キャリア プランニング 能力。 キャリアプランニングとは何か?その効果とメリット・デメリット

キャリア教育とは?伸ばすべき能力や目的、企業事例を紹介

キャリア プランニング 能力

特別、自分がやりたい仕事や能力といった明確や指標をもたなくとも、ほぼ一生、保障された生活が送れる時代であったといえます。 しかし近年、終身雇用や年功序列といった制度を維持できる企業が減り、 転職をしてキャリアアップをすることが当たり前になってきています。 その転職が、充実した人生をおくるためのステップとなるよう、キャリアデザインの重要性が高まってきているのです。 キャリアデザインやその正しい方法などをご紹介していきます。 記事の目次• キャリアデザインとは?どんな意味なの? 「あの人はキャリアを積んでいる」といった表現をすることがありますが、これは単に仕事の経験といった意味で使用されています。 本来、キャリアは「 生き方・人生のビジョン」といった意味の言葉で、キャリアデザインという言葉はその意味合いが強くあらわれています。 仕事を通してどのような人生を歩んでいきたいかを主体的に設計し、実現していく一連の行動が、キャリアデザインです。 「自分にとって働くこととは?」「10年後、どんな仕事をしていたいか」など、具体的な目標の設定をしします。 そして実現するためにはどのような仕事をすればよいのか、その仕事をするためにはどのような能力をつけたらいいのか、といった設計をしていくことで、自身の思い描いた人生を歩んでいくことができるのです。 キャリアデザインとキャリアプランニングの違いとは ちなみにキャリアデザインとほぼ同じ意味で使用されているのが、キャリアプランニングという言葉です。 しかしながら、キャリアデザインとキャリアプランニングは、少し意味が違います。 これからどうなりたいかということを色々な視点から探り、 イメージをデザインしていくのがキャリアデザイン。 キャリアプランニングはこのイメージから、目標までの具体的なプロセスや取り組むべき課題にポイントを置いて計画を立てていきます。 そのためキャリアプランニングのプランは、キャリアデザインのイメージよりも内容が明確です。 ここが大きな違いとなります。 キャリアデザインの目的はキャリア形成 キャリア形成とは、キャリアデザインで設計した目標に必要な能力を、実際に身につけていくことです。 たとえば「提案力のある営業マンとして活躍したい」という目標を達成するために、コミュニケーション能力はもちろん、問題解決能力、資料作成力を磨く必要があるでしょう。 目標によっては能力だけでなく、特別な資格が必要な場合もあります。 「国際的に活躍する医者になる」という目標を達成するためには、医師免許はもちろん、英語力を磨く必要や、海外の医師免許や国際的に医療活動を行う団体に関する知識をもつ必要があるでしょう。 メジャーリーガーのイチロー選手や、サッカーの本田圭佑選手も、小学生時代から夢を具体的な目標にしていたことで知られています。 目標に対して、具体的な能力や実績といった正確なキャリア形成を行ったことが、大きな成功に結び付いたといえます。 スポーツ選手の場合は体力的な問題もあるため早い段階での取り組みが目立ちますが、多くの人にとってキャリアデザインはいつから取り組もうと損にはなりません。 必要と感じた時にはじめるのが最適です。 キャリアデザインに適した能力をコツコツと積み上げしていくキャリア形成が、思い描く人生への一歩であるといえるでしょう。 なぜキャリアデザインが大切なのか?必要性とは? 結婚、出産、育児、病気、両親の介護など、多くの人が直面するライフイベントの数々。 ライフイベントによって、仕事の仕方や生活に大きな変化が伴います。 そんな時にも、「育児休暇の時は、この資格を取っておこう」「40歳を過ぎたら週3日出勤でもやりたい仕事ができる状態にしておこう」といった キャリアデザインを事前に描いていれば、目標の実現に向かっていくことができます。 キャリアデザインをせずに毎日を過ごしていると、ふと気がついた時「自分には何のスキルもない」、「本当はこれがやりたかったはずなのに・・・」ということになってしまいます。 前向きに行動していく気持ちをもつのが難しくなるかもしれません。 忙しく仕事をしているなかでも、キャリアデザインを描くことで目的が明確になり、些細なことではブレない態勢ができます。 目の前の仕事にも、より主体性を持って取り組むことができるでしょう。 キャリアデザインをする方法・書き方の具体例について では、具体的にどのようにすれば自身のキャリアデザインを描くことができるのでしょうか。 正しいキャリアデザインの方法として、 3つステップに沿って解説していきます。 自己分析をして自分の現状を把握する まずは、 自分自身の現状を把握します。 今まで、どんなスキルをどの程度積みあげてきたのかを客観的にみてみましょう。 どのようなことが得意で、なにが苦手なのか?どういった価値観を持っているのか?自分の強み・弱みとはなにか?というようなことも一覧にしてみてください。 難しい場合は、過去のエピソードを思い出してみるのが効果的です。 「~なことで、嫌な気持ちになった」「~をして、~されたことが嬉しかった」「こんな人に憧れていた」というような体験のなかに、自分がどのようなポイントにこだわりがあり、喜びを感じるかが共通して現れているはずです。 周囲の友人や家族に質問するのもよいでしょう。 第三者目線の評価をもらうことで、自身では気付かない特徴を発見できることがあります。 それよりも客観的で明確なものは、 人材紹介会社や転職サービスサイトの能力測定テストや年収査定です。 容赦なく数値で示されるのでショックを受けることもありますが、わかりやすいのでおすすめです。 自分自身の夢と目標を描くこと 2つめは、自分自身の夢と目標を描くことです。 10年後くらいの自分をイメージして、「どんな仕事をしていますか?」「家族はいますか?」「どんな所に住んでいますか?」といったように、仕事に限らずプライベートについても、未来の自分自身に質問してみましょう。 イメージしにくい時は、周囲の尊敬できる人や目標にしている人の生活を参考にしたり、「こうはなりたくない」自分を思い描いてから、なりたい自分の要素を洗い出してみます。 「部下は~人で、家は~駅の新築マンション、車の車種は~で~台」というように、具体的な未来の自分を強くイメージできるほど、実現性の高いプランを描くことができます。 「こんな家に住みたい」「この雑誌に取材されるくらい活躍したい」というイメージがあるのであれば、キャリアデザインに使用するノートなどに写真を貼るのも効果的です。 10年後のイメージができたら、それに合わせて5年後、3年後、1年後の目標を細かく設定していきましょう。 10年後の目標になっているために5年後、3年後、1年後に達成すべき目標を書き出していくのです。 また、自分が人生のどこに重点を置いているかを明確にしておきます。 家族を持つと、仕事中心の生活から家族との時間を大切にしたくなることも。 趣味の時間や友人との時間などを充実させたい場合も、どのようにしたら仕事とプライベートのバランスを保てるのか、一度考えてみると良いでしょう。 ギャップを埋めるプランを作成すること 最後に将来の自分に対して。 今の自分が不足している部分を洗い出し、 ギャップを埋めるためのプランを作成します。 なにが足りないのか、どんな能力を身につければよいのか、スキルを磨くためになにをするか。 設定した目標を達成するために必要なことを明確にしていきます。 必要な要素を洗い出してみると、今すぐに行動を起こせることと継続的な努力が必要なもの、緊急性や優先順位によって差が出てくるので、どの要素からどういった順番で取り掛かれば、より早く確実に目標へ到達できるかプランを立てていきましょう。 ポイントは、すぐに行動しやすいステップまで細分化し、継続的なものは自然と習慣化できるよう工夫すること。 長期戦になりやる気をなくす恐れがある場合は、自分へのフィードバックができるよう記録することも効果的です。 まとめると以上の3ステップになります。 自分を分析して現状を把握し、夢や目標を洗い出す。 そして最後はそのギャップを埋めるためのプランを構築する。 これがキャリアデザインです。 そしてここからは、この3つの他に意識すべきポイントを解説します。 自分の強みと弱みもキャリアデザインに組み込もう キャリアデザインの作業は、自分自身を改めて見つめ直すステップでもあります。 将来の夢をイメージする段階では、自分が本当にやりたいことを考える必要が出てくるでしょう。 それまでの経験を洗い出し、弱点や人よりも優れている強みを把握することもキャリアデザインの大切なプロセスです。 キャリアデザインは、こういった強みや弱みを考慮しながら進めていくのがポイント。 しっかりと自己分析ができていないと、本来の自分の希望とは全く異なる方向にキャリアデザインをしてしまう可能性があります。 将来の夢や目標はデザインのベースになりますので、じっくりと自分自身の気持ちと向き合ってみることが大切です。 好きなことや嫌いなことからも、自分の本心が見えてくる場合があります。 キャリアデザインはまっさらな状態からイメージを膨らませていけるため、自由にアイデアを出していきましょう。 考えても今一つやりたい仕事や将来の夢が分からないときには、性格や仕事の適性をテストでチェックしてみるのも良い方法です。 性格のテストでは、自分にどのような長所や短所があるのかを知る手がかりが得られます。 協調性やリーダーシップ、洞察力といったさまざまな項目の中で、特に際立って優れているところがあれば、それが自分の強みになるでしょう。 最終的な目標を達成する上でプラスになるかどうかをチェックして、デザインを考えていくことをおすすめします。 マイナスになるような弱みがあってもそれを補うだけの強みがあれば、さほどデメリットにならないこともあり得ます。 自己分析の結果をポジティブに捉えて、デザインを進めていきましょう。 必要なら資格の取得もキャリアデザインに組み込もう! 最終的な目標に至るまでの間には、資格取得が必要になることもあるでしょう。 例えば医師や看護師として医療の仕事に携わりたい場合には、「国家資格が取れる学校への入学」という内容をキャリアデザインに組み込んでおきます。 また、英語を使った仕事に就きたい方は、TOEICや英検などの資格取得をキャリアデザインの中に盛り込むと、目標までの道のりがより具体的になります。 資格取得は、希望する仕事に就くための1つのステップです。 従って、短期的、中期的な目標の1つとしてデザインに加えておくと無理のない計画が立てられます。 一足飛びに最終目標まで辿りつくのは難しいことが多いですが、こういった短期的、中期的な目標を設定しておけば現実的な道のりが見えてくるでしょう。 ステップごとに目標を達成すれば、モチベーションがぐんとアップします。 最終目標に向けて努力を続ける意欲が湧きますので、キャリアデザインの実現もより現実に近づきます。 ホップステップジャンプのスタイルでキャリアアップを目指していくためにも、積極的に取り入れたいのが資格取得というプロセスです。 ファイナンシャルプランナーやキャリアコンサルティングなどの資格は、レベルに応じて幾つかの級に分かれています。 こういった資格を取得してプロとして活躍したい場合は、比較的合格しやすい2級や3級を短期的な目標に据え、より上級の1級を中期的な目標にすると最終的な目標まで、段階を踏んで進んでいけるでしょう。 キャリアデザインにおすすめな本4選 初めてキャリアデザインにトライするときには、その道のプロが書いた本を参考にするのも1つの方法です。 キャリアデザイン入門 例えば、キャリアデザインに取り組むビジネスパーソンの間でも人気なのが、大久保幸夫の「キャリアデザイン入門」(日経文庫)シリーズです。 こちらのシリーズは基礎編と専門力編に分かれており、キャリアデザインについて基礎から学べる内容になっています。 初心者でも分かりやすいとして、職場でも活用されているシリーズです。 キャリアデザイン入門テキスト人生設計のためのパワースポット55選 また、キャリアデザインをするためのワークが紹介されているのが、中蔦剛の「キャリアデザイン入門テキスト人生設計のためのパワースポット55選」(学事出版)です。 自己分析や自分のキャリアを見つめ直すための方法が具体的にガイドされていますので、何から手をつけてよいか分からないときにも役立ちます。 学生からも人気が高いテキストですが、本格的な内容であるため社会人からも好評を得ています。 自分らしいキャリアのつくり方 高橋俊介「自分らしいキャリアのつくり方」(PHP新書)は、キャリアデザインのプロが著した1冊。 社会人が共感できるような内容になっており、新たなキャリアを築く際のヒントが得られるとして評判です。 働くひとのためのキャリア・デザイン 40代のビジネスパーソンからも支持されているのが、金井壽宏「働くひとのためのキャリア・デザイン」(PHP新書) こちらは、今後のキャリア形成を改めて考えていきたいという方にもおすすめです。 このコンテンツのまとめ ご紹介した3ステップに沿ったキャリアデザインをしても、思い通りにいかないことや、自身の価値観が変わり目標自体が変わることもあるでしょう。 そのような時、キャリアデザインはどのようにでも描き直すことができます。 その時点での自分の夢や目標に対して、新たなプランを立てていきましょう。 自身の変化は成長の過程と考え、前向きに軌道修正していけばよいのです。 キャリアデザインを上手におこない、思い描いた未来に向かってチャレンジしていきましょう。

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小学校のキャリア教育の実践例とこれから

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今回は、キャリア教育の特徴や目的、今こういった教育が求められている背景について解説します。 また、理解を深めるためにキャリア教育の企業事例も紹介しましょう。 キャリア教育とは? キャリア教育とは、個人のキャリア発達を目指し、一人ひとりの状況に合わせて、必要な能力を育てる教育です。 中央教育審議会によると、キャリア教育は「一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」と定義されています。 キャリア教育の特徴は、社会の中での役割や働くことを明確に意識している点です。 例えば、義務教育は「一般的・基礎的な、職業的・専門的でない教育」と定義されています。 しかし、キャリア教育は、職業、家庭、地域といったさまざまな社会との関わりの中で人は何らかの役割を持っているとした上で、その中で自分が果たす役割の価値や関わり方を選択できるように、能力や態度を育てるとしているのです。 キャリア教育の目的 キャリア教育は、子どもや若者が、それぞれのキャリアを形成する手助けをするために、それに必要な力を育成することが目的です。 文部科学省の資料によると、そもそもキャリアとは、人が他者や社会との関わりの中で一定の役割を果たし、関係性を見出していく積み重ねだと定義されています。 人・社会の関わりとは、働くことや家庭などさまざまな形がありますが、そこで自分の役割を果たし、自らの力で選択するには一定の能力や態度が欠かせません。 そこで、一人ひとりにふさわしいキャリアを形成していくために必要な力を身につけさせることがキャリア教育の目的です。 キャリア教育が求められる背景 現在、キャリア教育が求められる背景にはどのようなものがあるのでしょうか。 ここでは文部科学省が示す環境の変化にも触れつつ、子どもを取り巻く課題を紹介します。 子どもたちが抱える課題 現在、子どもたちは、さまざまな課題を抱えています。 例えば、自立の遅れです。 現代の子どもは、環境の変化などによって身体的には早熟傾向であるものの、精神的、社会的な自立は遅れている傾向があるとされています。 その結果、全人的な発達のバランスが悪く、人間関係をうまく構築できない、自己肯定感を持てない、自分で意思決定ができない、将来に希望が持てないといった子どもの増加が指摘されているのです。 生活体験・社会体験等の機会の喪失も挙げられます。 スマートフォンが普及し幼い頃からインターネット環境に触れる機会が増えたり、勉強や習い事に時間を割かなければならなかったりすることで、相対的に外部体験の機会が減少していると見られるのです。 社会環境の変化 また、社会環境の変化も挙げられます。 例えば就職です。 従来は新規学卒者が就職する際は、新卒一括採用が主流であり、ポテンシャルを見込んだ採用方法が当たり前でした。 しかし、現在は通年採用に代表されるように、採用方法の多様化が進んでいます。 また、デジタル産業が台頭していく中、新卒採用であってもポテンシャルよりもITスキルなどの専門性を要求する企業も増加しているのです。 また、雇用システムの変化も挙げられます。 従来は新卒一括採用、年功序列型キャリア、終身雇用が一般的な共通認識でした。 しかし、デジタル技術を中心とした産業構造の変化やグローバリゼーションの拡大などによって、雇用システムは流動化しています。 若年層の資質をめぐる課題 さらに、若年層の資質をめぐる課題もあります。 社会人や職業人として活躍するには、能力や態度といった基礎的な資質が必要です。 しかし、自立性の遅れがあると先述したように、現在の子どもはそういった資質の発達が遅れていると指摘されています。 つまり、社会の一員としての経験や意識も不足しているという傾向なのです。 キャリア教育で伸ばすべき「基礎的・汎用的能力」とは? 中央教育審議会では、キャリア教育で伸ばすべき能力として4つの「基礎的・汎用的能力」を定めています。 ここでは、それらを順番に紹介します。 人間関係形成・社会形成能力 人間関係形成に関する能力とは、相互理解的なコミュニケーションを行う能力です。 具体的には、多様な他者の意見に耳を傾けて状況や考え方を理解する能力や、自分の考えを正確に伝えられる能力を指します。 これは、年齢、性別、価値観、文化といったさまざまな立場の相手と関わっていく中では、特に求められる能力だと言えるでしょう。 社会形成能力とは、社会の中で自分の役割を果たしていく能力を指します。 具体的には、環境の中で自分の置かれている立場を把握し、他者と協力しながら社会に参加していく能力や態度が求められるのです。 自己理解・自己管理能力 自己理解・自己管理能力は、自分の可能性について肯定的に捉え、主体的に行動する能力です。 先述の通り、現代の子どもは自己肯定感が低かったり、将来に希望を持てなかったりする特徴が多くみられます。 そこで、自己の潜在的な可能性を理解し、動機付けをすることで前向きな行動に結びつけることが重要だとされているのです。 また、自己管理においては環境の変化が激しく多様性が重視されている社会の中で、自らの思考や感情を律したり、自己研鑽を続けたりする力が重要視されています。 課題対応能力 「課題対応能力」とは、さまざまな課題を自ら発見・分析し、計画を立てて解決できる能力です。 環境の変化によって、仕事やキャリアの絶対的な答えが見えづらい状況において、自らが行うべきことを発見して意欲的に取り組む態度や能力はますます必要とされていくでしょう。 特にデジタル産業が力を強めている中では、従来の思考や枠組みにとらわれることなく、主体的な態度で課題に取り組む力が重要です。 キャリアプランニング能力 キャリアプランニング能力とは、状況を適切に判断し、働く意義も自分なりに理解しながら、主体的にキャリアを形成する能力です。 キャリアは職業、家庭、地域などとの関わりの中で形成していくものであるため、計画を立てて情報を取捨選択し、能動的に取り組む力は生涯にわたって必要とされます。 キャリア教育と職業教育との違い 職業教育とは、「一定又は特定の職業に従事するために必要な知識、技能、能力や態度を育てる教育」です。 社会の中で何らかの役割を果たすには、基礎的な能力や意欲はもちろんのこと、その役割に応じて専門性や知識、スキルなどが求められます。 そういった能力全般を身につけるためのものが職業教育です。 一方、キャリア教育は、特定の職業で働くことだけを目的とするわけではなく、社会のさまざまな役割を果たし社会との多様な関わり方を選択できる能力を身につけることが目的とされています。 そのため、キャリア教育は、特定の分野や職業を念頭にした職業教育とは異なり、一生涯にわたって活用できる汎用スキルの獲得を目指すという特徴があるのです。 企業のキャリア教育事例 キャリア教育は、学校や公的機関だけでなく企業が行なっている事例もあります。 定番の種類は、大学生向けのインターンや、一般的に受け入れている会社見学などです。 インターンは、実際に大学生などを一定の期間働かせることによって、その企業で働くことのイメージを明確化させ、キャリア形成に役立てさせる狙いがあります。 会社見学とは、就職活動中の大学生だけでなく、小学生、中学生といった幅広い対象者に対しても開放するケースがあり、働くことや会社に対する理解を深めてもらうことが大きな目的です。 他にも、企業が学校などに出向き、出前授業を実施するといったものもあります。 テーマは、社会学習の一貫として企業の事業領域に関する内容を講義するものや、ユニバーサルデザインに関するものなどさまざまです。 パナソニック株式会社「学び支援プログラム」 パナソニックは「学び支援プログラム」というキャリア教育を実施しており、その取り組みが経済産業省「第10回キャリア教育アワード大企業の部」で優秀賞を受賞しました。 該当のプログラムは3種類で、1つ目は映像機材を貸し出して小学生から高校生の映像制作を支援する「キッド・ウィットネス・ニュース」、2つ目は中学生向けに教材提供や出前授業によって働くことへの価値観の醸成を支援する「私の行き方発見プログラム」、3つ目はオリンピックとパラリンピックを題材にしてさまざまな社会課題について学び、その解決方法を考えるプログラムです。 株式会社日本HP「学生向けプログラム」 日本HPは「プロジェクトマーズエデュケーションリーグジェイピー」というキャリア教育で、経済産業省主催の第9回「キャリア教育アワード」で経済産業大臣賞を受賞しました。 これは、火星での暮らしをテーマに、高校生、大学生、大学院生、高等専門学校生、専門学生などが学校と学年を超えてディスカッション、アイデア創出、プレゼンテーションをするというものです。 参加者はこのプログラムを通して、多様な人々との交流を行い、宇宙への興味だけでなく、自己の可能性を発見して将来の生き方への関心や意欲を高めることに成功したとレポートされています。

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キャリアプランシートを作成する手順や例、面接対策まで解説!

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キャリアプランニングとはどんなことなのでしょうか。 まずキャリアという言葉で印象に残るのが、技術・知識・経験など豊富な人、またさまざまな職歴を持っている人、出世コースを進んでいる人などがあるのではないでしょうか。 またキャリアは国家公務員採用総合職試験に合格して官僚として採用されている人のことをキャリア官僚といった言葉で呼び、国家公務員採用一般職試験に合格して官僚として採用されている人のことをノンキャリアと呼んでいます。 そんな印象や意味を持っているキャリアと、計画をするの意味を持っているプランニングが合わさった言葉キャリアプランとは、目標に向かって自分のスキルアップを目指すための転職などの具体的な行動のことです。 簡単に言うと キャリアプランニングを簡単に言うと、自分がどんな職種の業務で働きたいかなどの、将来の目標を設定してその目標を達成するために、計画を立てて実行する一連の流れのことをいいます。 またキャリアプランニングでできることには、キャリアプランを実行する上で大事な自己分析をすることです。 自己分析によって自分の現在の知識、技術などの実力を知ることができます。 さらにキャリアプランを実行することで目標がしっかり設定されるので目標を持って行動することができるようになります。 会社のキャリアプランとは 従来の日本の会社は、就職して勤続年数や年齢が増えるとその人の成果や能力に関係なく、地位や賃金が上がるいわゆる年功序列方式でした。 しかし会社形態の見直しやアメリカの実力主義的な思想の影響により、年功序列方式ではなく、実力方式に変わってきました。 そんな背景の中で生まれたのがキャリアプランです。 キャリアプランは、従業員のキャリアアップのための現場における教育や指導であるOJT、off-JT、集合研修や、セミナーなどの教育訓練、職能資格制度、能力評価制度などを取り入れた総合的に人事を管理する制度のことです。 OJTとは OJTとはどんな指導なのでしょうか。 OJTとは実際に仕事をしながら知識やスキル・技能の習得に適しているOn the job Training(職場内研修)のことです。 現場での個人への教育になるので、効果を上げやすいといった特徴があります。 off-JTとは off-JTとはどんな指導なのでしょうか。 off-JTとは、 OJTのように現場で教育を受けるのではなく、専門の講師などのセミナーなどで研修を受ける(職場外研修)です。 専門の講師での研修なので、難しい知識・技術を学ぶことができるといった特徴があります。 年功序列とは 年功序列は、その個人が持っているスキルや個人が上げた実績などを評価して賃金をアップするなどの行為をするのではなく、その会社に勤めている年数や年齢を重視して主任・課長といった役職につかせて賃金を上昇させる会社が行う人事制度のことです。 年功序列のメリット 年功序列にはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。 年功序列のメリットは、賃金や待遇に不満を持って会社を退職する人が少なくなります。 また長く会社に勤務した人がリーダーになるため現場や社員間で連帯感が強まります。 年功序列は、その会社に勤めている年数や年齢を重視して賃金や役職が上がっていくので人事評価が簡単にできることです。 年功序列のデメリット では年功序列のデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。 年功序列のデメリットは、会社に勤めている年数の応じて賃金をアップしていくので人件費が高いことです。 また会社に勤めている年数の応じて賃金をアップしていくので、年配の社員が仕事への情熱が薄れる傾向があり、実力がある若い世代の労働者が仕事への意欲が低下します。 キャリアプランの書き方で自分に質問をする例文として下記のようなものがあります。 キャリアプランの書き方でのポイント価値感の分析の例文 ・どんな職種や仕事をすれば自分に達成感があるのか ・どんな問題や課題が起きても積極的に取り組めますか ・生活と仕事との調整は可能ですか 自分がどんな職種や仕事につきたいのかといった理想やイメージ像の分析の例文 ・どんな職種や業務を担当したのか ・マネージャーなど将来どんなポストにつきたいのか 自分の得意分野と不得意分野などのスキルの分析の例文 ・目標を達成するまで自分の得意分野を追求できるのか ・自分に足らないスキルはどんなものがあるのか などが例文です。 社内のキャリアプランの書き方 社内でキャリアアップしていくキャリアプランの書き方のポイントは、自分の現在持っているスキルの向上のため、3年後、5年後、10年後を見据えたキャリアプランの立て方です。 例えば3年後に企画力やプレゼンテーションの能力などどんなスキルを習得するか、またそのためにどんな行動をするのかといったことをキャリアプランに盛り込むことが重要になります。 SEのキャリアプランの書き方 SE(システムエンジニア)のキャリアプランの書き方で大事なポイントは、ビジネスにおけるさまざまなの知識や技術を習得した人材を目指すのか、それともSE(システムエンジニア)としての専門知識を向上させてスペシャリストを目指すのかといった選択が必要になります。 営業のキャリアプランの書き方 営業職のキャリアプランは会社で管理職の道へ進むのか、営業のスペシャリストとして進むのか、営業職で実績をあげて大手の企業での営業を目指すのかといった選択が必要です。 会社で主任・係長・課長・部長といった管理職の道を目指すのであれば、営業のスキルと共にマネジメントスキルも磨く必要があります。 営業のスペシャリストとして進むのは、営業職を選んだ人の最高のキャリアプランと言えます。 キャリアプランの面接でのポイント キャリアップしていくにはキャリアプランが重要です。 しかしいざキャリアプランを立ててみたけどなんだか自分にあっていないような気がする、自分が目指すものと違うような気がするといって悩む人も多くいます。 ではキャリアプランはどのような考え方をすればよいのでしょうか。 無理な目標を設定するのではなく、現在の自分のスキルのアップから目指すようにしましょう。 またキャリアプランを考えるときに使われるのが自分がどんな仕事をしたいかという意思を伝えるWill、自分に何ができるのかのCan、自分が何をすべきであるのMustといった「Will・ Can・ Must」のフレームワークが使われます。 Will・Can・Mustのフレームワークとは Will・Can・Mustの定義を確認しますとWillが今自分のやりたい業務、Canが今自分が持っているスキルでできること、Mustが目標に向かって自分が今やらなければいけないことです。 詳しく説明しますと、「Will」が自分がこのような業務や仕事をしてみたい、このような皆から尊敬される人になりたい、自分のスキルを活かして楽しく仕事がでるような人生を送りたいなどがあります。 しかし実際このような考え方を持っている人は少ないのが現状です。 「Can」は自分が今までに積み上げてきた知識やスキルでできることです。 「Can」では自分が気が付いていない能力を発見することもあります。 「Must」はMustが目標に向かって自分が今やらなければいけないことが理想ですが現実は会社からの指示や命令のことです。 転職のキャリアプランの考え方 転職のキャリアプランの考え方で大事なポイントは、転職でキャリアアップを目指す人によく質問されるのが、あなたの5年後のビジョンを教えてくださいです。 5年後、10年後を見据えた将来の自分を描くことが大事です。 そのためには現在自分を持ている知識やスキルを理解することが重要になります。 またどんなに自分のスキルが高くての会社のビジョンとマッチしていなければ意味がないのでそこはよく考えて選択する必要があります。 新卒のキャリアプランの考え方 以前の年功序列から実力主義に変わった現在では、新卒の段階からキャリアプランを考える必要があります。 では新卒のキャリアプランはどのような考え方をすればよいのでしょうか。 新卒のキャリアプランの考え方は、3年後にどんな企画や提案をする、5年後には自分の提案した製品やサービスをヒットさせる、10年後には転職も視野に入れながら知識やスキルをアップさせるなどの長期間車にわたるキャリアプランを立てることが重要です。 キャリアアップを目指しましょう! 3年後・5年後・10年後などに自分はどんな職種のどんな業務を担当しているのか、またどんな役職についているのかなどを決める一連の流れであるキャリアプランについて説明してきましたが理解できたでしょうか。 キャリアプランの大切さがわかっていただけたでしょうか。 しっかりとしたキャリアプランを立てることで自分のキャリアアップにつながりますのでよく理解して実行することが大事です。 キャリアプランを実行するキャリアプランニングの方法、キャリアプランニングの書き方・考え方などを参考にしていただき自分のキャリアプランを立てて、キャリアアップを目指しませんか。 ドライバーの仕事情報を探す 現在転職先にトラックドライバーを考えている方は豊富なドライバー求人を案件を持つドライバーワークスへ!.

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