組織だけでは解決できない複雑な課題や、中長期に渡る社会問題に対して創造的で多種多様な観点のアイデア・価値を生み出す拠点となるのです。 「未来志向」とは、物事を考える視点を未来に置いて、そこから現在を振り返る考え方です。 通常、現在・過去のデータや経験から未来の物事を考えます。 しかし、その方法ではあくまでそれまでのデータや経験の範囲内でしか考えられないため、多様で創造的なアイデアは生まれにくくなります。 理想の未来からスタートし、予測可能な問題への対処という発想に縛られず、より柔軟に思考するためにフューチャーセンター内で行われるのが「フューチャーセッション」です。 フューチャーセッションでは、特定のテーマについてのディスカッションやワークショップを行います。 フューチャーセンターの導入事例 フューチャーセンターは大学や自治体など、あらゆる場所で取り入れられていますが、企業は、どのようにフューチャーセンターを導入しているのでしょうか。 今回は日本国内5社の事例を紹介します。 富士ゼロックス株式会社 複写機やレーザープリンター等を製造販売する機械メーカーである富士ゼロックス株式会社は日本で初めてフューチャーセンターを取り入れた企業です。 富士ゼロックス株式会社の提供するフューチャーセンター「KDI Knowledge Dynamics Initiative Studio」では、「よりよい知を生み出していくには、さまざまな異なる知との相互作用を起こすような場の演出が必要である」との思想から、複数の空間をデザインしています。 「くつろぐためのゾーン」「ディスカッションを繰り広げるためのゾーン」など、状況に合わせた使い方が可能です。 『』富士ゼロックス株式会社 東京海上日動システムズ株式会社 主に東京海上グループの情報システムの設計・開発・保守・運用などを手がける東京海上日動システムズ株式会社は日本で2番目にフューチャーセンターを取り入れた企業です。 日常とは違った自由な雰囲気の中で、日頃の職場では解決しづらい課題をなごやかに、クリエイティブに議論する場を設けました。 その結果、約30名にもおよぶ従業員がファシリテーターとなり、研究会やワークショップは毎月10回程度も開かれるようになりました。 同施設は「研修センター」と「フューチャーセンター」を融合しており、人材育成とイノベーションの両立が目的です。 ロンドン・ビジネススクールのリンダ・グラットン教授を招聘した「人生100年時代における働き方」や「横浜100人カイギ」、SDGsについて考えるワークショップなどを開催。 地元に根付いた未来志向のワークショップを通じて、多くの交流を生み出しています。 『』株式会社富士通エフサス 株式会社NTTデータ 情報サービス事業で最大手の株式会社NTTデータは「INFORIUM豊洲イノベーションセンター」を設立しています。 企業と共に新たなアイデアの創出やイノベーションプランを考える「共創ワークショップ」や、産学官連携などを視野にいれた多様な関係者による対話の場を提供することで、新たなアイデアや問題の解決手段を模索しています。 『』 パナソニック株式会社 世界的な電機メーカーのパナソニック株式会社もフューチャーセンター「FUTURE LIFE FACTORY」で様々な活動を展開しています。 ボトルを振ると会話のきっかけになる質問やオノマトペなどの「音」が飛び出す機能を持つ「talcook(トークック)」を用いたイベントや遺伝子レベルでくつろげる空間の研究など、ライフスタイルに密接なテーマのもと新たなプロダクトの可能性を提示しているのが特徴的です。 『』パナソニック株式会社 フューチャーセンターを取り入れる際のポイント フューチャーセンターを導入するには、どのような点に気をつけるべきなのでしょうか。 「未来志向で創造的に対話するための場」を実現するための「フューチャーセンターの原則」を紹介します。 「問い」を設定する 「問い」の設定が重要です。 テーマを提起し、真剣に考えなければ解決できない「問い」を設けることで対話を進めます。 組織内だけでなく、社会全体の視点で考えなければならない「問い」でなければなりません。 多種多様なコミュニティから参加者を集める 意見やアイデアの均質化を防ぐためには、多種多様なコミュニティから人を集める必要があります。 行政やNPO法人に努めている人や、さらには消費者などが関わり、外部からもたらされる新たな知見を最大限に有効活用しましょう。 参加者の関係性を構築する 参加者の関係性を深めることで、複雑な問題を打開する可能性を高めます。 関係性を深めるためには、1人ひとりの話を傾聴することが大切です。 したがって、登壇者が大人数を相手に公演をするスタイルはフューチャーセンターには馴染みません。 少人数でインフォーマルにディスカッションする機会を創出しましょう。 4.その場ですぐにアウトプットする 早期に製品やサービスを作り出し、フィードバックをもらうことで欠陥や問題が徐々に解決する手法をプロトタイピングといいます。 フューチャーセンターにおいても、対話をするだけでなく、ディスカッションやワークショップ中に出たアイデアをすぐにアウトプットすることが大切です。 仮説の段階で話し合いを続けるよりも、目に見える形にすることで、アイデアのイメージが具体的になってきます。 中小企業にもフューチャーセンターを フューチャーセンターは大企業のように、資本が多くある組織だけが取り組めるわけではありません。 確かに、大企業のように大掛かりな施設を作ることは難しいかもしれませんが、中小企業でも参加できるフューチャーセンターは存在します。 例えば、一般社団法人 企業間フューチャーセンターは大企業から中小企業、フリーランス、NPO、自治体など幅広いコミュニティから人を募り、ワークショップを行っています。 テクノロジーの発達によって、これまで人の手で行っていた単純作業などは代替されていくと予測されています。 しかし、AIやロボットは過去のデータや経験からしか判断できません。 これまで前例がなく、予測不可能な未来へのアイデアを出すには、人間の手にかかっています。 フューチャーセンターは新たなアイデアを生み出す一助となるでしょう。 もし、企業内で部署間などの意思疎通やコミュニケーションが不完全というのであれば、フリーアドレスの導入を検討してもいいでしょう。

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グローバル・プロスペクティブ・ファンド

イノベーティブ フューチャー

近年、民間企業、行政、大学、NPO、住民が連携し、対話を行うことで新規ビジネスを創出する場「フューチャーセンター」に注目が集まっています。 現在、取り上げられている働き方の問題は、子育てと仕事のバランスや、長時間労働など、多数の要因が複雑に絡み合っており、簡単には解決できません。 またビジネスに関しても、ニーズが常に多様に変化しているため、従来の枠組みにとらわれず、将来を予測して新しいイノベーションを生み出すのは容易ではないでしょう。 だからこそ企業単独で課題解決に臨むのではなく、産学官民から様々な有識者、ステークホルダーが集まり、自由な発想で新しいアイデア、価値を生み出す取り組みが求められています。 フューチャーセンターは、あらゆるステークホルダーによる対話やコラボレーションを促進し、新しいアイデア・価値を創造する「場」・「オープンイノベーション」です。 今回は、フューチャーセンターの基本的な知識から、導入する時のポイント、企業の事例を紹介します。 フューチャーセンターとは?概念をメリットとともに紹介 フューチャーセンターとは、企業、政府、自治体、教育機関などの団体の枠にとらわれず関係者を幅広く集め、それぞれの知識や経験を掛け合わせて新たなアイデアや価値を生み出す「場」「オープンイノベーション」として、スウェーデンの知識経営研究者であるレイフ・エドビンソン氏が提唱しました。 その後、ヨーロッパ、特に北欧を中心にフューチャーセンターは多く設立されるようになりました。 オランダは政府が主導となり、「Country House」というフューチャーセンターを設立。 公務員のイノベーション活性化と各省ごとで断絶されていたコミュニケーションやアイデアの活発なやり取りを目的としています。 00年代中盤からはオープンイノベーションの新しい形として日本でも注目を集め、企業や大学、自治体で取り組みが始まりました(国内企業の事例は後述)。 フューチャーセンターでポイントとなるのは「共創」と「未来志向」です。 ここで言う「共創」とは、普段では関わる機会が少ない、自分とは立場が異なる業種やコミュニティの人・団体と協力し、新たなアイデアやサービス、価値を生み出すことです。 同質的な組織内においては、企業価値や風土から考え方が固まってしまい、従来の枠組みでしか物事を決定し得なくなる可能性があります。 ひとりで考え込んだり、従来通りのメンバーが集まって行う会議では、既存の枠組みから脱却した新しいアイデアや価値を生み出すことは困難です。 フューチャーセンターを取り入れることによって、産学官民、あらゆるステークホルダー 利害関係者 が集まります。 1つの組織だけでは解決できない複雑な課題や、中長期に渡る社会問題に対して創造的で多種多様な観点のアイデア・価値を生み出す拠点となるのです。 「未来志向」とは、物事を考える視点を未来に置いて、そこから現在を振り返る考え方です。 通常、現在・過去のデータや経験から未来の物事を考えます。 しかし、その方法ではあくまでそれまでのデータや経験の範囲内でしか考えられないため、多様で創造的なアイデアは生まれにくくなります。 理想の未来からスタートし、予測可能な問題への対処という発想に縛られず、より柔軟に思考するためにフューチャーセンター内で行われるのが「フューチャーセッション」です。 フューチャーセッションでは、特定のテーマについてのディスカッションやワークショップを行います。 フューチャーセンターの導入事例 フューチャーセンターは大学や自治体など、あらゆる場所で取り入れられていますが、企業は、どのようにフューチャーセンターを導入しているのでしょうか。 今回は日本国内5社の事例を紹介します。 富士ゼロックス株式会社 複写機やレーザープリンター等を製造販売する機械メーカーである富士ゼロックス株式会社は日本で初めてフューチャーセンターを取り入れた企業です。 富士ゼロックス株式会社の提供するフューチャーセンター「KDI Knowledge Dynamics Initiative Studio」では、「よりよい知を生み出していくには、さまざまな異なる知との相互作用を起こすような場の演出が必要である」との思想から、複数の空間をデザインしています。 「くつろぐためのゾーン」「ディスカッションを繰り広げるためのゾーン」など、状況に合わせた使い方が可能です。 『』富士ゼロックス株式会社 東京海上日動システムズ株式会社 主に東京海上グループの情報システムの設計・開発・保守・運用などを手がける東京海上日動システムズ株式会社は日本で2番目にフューチャーセンターを取り入れた企業です。 日常とは違った自由な雰囲気の中で、日頃の職場では解決しづらい課題をなごやかに、クリエイティブに議論する場を設けました。 その結果、約30名にもおよぶ従業員がファシリテーターとなり、研究会やワークショップは毎月10回程度も開かれるようになりました。 同施設は「研修センター」と「フューチャーセンター」を融合しており、人材育成とイノベーションの両立が目的です。 ロンドン・ビジネススクールのリンダ・グラットン教授を招聘した「人生100年時代における働き方」や「横浜100人カイギ」、SDGsについて考えるワークショップなどを開催。 地元に根付いた未来志向のワークショップを通じて、多くの交流を生み出しています。 『』株式会社富士通エフサス 株式会社NTTデータ 情報サービス事業で最大手の株式会社NTTデータは「INFORIUM豊洲イノベーションセンター」を設立しています。 企業と共に新たなアイデアの創出やイノベーションプランを考える「共創ワークショップ」や、産学官連携などを視野にいれた多様な関係者による対話の場を提供することで、新たなアイデアや問題の解決手段を模索しています。 『』 パナソニック株式会社 世界的な電機メーカーのパナソニック株式会社もフューチャーセンター「FUTURE LIFE FACTORY」で様々な活動を展開しています。 ボトルを振ると会話のきっかけになる質問やオノマトペなどの「音」が飛び出す機能を持つ「talcook(トークック)」を用いたイベントや遺伝子レベルでくつろげる空間の研究など、ライフスタイルに密接なテーマのもと新たなプロダクトの可能性を提示しているのが特徴的です。 『』パナソニック株式会社 フューチャーセンターを取り入れる際のポイント フューチャーセンターを導入するには、どのような点に気をつけるべきなのでしょうか。 「未来志向で創造的に対話するための場」を実現するための「フューチャーセンターの原則」を紹介します。 「問い」を設定する 「問い」の設定が重要です。 テーマを提起し、真剣に考えなければ解決できない「問い」を設けることで対話を進めます。 組織内だけでなく、社会全体の視点で考えなければならない「問い」でなければなりません。 多種多様なコミュニティから参加者を集める 意見やアイデアの均質化を防ぐためには、多種多様なコミュニティから人を集める必要があります。 行政やNPO法人に努めている人や、さらには消費者などが関わり、外部からもたらされる新たな知見を最大限に有効活用しましょう。 参加者の関係性を構築する 参加者の関係性を深めることで、複雑な問題を打開する可能性を高めます。 関係性を深めるためには、1人ひとりの話を傾聴することが大切です。 したがって、登壇者が大人数を相手に公演をするスタイルはフューチャーセンターには馴染みません。 少人数でインフォーマルにディスカッションする機会を創出しましょう。 4.その場ですぐにアウトプットする 早期に製品やサービスを作り出し、フィードバックをもらうことで欠陥や問題が徐々に解決する手法をプロトタイピングといいます。 フューチャーセンターにおいても、対話をするだけでなく、ディスカッションやワークショップ中に出たアイデアをすぐにアウトプットすることが大切です。 仮説の段階で話し合いを続けるよりも、目に見える形にすることで、アイデアのイメージが具体的になってきます。 中小企業にもフューチャーセンターを フューチャーセンターは大企業のように、資本が多くある組織だけが取り組めるわけではありません。 確かに、大企業のように大掛かりな施設を作ることは難しいかもしれませんが、中小企業でも参加できるフューチャーセンターは存在します。 例えば、一般社団法人 企業間フューチャーセンターは大企業から中小企業、フリーランス、NPO、自治体など幅広いコミュニティから人を募り、ワークショップを行っています。 テクノロジーの発達によって、これまで人の手で行っていた単純作業などは代替されていくと予測されています。 しかし、AIやロボットは過去のデータや経験からしか判断できません。 これまで前例がなく、予測不可能な未来へのアイデアを出すには、人間の手にかかっています。 フューチャーセンターは新たなアイデアを生み出す一助となるでしょう。 もし、企業内で部署間などの意思疎通やコミュニケーションが不完全というのであれば、フリーアドレスの導入を検討してもいいでしょう。

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