俺ガイル ss 陽乃 婚約。 比企谷八幡 (ひきがやはちまん)とは【ピクシブ百科事典】

『俺ガイル。』原作12巻の感想と考察(長文、ネタバレあり)

俺ガイル ss 陽乃 婚約

Contents• 雪ノ下陽乃SS・二次小説おすすめランキング 陽乃さんがメインの作品をランキングにしてみました。 女王様と犬のクオリティが高すぎてちょっとこれを越える作品が出るとは思えないレベルです。 2位の犬とお姫様は女王様と犬の続編になっているので前作を読んでから読みましょう。 先輩八幡と雪乃の組み合わせがとてもいいことに気づかせてくれた作品です。 もともと雪乃は妹属性、というか普通に妹で、八幡はお兄ちゃんだからツンツンする妹を苦笑いを浮かべながらも優しく包み込む八幡とか最高だと思います。 あれ? 小町は? 妹キャラクターとして凡夫が一番好きなキャラクターは小町です。 千葉の妹はレベル高いけど高坂さん家の妹より小町の方が可愛いです。 ラブリーマイエンジェルです。 ・・・・・・小町メインのSSを探さなきゃ(使命感)。 女王様と犬 完結 原作再構成もの。 雪ノ下陽乃にヒッキーが振り回される話。 ヒッキーが陽乃の一つ下という設定でお送りしています。 原作再構成もので、陽乃二次小説の傑作です。 凡夫はここの陽乃さんが一番好きです。 特に最終話の『雪ノ下陽乃の最初にして最後の敗北』の場面はアニメで視たいレベルです。 この二次作品をもとにして、今度発売するゲームのルートを組み込んでくれ。 どこが歪んでいるけど本物な2人の関係性はとてもいいです。 歳が近ければ八幡と一番相性がいいのは陽乃だったのかもしれません。 そうそう。 魔王に振り回されてすぎてここの八幡はかなりのハイスペックになっています。 原作再構成• 魔王な陽乃様を楽しめる名作 犬とお姫様 『女王様と犬』の続編です。 陽乃が卒業した後、八幡が三年生、原作同級生の面々が新一年生として入学してきます。 原作再構成もの。 女王様と犬の続編で八幡が3年生の時に新一年生として雪のんが入学してきます。 八幡は兄で雪乃は妹だからなのか先輩・後輩関係の方が安定感がありますね。 後輩雪のんがかわいすぎてやばい。 これもう雪乃ルートでいいのでは・・・・・・、よくありませんねすいません。 やっぱ魔王様には勝てませんというエピソードが掲載されています。 それがこちら。 誰かイラストにするんだ。 はやく! ・『女王様と犬』の続編 ・ゆきのんは妹としてみると最高にかわいい ・やはり姉はいいものです やはり俺の魔王攻略は間違っている。 「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 」の八幡と陽乃メインSSです。 再び紅茶の香りを取り戻した比企谷八幡の日常。 そんな中、雪ノ下陽乃との関わりが徐々に変化して行く。 温泉出ます。 原作設定のまま陽乃ルートに突入というか拉致されてしまうSSです。 陽乃ルートの魅力は、圧倒的なスペックを誇る魔王様じゃないと八幡は基本的に攻略不可能だからだガンガンいってください!という点です。 どんな点だ。 こんなにたくさん魅力あるヒロインがいるのに、一番攻略難易度が高そうなキャラクターが主人公の八幡ってやっぱ間違っているよな。 だから好きなんだけど。 八幡は受け身なキャラクターなので振り回す妹キャラ・姉キャラと相性がいいと思うけれど、俺ガイルに姉キャラって陽乃さんしかいないんだよね。 静ちゃんは先生だから。 年齢がかけ離れているとかないから。 やはり捻くれボッチにはまともな青春ラブコメが存在しない。 原作再構成 眉目秀麗、成績優秀で音楽、運動も得意。 おまけに対人能力も高く、常にニコニコと明るく振舞っている雪ノ下陽乃は、まさに完璧超人と言える存在だった。 しかし、その完璧さは彼女が幼い頃から人前に出てきた中で作り上げた外面であった。 比企谷八幡はボッチのまま高校生活の3年目を迎えていた。 そんな彼はとある出来事をきっかけに、今までもこれからも関わっていくことがないと思っていた同級生の雪ノ下陽乃と絡んで行くこととなる。 同級生の目線になると、完璧さよりも危うさが見えやすくなって支えてあげたくなるね。 でも凡夫としてはやはり魔王様には振り回されたいんだ。 ・・・・・・Mじゃないよ! Mだとしてもそれはなんか良い感じの紳士さ! やはり俺の幼馴染みが彼女なのは間違っている。 雪乃「何を言っているのかしら?」• 雪ノ下姉妹と八幡が幼なじみだったらという原作再構成SS。 1が共通ルートで2が雪乃エンド、3が陽乃エンドです。 ・・・・・・こういうギャルゲーはないものだろうか。 俺妹は原作補完という側面もあるけどそのくらいの密度でキャラゲーを作成してもらえないものだろうか。 いやもう、ほんとうに陽乃と結婚する未来線にいる八幡が見たい。 ・・・・・・「きっと、女の子はお砂糖とスパイスと素敵な何かでできている。 」って、パワーパフガールズかな? もしくはマザーグース。 魔王に見出された景虎を待つ運命はいかに。 なので俺ガイルメンバーはあまり登場しないと思われます。 大学生が高校に関わる機会ってあんまないですよね。 そりゃあ陽乃さん、暇人大学生扱いされますわ。 魔王様が魔王さましているのもいいけど、実はやっぱり女の子なんだよねという面を強調した作品も好きです。 陽乃が好きすぎて辛い。 原作とかアニメだと可愛い要素ないはずなのに、脳内補完しているからとんでもなく好みのヒロインになっています。 何かしらの病気ですね。 わかってます。 俺ガイル関連記事•

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#14 婚約者5 文化祭②

俺ガイル ss 陽乃 婚約

なかなか起きなくて困りました」 八幡「………」ボー いろは「まだ意識起きてないですねー。 ほら、せんぱいの愛しの千葉ですよー。 帰ってきましたよー」 八幡「ああ。 ……すげえ久しぶりだ千葉。 愛してるわ」 いろは「てきとうだなー…。 ねーせんぱいせんぱい、私は?」 八幡「一色いろはだろ」 いろは「……いや、そうじゃなくてですね。 てかせんぱい、わざと言ってますよね絶対」 八幡「まあな。 降りるぞ、一色。 俺の実家行くんだろ」 いろは「相変わらずなかなかデレてくれないせんぱいだなあ…。 はーい、ちょっと待ってください」 八幡 一色と付き合い始めて、一年近く経った 八幡 付き合うといっても、特に今までと大きな変化があったかというと。 そうでもない 八幡 バイトが終わったら俺の部屋に一色が来て、何をするわけでもなく、だらだらする 八幡 漫画読んでたり、レポートやってたり、映画観てたり。 日曜の朝なんかは一緒に起きてアニメを見てたりするしな 八幡 自分でも意外なほど、しっくりくる。 こいつといると 八幡 時々。 今の俺を冷めた目で見てくる、昔の俺が出てきたりもするが 八幡 それでも、続いている。 駅の前にあんなに人がいるの久しぶりに見ました」テクテク 八幡「やっぱ千葉すげえわ。 さすがマイ故郷」テクテク いろは「その故郷でこんなに疲れてるんだから、せんぱいも田舎に染まりましたねー。 あ、先輩の家ってあとどのくらいですか?」テクテク 八幡「もう5分もかからんぞ」テクテク いろは「マジですか。 ……せんぱい、ちょっといいですか?」ピタ 八幡「なんだよ」ピタ いろは「……ちょーっとそこの公園行きません?」 八幡「あ?休憩ならいいだろ、もうあと少し歩けばゆっくりできるぞ」 いろは「いや、そうじゃなくてですね。 ……ちょっと。 おねがいします、行きましょー」テクテク 八幡「おい。 こんな時間のこんな場所で欲情すんな」 いろは「えー違いますよ」 八幡「えーじゃねえ。 ……だいたい、キスなら今朝あっちを出る前にしただろうが」ボソッ いろは「そうなんですけど~」 八幡「だろ。 話は終わりな、行くぞ」 いろは「…でも、今日から2日間、二人きりになれないじゃないですか」 八幡「ああ。 ……それが?」 いろは「その間、いちゃいちゃできないじゃないですかー」 八幡「そのくらい我慢できるだろ、お前」 いろは「むりですよー…。 ねえせんぱい、おねがいします」 八幡 そう言ってこっちを見上げる一色の顔を見て、やっと気付いた 八幡「お前……緊張してるのか」 いろは「……あは、ばれちゃいました?」 八幡「まあな。 つうか、意外だな。 コミュ力の化物と呼ばれるお前が、初対面の人間に会うからってそんな緊張するのは」 いろは「言っておきますけど、そのよく分からないあだ名で呼んでくるの先輩ぐらいですからね。 ……だって、せんぱいの両親と会うんですよ?」 八幡「まあ、そりゃな」 いろは「嫌われたらって考えると、近づくうちにだんだん緊張しちゃって。 ていうか、彼氏の母親に初めて会うときに緊張しない彼女なんていませんよー」 八幡「はあ」 八幡 メイクがいつもより更に薄かったり、いつもゆるふわ系 笑 が多い服装が今日は大人っぽくなってたりするのはそういうことか いろは「分かったような分かんないような顔しないでください。 ……せんぱいが私のお父さんと会うとき考えてみてくださいよ」 八幡「…………なるほど」 八幡 無理だわ、その状況。 逃げるわ いろは「それになんか、婚約前の挨拶みたいだし……わあ」 八幡「自分で言って自分で照れるなバカ。 それに婚約してねえだろ」 八幡 俺も照れるから。 ……主に、右ポケットに入れてある小さな箱が理由で いろは「もー。 いいですから、分かったなら、勇気ください。 はい、ちゅー」 八幡「………」 いろは「今なら誰もこの辺通ってませんよ、はい、ちゅー」 八幡「……しょうがねえな」 いろは「んっ……」 いろは「ふー。 じゅーでんかんりょーです。 どもでした」 八幡「………おう」 いろは「せんぱいって未だにちゅーするときちょっと照れますよね~。 かーわいー」ニヤニヤ 八幡「二度としねえぞバカ後輩……。 舌まで入れてきやがって」 いろは「あは、ついべろちゅーしたくなっちゃって。 ごめんなさい」ニコニコ 八幡「はあ……エロ後輩が。 うわ、ほんとに彼女連れてきてる!小町的にすごいポイント高い!」 八幡「疑ってたのか……」 八幡 兄の彼女の存在を疑う小町、八幡的にポイント低い 小町「ちょっとだけねー。 一色先輩、お久しぶりです。 比企谷家へようこそ!」 いろは「小町ちゃん久しぶり~。 ありがとー。 小町ちゃんに会えるの楽しみだったよー」 小町「小町もです!今日は自分の家だと思って気楽に過ごしてくださいね~」 いろは「うん、ありがとー」 八幡「……玄関で立ち話ってのもなんだろ、上がろうぜ。 小町、今日は親父と母さんいるのか?」 小町「んーん、今はいないよー。 でも今日は早めに仕事切り上げて夕方には帰ってくるって」 いろは そうなんだ…ホッとしたような逆にもっと緊張するような 八幡「そっか。 ほら、一色もあがれよ」 いろは「あ、はい。 電話で聞いた時は信じられなかったです」 一色「あはは、そうだったんだ~」 小町「このヤニいちゃん、この前のお正月帰省しなかったんですよ。 小町成人式だったのに。 それに、近況報告の電話とかも全然してくれませんし。 だからほんとビックリでした」 八幡「この前は卒研の準備に追われてそんな余裕なかったんだよ、あとヤニいちゃん言うな」 いろは ごめん小町ちゃん、年末年始は私がわがまま言って二人で過ごしてた… 小町「ねえ、お兄ちゃんが去年のお盆に帰省したときって、お兄ちゃん達もう付き合ってたの?」 八幡「まあ……」 いろは「付き合ってたよー」 小町「へー、そうだったんですか~。 このゴミいちゃんはなんで話さないかなあ……」 八幡「うるせ。 今回はちゃんと話しただろうが」 小町「帰省する一日前にね。 昨日とかお父さんとお母さん凄いびっくりしてたよ、お父さんなんか慌てて美容室行ってたし」 いろは なにそれパパさん可愛い 八幡「親父……はしゃぎすぎだろ」 小町「しょうがないよ、お兄ちゃんが家に彼女連れてくるなんて初めてだし」 八幡「まあ、な」 小町「それにしても、なんか信じられないです。 やっぱり。 あの学校中の人気者だった生徒会長が、お兄ちゃんなんかの彼氏なんて。 小町達の代なんて、未だに一色先輩のファンがいるんですよ?」 いろは「そうなんだー、もう私高校卒業してから3年ぐらい経つのにね」 小町「ですよ、同窓会とかで集まった時よく話題になりますもん」 八幡「同窓会……知らない言葉だな」 小町「ゴミいちゃんは呼ばれても行かないだけでしょ……。 同窓会って単語を見てすぐに返信するせんぱいが」 八幡「行っても話すことなんかねえしな」 いろは「……そーですか」 いろは 奉仕部の先輩方と、やっぱり疎遠になっちゃってるのかな いろは 知りたい。 なにがあったのか。 ……せんぱいが聞いてほしくなさそうだから、聞かないけど いろは「それより、小町ちゃんももう大学2年生だし、彼氏とかできたの~?聞かせてよー」 小町「えー私の話ですかー?」 いろは「知りたいなー」 小町「えーそうですねー何から話そうかなー」 八幡「俺は聞かんぞ。 八幡、自室のベランダにて 八幡「………」カチ、シュボ、スパー 八幡「ふー……」スパー 八幡 やっぱ実家落ち着くな……。 一色を前にした親父の落ち着きのなさは少し笑えたが 八幡 母さんも一色を気に入ってたようだし、一色の心配していたようなことにはならないだろう 八幡 今は小町も含めて三人で仲良く皿洗いしてるようだしな。 今日は小町の部屋で寝るらしい 八幡 あいつらが高校時代に仲良かったとはな。 少し意外だ カマクラ「にゃー」 八幡「お前も久しぶりだな。 元気か?」 カマクラ「にゃん」 八幡「そうか」 カマクラ「………」プイ、トコトコ、モソモソ 八幡 布団の上で丸まったカマクラは、なんというか時の流れを感じさせた。 お前とこの家でじゃれ合っていた毎日も、もう4年近く前か 八幡 今回の帰省は、一応俺の大学卒業祝いと、社畜の仲間入り決定を祝ってのものだ。 ……後付けで、一色の紹介も兼ねてしまったが 八幡 まさか俺が普通の企業に就職決めるとか、高校時代の俺は考えもしないだろう。 1年前の俺ですら信じないかもしれん 八幡「ふー……」スパー 八幡 ここに帰ってくるたび、高校時代のことを思い出す 八幡 思い出したくないことを、たくさん 八幡 二人の大切な女の子ができて。 そして二人から離れたこと。 そうするしかできなかったこと 八幡「すー……はー」スパー 八幡 煙草の煙を思い切り肺に入れて、吐き出す 八幡 考えてももうどうしようもないことは、考えるな。 いろはと二人でちょっとした宴会中 いろは「ん、ん、ぷはあ」 小町「うわーいい飲みっぷりですね~」 いろは「そうかな。 せんぱいに影響されたかも。 せんぱい、ビール飲むときすごい気持ちよく飲むんだよー」 小町「あーそれは多分某教師の影響ですね……」 いろは「え?……あー平塚先生かな?」 小町「はい。 明日もあの二人飲みに行くらしいんですけど……いいんですか?彼女ほっといて他の女の人と二人でお酒なんて」 いろは「いいんだよ、あの人は。 ……せんぱいにとって、その方がいいって分かるから。 せんぱいが家族以外で信頼してる数少ない人だし」 小町「……」 いろは「私はせんぱいのこと信じてるしね。 せんぱい、理性の化け物だし」 小町「……そーですね、そこだけは小町も信じてます。 悪く言えば凄いヘタレなんですけど」クス いろは「ね」クス いろは「それに明日は、私も久しぶりに実家の方帰らないと。 なりたいなあ……」 小町 一色先輩、本当に。 理由とか、小町にも話してくれなかったんですけど」 いろは「………」 小町「何を考えてるのかよく分かんないような顔で煙草ボーっと吸ってたりして」 いろは 私が再会した頃のせんぱい、みたいな感じなのかな 小町「たまに帰省するときもそんな状態がずっと続いてたんですけど、去年のお正月の時はちょっと違ってて」 いろは「………」 小町「あの頃には、もう二人とも再会してたんですよね?」 いろは「うん、まだ付き合ってはなかったころだけど」 小町「お兄ちゃん、なんか……表面上はあんまり変わってなかったんですけど。 相変わらずヤニいちゃんだったし。 でも、前ほどブラックな雰囲気とかなくて」 いろは「………」 小町「で、次にお盆に帰省してきた時は、凄く雰囲気が柔らかくなってて。 一瞬誰か分からなくなりましたもん」 いろは「あは、何それ」 小町「本当なんですって。 それで、なんでなんだろう。 なんでお兄ちゃんこんなに変わったんだろうってずっと思ってたんです」 いろは「………」 小町「昨日、やっと分かりました。 ……一色先輩のおかげだったんですね」 小町「だから、ありがとうございます。 お兄ちゃんを助けてくれて。 ありがとう、先輩」 いろは そう言ってほほ笑む小町ちゃんの顔は、すごく優しいものだった 小町「色々とダメなところが多い兄ですけど、あれでも小町にとっては大切なお兄ちゃんなので。 これからもどうかよろしくお願いしますね」 いろは「……うん、こちらこそ。 ほんとうに、これからもずっとよろしくね。 小町ちゃん」 小町「はい。 ……すみません運転手さん、お代はこれで。 お釣り出たらこの人に渡しておいてください」 ハイヨ、マイドー 八幡「多分足りると思いますけど、足りなかったら自分で出しといてくださいよ、先生」 平塚「ああ、悪い。 じゃあな彼女持ち」フラフラ 八幡「まだそれ言いますか……。 ちゃんと自宅の住所いえますか?」 平塚「なめるな。 独り身が長いとな、こうなってからの意識覚醒度は桁違いだぞ」 八幡「何をそんな自慢げに言ってるんですか。 ……でも先生、今日も誘ってくれてありがとうございました」 平塚「また帰ってきたら連絡しなさい。 今度はしめにラーメンでも食べに行こうか」 八幡「うっす。 それじゃあ、また」 バタン、ブロロロロ・・・ 八幡 帰省したら平塚先生とさし飲みってのも恒例になってきたな…… テクテク 八幡 最初は楽しいんだが、途中から平塚先生の婚活の愚痴ばかり聞かされるという テクテク 八幡 マジで誰かあの人もらってやれよ。 幸せそうな平塚先生が見たいです テクテク 八幡 にしても、今日は久しぶりに結構飲んだな……。 若干目まいがする テクテク??? 「……くん……きたにくん」 八幡 幻聴まで聞こえる…これは明日二日酔い確定だな。 一色との駅での待ち合わせ時間までに起きれるといいが テクテク??? 「…ひきたにくん……比企谷くん」 八幡 幻聴にしてはやけにはっきり聴こえるな。 つうかこの声…まさか ピタ 雪乃「やっぱり、比企谷くん。 やっと気づいてくれたわね。 ……久しぶり、ね」 八幡「………お前、雪ノ下、か?」 雪乃「別の誰かに見える?」 八幡「…いや。 久しぶり、だな」 雪乃「ええ。 びっくりしたわ。 由比ヶ浜さんと二人でお酒を飲みに来てて、さっき別れたところだったんだけれど」 八幡「由比ヶ浜……懐かしいな。 お前ら、今でも仲いいんだな」 雪乃「誰かさんのおかげで、ね」 雪乃 あなたが、逃げたから。 逃げて、くれたから 八幡「……なんのことだよ」 雪乃「いいえ、それよりあなたはなんでここに?遠くの大学に行ったでしょう」 八幡「ちょっと、帰省中でな。 さっきまで平塚先生と飲んでたんだ」 雪乃「そう……」 八幡「ああ。 まあ、明日にはまたあっちに戻るんだが」 雪乃「………」 八幡「……じゃあ、またな。 ……元気でな」 雪乃「ええ。 ……あなたも、元気で」 テクテク、テクテク、テクテク… ピタ 雪乃「あの。 ……もう少しだけ、話をしない?」 八幡「………」 雪乃「もう少しだけ、話をしたいの」 八幡「……分かった。 お前、バーとかよく来るのか?」 雪乃「たまに、由比ヶ浜さんと二人で来るぐらいよ」 八幡「そうか。 ………悪い、一服させてもらっていいか?」 雪乃「ええ。 どうぞ」 八幡「………」カチ、シュボ、スパー 八幡「ふー……」スパー 雪乃「煙草、吸うようになったのね」 八幡「ああ。 意外と性に合っていたらしい」 雪乃「そう。 意外ね」 八幡「小町には怒られたけどな」 雪乃「でしょうね。 似合ってないわよ、全然」クスクス 八幡「……あっそ。 変わんねえな、毒舌」 八幡 あるいは、やっと取り戻したのかもしれないが 八幡 また、そんなふうにほほ笑むことができるようになったんだな、雪ノ下。 ……やっぱり流石だな、由比ヶ浜 八幡 きっとあのまま俺が近くにいたら、見ることのできなかった表情 八幡 俺が遠くへ逃げたかいも、少しはあったのかもしれないと思える。 悪くない 雪乃「………」 雪乃 あなたが、逃げたから。 遠くへ行くことを決めたから 雪乃 私は、あなたとの距離を埋める努力を諦めた 雪乃 そして、由比ヶ浜さんという生涯無二の親友を手に入れた 八幡「………」スパー 八幡 俺は怖かった。 奉仕部の中で、二人と一人になることが。 そうなることで、雪ノ下か、由比ヶ浜か、どちらかが酷く傷つくことが 八幡 だから俺は、俺を独りにした。 そうすれば、彼女たちの友情は壊れないことを知っていたからだ 八幡 一度でも二人と一人になったら、もう三人には戻れない 八幡 きっとそれを、俺と雪ノ下は分かっていた。 だから俺は、一番良い『二人と一人』を選択した 雪乃「………」 雪乃 あなたは私たち二人の好意を、受け入れることは絶対にしないと分かっていたから。 遠くの大学を志望していると知った時に、それが分かってしまったから 雪乃 だから卒業間近の頃、由比ヶ浜さんの告白を断ったと知ったとき、胸が張り裂けそうだった 雪乃 あなたはそのまま、由比ヶ浜さんと二人になることができたのに 雪乃 一人になるのは、私でよかったのに。 あなたじゃなくて、私が一人になればよかったのに 雪乃 高校を卒業したばかりの頃は、そんなことばかり考えていたけど 雪乃 由比ヶ浜さんと一緒に、遊んだり、笑ったり、泣いたりしているうちに 雪乃 こんな素敵な親友が、そばにいることに気づけたときに 雪乃 やっと、素直に思えるようになったの。 比企谷くんに 雪乃「ありがとうって」 八幡「ん?」 雪乃「ありがとうって、あなたにずっと言いたかった」 八幡 そう言った雪ノ下は、静かに涙を流していた 八幡 初めて見た、雪ノ下の泣いてる姿は 八幡 その綺麗な顔を歪めて泣いている彼女の心は、やっぱりどうしようもなく美しくて 八幡「………いいから。 泣きやめよ」 八幡 きっと、恋ではなかったけれど。 見苦しいところを、見せたわね」 八幡「別に。 気にするな」 雪乃「……そろそろ、私は帰らなけばいけない時間なのだけれど、あなたは?」 八幡「俺はもう少しだけ飲んでいく」 雪乃「そう」 八幡「ああ。 ……なあ、雪ノ下。 最後に一つだけ聞いてほしい」 雪乃「…なにかしら」 八幡「俺な。 ………俺、彼女ができた」 雪乃「……そう」 八幡「ああ……」 雪乃「おめでとう、比企谷くん」 八幡「え?」 雪乃「おめでとう。 ……本当に、嬉しいわ。 心の底から。 おめでとう、比企谷くん」 雪乃 あなたをそういう暖かい雰囲気の人間に変えてくれたのは、きっとその人なのね。 ……さようなら、比企谷くん 雪乃 どうか、あなたがそのまま幸せになりますように 八幡 雪ノ下は最後に、今まで一度も見せたことがないような満開の笑顔を見せた 八幡 そしてお代を置くと、店から出て行った 八幡「さようなら、雪ノ下。 お兄ちゃんはもっとマメに近況報告すること!一色先輩はまたいつでも遊びに来てくださいね、なんならお兄ちゃんなしでも!」 八幡「おい」 いろは「うん、次来るときはそうするね~」 八幡「……おい」 いろは「小町ちゃんも、いつでも私たちの方に遊びに来てねー。 待ってるよー」 小町「はい!ぜひぜひ!」 八幡「……そこらへんでいいだろ。 もう新幹線出るぞ」 いろは「はーい。 また行きたいですねー」 八幡「そうか」 いろは「はい。 ……ねーせんぱい、手、つないでください」 八幡「…はいよ」 いろは「せんぱいの手、好きです。 料理してる時とか、煙草持ってる時とか。 ……あと、私の体さわってる時も」ボソッ 八幡「おい、どさくさに紛れて何言ってんだエロ後輩」 いろは「あは、ちょっとえっちい気分になりました?トイレ行って口でしてあげましょうか~?」 八幡「アホか。 したら通報されるぞ、俺が」 いろは「冗談ですよ~。 ……ただ、なんとなく思ったんですよー。 せんぱいのこと好きだなーって。 せんぱーい。 すきすきー。 せんぱいはー?」 八幡「はいはい、俺もすきすき」 いろは「うわー適当だなー。 ……でも本当、先輩の実家、すごく居心地良かったです。 家族になりたいくらい」 八幡 ……これは、やっぱそういう意味だよな。 誤解の余地がない 八幡 いや、誤解とかなんとかそういう話ではない。 何故なら、俺はこいつとずっと一緒にいたいって。 そう思っているんだから 八幡「……一色。 帰ってからちょっと話があるんだが」 いろは「えーなんですかー。 プロポーズですかー?」 八幡「………」 いろは「あは、冗談ですよ~」 八幡 一瞬心臓が口から出るかと思った。 なーに見てるのー?」ダキッ 娘「きゃっ。 もー、母さん。 びっくりさせないでよ」 いろは「あはは、ごめんねー。 ……ああ、私と旦那さんのアルバム見てたんだあ」 娘「うん。 押入れから出てきたから。 二人とも若いねー」 いろは「まあ十五年くらい前の写真だしね~これ」 娘「へー……うわ、この父さん煙草吸ってる。 娘的にポイント低い」 いろは「昔は吸ってたんだよー。 似合ってたなあ」 娘「子供の前で堂々とのろける母さんも娘的にポイント低い。 ……煙草、なんでやめたの?」 いろは「んー聞いてはないけど、娘ちゃん妊娠したって伝えたときからやめたから、それが理由かもね」 娘「へー。 ……それはちょっと娘的にポイント高い」 いろは「でしょ」クス いろは「あ、これ結婚式の時の写真だー」 娘「へー。 ……ねえ、もしかしてこのボロボロに泣いてる人、父さん?」 いろは「そうだよー」 娘「父さんの泣いてるところ初めて見た…。 なんで泣いてるの?」 いろは「んー。 たしか、小町ちゃんがメッセージ読んでる時だったかな~」 娘「小町おばちゃん!へーそうなんだ」 いろは「小町ちゃんも泣いてたなーこの時。 懐かしいなあ」 娘「……ところで、父さんってなんで母さんを好きになったの?ねえ父さん」 八幡「ばれてたか」 いろは「わ、なんで隠れてたんですか」 八幡「娘と嫁が俺のいないところでどんな会話してるのかと思ってな」 いろは「旦那さんすきすきーって話をだいたい私がしてますよ?」 八幡「はいはい、そりゃどうも」 娘「娘の前でそういう会話をしないでほしいな……」 娘「それで、なんでかって聞かせてよ」 いろは「私も知りたいな~」 八幡「……言わん。 それよりいろは、今日はカレーが食べたい」 いろは「えー、教えてくださいよー。 ……もう、カレーですね。 娘ちゃん、買いものいこー」 娘「はーい。 アイス買ってね、ハーゲンダッツ」 いろは「はいはい、じゃあ旦那さん。 行ってきます」ニコ 八幡「おう」 八幡 なんで好きになったのかって。

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ザバーーーン 八幡「…ふう」 八幡「…あいつら、買い物とかした後…晩めし食べて…それから」 八幡「ホテルか…」 八幡「時間的には…今頃、買い物か晩飯くらいか?」 八幡「風呂でなにしてんの、俺…」 -------------------------------------- その頃…ウナギの店 雪乃「ねえ、葉山くん…」 葉山「なんだい?雪乃ちゃん」 雪乃「まだ学生の身でこんな高い物…」 葉山「まあ一つ5000円だね。 大体うちの政略結婚の相手としては、隼人じゃちょっと物足りないと思わない?」 雪「え・・・?」 陽「そりゃ葉山のおじさまは優秀なうちの顧問弁護士だし、おばさまも医者だから一般家庭としては裕福な家だけど、どちらも世襲できるような職業じゃないじゃない?優秀な弁護士の息子が優秀になるとは限らないし?うちの会社もそこそこ大きな会社だからね・・・その顧問弁護士に求められるのは血筋じゃなくて弁護士としての実績だよ。 仮に隼人が優秀な弁護士になったとしても、うちの顧問弁護士になるのには20年は掛かるんだよ?そんな不確定要素を待つより、他から優秀な弁護士連れてきた方が良いに決まってるじゃないの。 それに会社が全国~世界展開していくと、顧問弁護士も大きな弁護士事務所にお願いすることになるでしょ」 八雪「「・・・・」」 陽「だからぁ、本気で政略結婚させるつもりなら、隼人なんかじゃなくて、どこかの大企業の御曹司を宛がうに決まってるじゃないの。 事実私にはそんな縁談が来そうだしね・・・」 八幡「…今頃、ホテルとか行ってたりして…」 八幡「いや、バレたらヤバいぞ?いくらなんでも行ってないだろ…」 八幡(つっても、もうやることはやってるよな…とっくに) 八幡(あの葉山がしないとも思えんし) 八幡(それにしても…壁を貫通して…) 八幡(葉山に抱きしめられて、尻撫でられて喘いでる、パンツ一枚の雪ノ下が鮮明に思い浮かぶのは何故だ?) ----------------------------------------- 雪乃「あ……っ、は、葉山くん…!そ、そんなに強く揉まれたら…私っ!」 葉山「雪乃ちゃん、こういう時は下の名前って言っただろ?」 雪乃「あぁ…くっ…隼人…くん…っ」 葉山「全く、言いつけを守れないならお仕置きが必要かな?」 雪乃「うっ…うん…っ!あっ…!だ、だめぇぇ…!」 葉山「比企谷が今頃、俺達のことを考えてるかもしれないよ」 雪乃「い、いや…言わないで…あぁ…!そ、そんなの…っ」 葉山「あははっ、もう雪乃ちゃんはとっくに汚れてるのにね」 葉山「彼はいつまでも、雪乃ちゃんを幻想の中に置いて綺麗なままにさせたいのかもね」 雪乃「い、いやぁぁぁ…!」 ドンっ 「ちょっと、邪魔なんだけど?」 八幡「えっ…あ、ごめん」 モブ「…?なにあいつ…?」 モブB「さあ…?」 八幡「………」 ------------------------------------ 放課後 奉仕部 雪乃「ん…あぁ…!…こんなところ見られたら…あぁ…っ」 葉山「見せつけてやってもいいんだけど」 雪乃「いや…だ、だめよ隼人くん…それは…っ!」 葉山「比企谷を椅子にでも縛り付けて、目の前で君を抱くなんて考えると…」 葉山「彼はどんな気持ちになるのかな?」 雪乃「そ、そんなの駄目…絶対にだめよぉ…あ、あんっ…!あぁ…!」 葉山「そんなに否定されたら嫉妬しちゃうじゃないか」 雪乃「あ、あん…っ!あぁ…あっ…!あぁぁ……!は、はぁ…っ…ゆ、許して…っ、隼人くん…っ」 葉山「比企谷が来るまで、もう少しかかりそうだね」 雪乃「は、はぁぁぁ…っ!」 八幡(まだ恋愛もしてない10代のガキが何言ってるんだって?いいんだよ、ガキなんだから) 八幡(それ以上の経験をしてないんだから、これに必死になるのは当たり前だろ?) 八幡(俺は雪ノ下を好きだったんだな…最近思い浮かべるのは、スカートから覗く白い下着) 八幡(奉仕部でも何回か見たことあるが…そのたびにドキッとしたな) 八幡(でも今では…葉山も思い浮かべるから悲しくなる) 八幡(キモイ発想だって?幻想の中に夢身過ぎだって言いたいのか?) 八幡(自分でもそう思ってたよ…自分が当時者になるまではな…) 八幡(対岸の火事なら、人間は冷静なもんだ) ------------------------------------------------ 生徒会室 八幡「一色、ここに段ボール置いとくぞ」 いろは「すいません、ありがとうございます先輩っ」 八幡「なんか最近礼儀正しいな、お前」 いろは「あはは、先輩に手伝ってもらってますし」 いろは「わたしもいつまでも子供じゃないですよ」 八幡「そうか」 八幡(まあ、確かにそうだな) コンコン いろは「は~い」 八幡「ん?」 三浦「あんたと違っていい奴と付き合ってるから結衣は」 八幡「そうかよ」 三浦「いまさら、近づいてくんなよ、わかった?」 八幡「…わかった」 三浦「警告はしたから、それじゃ」 八幡「……」 三浦「あんたには世話になった部分もあるよね、あの時はありがと。 じゃ」 スタスタ 八幡「なんなんだよ…一言で片づけるな…」 -------------------------------------------- スタスタ 戸塚「それじゃあ、部活がんばってね」 八幡「おう、勉強だけどな」 戸塚「あはは、それじゃ」 八幡「……女子と帰るのか、確か戸塚にも彼女ができたとか…」 八幡「奉仕部に行くか…」 八幡(由比ヶ浜に彼氏、一色にも彼氏か…) 八幡(戸塚にも彼女がいるみたいだしな…なんだよそれ) 八幡(地獄の大穴に落とされた…これはあまりにも…) 八幡(身動きがとれない状況で…雪ノ下の喘ぎ声が大きくなっていくのがわかる…) 八幡(これが本来の俺の位置…葉山の位置ははるか天上だ…) 八幡(今回のこの事態もあいつなら乗り切れるだろう…だから実行した。 俺との決定的な差を知らしめる為に…) 八幡(俺はいつの間にか、分不相応な地位に甘んじていた…そこから元の位置に行くのを嫌がっていた…) 八幡(だから…これは地獄じゃない…普通のことだ…抵抗したから、お仕置きされてるだけ…) 八幡(雪ノ下も今、仕置きをされてるみたいだ…アナルがどうとか…) 八幡(もういい…疲れた…さっきの睡眠薬の影響で寝れるだろう…) 八幡(きっと目が覚めれば、小町が起こしてくれるだろう…今日は日曜日だ…) 八幡(そうだよ…これはきっと悪い夢だ…) 小町「…」スタスタ 「おはよー」 「ういっすー」 小町「あ、おはよう~」 小町「……」 小町(結衣さんに彼氏ができたみたい…一緒にいたあの人がそうなのかな?制服は違ったけど) 小町(雪乃さんも彼氏を持って…他にも、お兄ちゃんの周りの人が少しずついなくなった…) 小町「大丈夫だよ…お兄ちゃんが引きこもりになっても…小町はお兄ちゃんの味方だからっ!」 ?「よう、小町」 小町「あ、おはよう~、今日もいい天気だねっ」 ?「そうだよな、今日いい天気だし、帰りどっか寄って行かないかっ?」 小町「うん、いいね。 そうしよっかっ!」 ?「今夜は…よし、今夜こそは…」 小町「えっ?どうしたの?」 ?「いや、なんでもないって」 八幡(これが俺の現状だ…) 八幡(はは…専業主夫みたいだ…いや、ただの引きこもりです、はい) 八幡「マジでこれからどうするか…学校行くか?」 八幡「いや、それは…俺の居場所はあそこにはない…」 ふにゃ~ご… 八幡「おう、カマクラ…元気かよ」 八幡(こいつがいたな、そういえば…) 八幡「俺の味方は…小町だけか?あと、辛うじてこいつ…」 八幡「なんか犬でも飼うか?世話はできると思うが…高いか」 八幡「やべぇ…どんどん逃げの方向に行ってるよ…」 八幡「出席日数もあるし…とりあえず高校は卒業しないとな…」 八幡「そのあと大学行かせてもらって…なんか悪いな…こんな俺を」 八幡「…あれ?俺、今ちょっとだけ前向きに考えられてないか?」 平塚「…特に変わってはいないよ、以前も葉山と雪ノ下は勉強していただろう?」 八幡「ああ、葉山が入ってきてましたね。 由比ヶ浜が来なくなって…」 平塚「表面上はそれと変化はないが…」 八幡「はあ?」 平塚「葉山がお前を追い出したということになってる」 八幡「どういう意味ですか?それは…!」 平塚「そういう噂が出ているよ、雪ノ下から比企谷を守ったっていう風にな」 八幡「葉山…」 平塚「すまない比企谷…私もそれはさすがに信じてはいないよ」 平塚「しかし、こういう噂は収束が難しいというのは君ならわかるだろう?」 八幡「……そうですね、一旦広まったら尾ひれがつきますからね」 平塚「ああ…とにかく、君は教室に行くんだ。 気を強く持ってな」 八幡「……」 八幡(…平塚先生が…頼りなく感じたのは初めてかもな…) 戸部「なに言ってんだよ、奉仕部でエロイ目線で結衣たち見てたって噂立ってるし」 八幡「なに言ってんだ?」 三浦「やめろっての、戸部。 でも、ヒキオもさ」 八幡「なんだよ?」 三浦「仲間だと思われるから、どっか行ってくんない?悪いけど」 海老名「うわ…きつい…」 八幡「病み上がりで帰ってきた奴に、会って早々言うセリフか?」 三浦「失恋で、雪ノ下さんに酷いことしようとしてたんでしょ?隼人がそう言ってるし」 八幡「そんなわけ…!」 葉山「いや、優美子。 それは色々と誤解があるよ、彼は諦めてなさそうだって言いたかったんだ」 葉山「まあ、俺にはなにか起こすんじゃないかって雰囲気はあったけどさ」 三浦「ほら」 八幡(なんだこれ…なんだ…?) 雪乃「そ、それは…本当に申し訳なかったと思ってるわ…!…でも、私も無理やり…」 八幡「なに言ってる?スカートめくったのは自分でだろ?葉山と俺を天秤に掛けて、葉山を選んだだけだろ?」 雪乃「…あ、あれも無理やり…!」 八幡「その割には随分感じてたんじゃないのか?雪ノ下…お前、もう葉山のこと完全に受け入れてるな?」 雪乃「そ、それは…」 モブ「なんだなんだ?なんかヤバくないか?」 モブ「あれって比企谷とかいう…去年の文化祭でも問題になった」 モブ「雪ノ下さんに絡んでるの?やだ…」 八幡(周りが気にしてる…でも止まらない…) 八幡「嫌悪感持ってるのは嘘だったのか?嫌いじゃなかったのか?」 雪乃「う、嘘じゃないわ…本当よ…」 八幡「婚約の話で変わったか?身体のつながりでうやむやになってしまったのかっ!?」 雪乃「ひ、比企谷くん…うぐっ…」グスグス 八幡「なんとか言えよ…俺と葉山と3人で勉強してた時…お前は一人の俺を憐れんでたんだろ…?」 葉山「比企谷…」 八幡「葉山…」 葉山「これ以上、彼女を罵るのは俺が許さないぞ」 八幡「葉山…どの口がそんなこと言うんだ…?お前が…俺を…貶めたくせに」 葉山「今の現状では意味がないことくらい、君にもわかるだろ?ほら」 八幡「…」キョロキョロ モブ「うわ…こっち見た…コワい…」 モブ「葉山くん、やっちゃえ~ボコボコにしてやれ~」 モブ「あいつって、引きこもってた奴なんだろ?そんな奴と卒業一緒とか嫌だわ…」 八幡「……」 葉山「これが、君の現状だ。 わかっただろ?」 八幡「…」 スタスタ 葉山「行ったか…殴りかかってくれても面白そうだったけど」 葉山「そうすれば、正当防衛で思い切りやれたのに」 葉山「大丈夫かい雪乃ちゃん?ほらハンカチ」 雪乃「…ありがとう…」 放課後 スタスタ 進路指導室 平塚「じゃあ、一応大学進学ということでいいのかな?」 八幡「はい、一応ですけどね」 平塚「まあ、君の成績なら問題なさそうだが…比企谷、今の君は心の方か」 八幡「そうかもしれないですね」 平塚「私に話せないようなことなら、心療内科に行くというのもいいかもな」 八幡「俺、鬱なんすか?」 平塚「心の問題は鬱だけじゃないだろ?」 八幡「抵抗あるんですけど…」 平塚「そうだが、専門家に話すのもいいかもしれないぞ。 もちろん私でも構わないが」 平塚「今時、心療内科に通ってる人なんて珍しくないしな」 八幡「そうかもしれませんけど…考えときます」 平塚「ああ」 八幡「じゃあ、これで失礼します」 ガラガラ 葉山「ふむ、彼は今日は来るのかな?」 戸部「来るんじゃね?来ないと楽しくないし」 葉山「ん?そうかい?俺はもう、彼のことはどうでもいいけどね」 葉山「雪乃ちゃんのことで忙しいし、あんまりやり過ぎるのもね」 戸部「じゃあ、俺が貰おうかな~、最近ストレス貯まっててさ」 大岡「ああ、勉強の発散しないと駄目だよな」 葉山「……彼も大変だな。 いくら無努力の末路とはいえ…」 結衣「ヒッキー大丈夫だよね…」 三浦「あんたはもう関係ないんだし、今の彼氏に集中しな」 三浦「じゃないと捨てられるよ?うまくいってるんでしょ?」 結衣「うん、そうだね。 ひどいことしないしっ」 三浦「大学進学まで清い交際しようってのが凄いと思うし」 サッカー部の部室 八幡「…小町っ!…」 戸部「ヒキタニくん、静かにね?あんまり騒ぎになるとまずいっしょ?」 八幡「くそっ…なんでこんなっ」 戸部「あ、でもあんま近づかないでね?ヒキタニ菌移りそうだし」 八幡「しね」 大岡「お前、あとでボコボコなっ、部活の後輩の血の気の多いの何人か連れてくるわ」 八幡「……」 戸部「おおっ、それはストレス発散になりそう」 小町「や、いやぁあぁぁ…こ、こんなの…!」 ?「へへ、ここなら誰にも邪魔されないって」 小町「あぁぁ…ぁ…だめ…だめ…」 ?「小町、やっぱり可愛いな。 前から一回ぶち込みたいって思ってたんだ」 ?「ガード固かったけど、付き合って結構経つしようやくって感じだ」 小町「や、やだ…こんな強引なんて…わ、別れる…!」 ?「うるせぇな…とにかくぶち込んでからな?そういう話は」 小町「い、いやぁぁ…!お、おにいちゃん…!」 ?「へへ、そういえば兄貴いたっけ?なんか暗い変なやつなんだろ?」 小町「ああぁぁぁ…」 ?「そんな奴に頼ったって無駄だっての、そうらっ」 ドゴン ドゴン ?「うおっ!な、なんだ…!」 八幡「小町…小町…!」ドゴンドゴン 戸部「ちょ、ドア壊れるっての…!やめろよっ!」 大岡「おい…向こう連れていくぞっ!」 八幡「ちょ、おい…離せ…お前ら…!」 戸部「もう、無駄だって…綺麗な妹なんて幻想だから」 大岡「とにかく、お前はさっきの悪口の清算な?」 八幡「な、なんだと…死ねよ…お前ら…クズが…!」 小町「え…お、お兄ちゃん…?」 ?「なんかビックリしたな…速攻終わらせるか」 小町「え…?い、いやぁぁぁぁ!」 ------------------------------------------------ 葉山「ハハハ…それに俺の彼女の父親は千葉県の総会屋を牛耳ってる雪ノ下建設の社長だぞ?」 冴島「せやったら何や…そんなヤクザ紛いの連中…何人だって相手になったるわ。 」 桐生「あぁそうだ…あんまり人を舐めない方がいいぞ?」 葉山「少なくとも500人入るんだぞ?お前らなんて秒殺だ…」 真島「その雪ノ下建設言うのも歯ごたえなかったで~?折角、久々に大暴れ出来る言うから楽しみにしとったのに~」 葉山「な、何だって!?そんな冗談信じるわけ…」 真島「信じとうないんやったら、今すぐ会社に行ったらええで~まぁその前にお前は死ぬけどのぉ~」 葉山「なっ、なんなんだよ!こいつらぁ!」 その後…葉山たちの姿を見た人間はいない…噂によると、海外で生活をしているらしい。 今の俺はどうしているかというと、葉山たちに負わされた怪我を 治すためにリハビリに励んでいる。 雪ノ下もこんな俺に賢明に付き添ってくれている。 いつか、想いを伝える日が来るのだろうか… 小町は小町で大学進学を目指して勉強に勤しんでいる。 新しい彼氏が出来て、幸せそうだ。 おしまい.

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