ナス ターシャ 教授。 何故そこで愛ッ!?

戦姫絶唱シンフォギアG

ナス ターシャ 教授

シンフォギアCMリンクとは、のにつけられるである。 に、第1巻のである場合が多い。 概要 作品では、その放映内で作品にまつわるを幕間で流している。 たいていの場合は以下のような商品のが流となる。 、曲、集などの• をまとめた、• 作品内に登場するを模した類• 開に伴う告知等• (食品、等) もちろんでもそれらのが流されるわけだが、何故かのは商品類の告知は二の次で、むしろ登場人物が全く関係のを演じている。 酷いものになると当日放送された話の感動をぶち壊し()であったりして、を大いに戸惑わせる。 ただし、訓練された(=)からすれば「も含めて」という見方もできるため、作品を楽しむ一つの要素と捉えるのも悪くない。 ……などと書いていたら、も敢えて「 あのまでが」という意図を持ってしていることが判明した。 しかも、者自らが脚本を書いていたという、まさに 「」を体現しているかのようななのである。 ちなみに、で遊ぶようになったのは第2期のからであり、第1期のではにの販促を行っていた。 これまでに放映されたCM 戦姫絶唱シンフォギアG• 、の友人三人衆がの魅満載と銘打って、のをしているが、直撃する魅とは「的な」と落ちをつけている。 が「食べて観て寝る」のがの鍛錬と言っているものの、の受け売りでしかないため「言ってること、全然分かりませんよぉ」とぶん投げる。 が自室()でのを探すが見つからず、「見つからずに放映を見逃したならば、、の購入をお勧めする」という「防人からの提案」を行っている。 が「歌でを守りたい」という自分の夢をるものの、ととをぶっ放す自分には説得がいと嘆き「あー!!」と自棄になる。 が「が帰ってきたら一緒にを食べてに入り寝よう」と自分の願望だけをり、「く帰ってこないかなあ」と締める。 調が中ずっと「じーっ」しか言わず、その様子に切歌が「何か喋らないとマズいですよ」と慌てるだけで終わってしまう。 が「もっと出番が欲しい」とに嘆くが、は「第1話の冒頭ぐらいは『まさに』って感じにいていた(=)」と慰める。 としては嬉しくないらしい。 戦姫絶唱シンフォギアGX• が「新たな敵のと戦う」ということについて、の意味を「土地転がしをしてる地上げ屋」や「友人をに誘うリビューター」と勘違いしており「すっかり私たちもですねえ」とな感心をする。 が「一番格好いいは、何故ならだから」と自画自賛するものの、に破壊されたことを悔いている。 そして「その姿、に焼き付けたぞ」とは言っているものの、焼き付けた結果は推して知るべし()であった。 が詠を歌えなくなってしまったことについて、友人三人衆が「私が歌って闘う」と覚悟を決めるものの、「いいや、ここはに歌わせてもらおうか!」と弦十郎が割って入ってきたため三人は仰する。 が「ああ、しんど」とりつつも「なを奮発したので何とかをって闘えた」と安堵する。 緖が「二人のそれっぽい歌も流れたから」とり、弦十郎も「の特殊EDだったので、次回までの不安要素がまるで見当たらない」と追い打ちでを立てる。 を高くして寝られたかどうかは知らない。 がにやられたため、同士で次のをあみだで決めようとするが、何故かィだけいない。 によると「さっきに会うって出ていった」とのこと。 性根が腐っている。 が今後の自身の出番が新登場で減らされるのではないかと嘆く。 「私って本当にの推しなの?」とをする。 復活したにが「死んだり生き返ったり大変ですね」と労を労うと、は「さすが業界屈の苛酷と名高い現場だ」と嘆息する。 も「先週はだった」と返すと「は初登場時の破廉恥ルックの方が」とはまた嘆息する。 ウェルが、自身の活躍がの後半しかないGXの告知を拒否し「どうせ同じをかけるなら、全編にわたってが活躍している」Gの告知をしようとするが、おっと。 が「にだなんて、前代未聞過ぎて突っ込みが追いつかない」と嘆き、「このにはに対して突っ込み役が少なすぎる」と途方に暮れる。 が「私、」といきなっ込みをかけ、「と名乗るならこのくらいはしてもらわないと」とでる。 ただし「かが鼻につくかも知れませんが」と自身のの古さについては多少認識していた模様である。 調が切歌のをじーっと眺めながら「GXのが解けた」とる。 切歌は「やっぱりそういう意味だったんか」と驚く。 全に的外れである。 と八紘とイザークが登場し、「どうも、ののです」「のイザークです」と二人はかなり気さくにをしたものの「のの…って私もやらなきゃいけないのか」と八紘だけする。 直後にが「この、碌ながいないな」とするものの「あなたがそれを言いますか」とイザークから呆れられる。 戦姫絶唱シンフォギアAXZ• 友里が尭に「(助手席側からいきなりを引いて)危ないじゃない!」と怒鳴りつけるものの「あれが軌計算の暗算というヤツで…」と尭は言い訳する。 「本気で言ってるの?」と友里がさらに詰め寄ると「見せ場を作りたくて、つい…」と本音を漏らしで謝る。 弦十郎が直前のの「だけど私は、」を物まねするものの、緖から全される。 「意外とさらっと流しちゃうも、あるみたいだぞ?」と負け惜しみを言う。 がTY を発動させるために「、乗れ」と促すが、「後ろの二人は何してんですか?」とに尋ねられる。 は「発射を押す係」、は「の雄姿を見守る係」と説明するが、直後にが「そういうわけで」とを押すとも打ち出されてしまう。 私も飛ぶんかーい• が調と切歌にの二課組3人の救出を急ぐよう発破をかけるが、直後に錬成をさせたの姿を見た切歌が「恥じらいを焼却して、惜しげもく抜した(=)よ」と仰する。 が「せっかくのなのに、妙な時間にが覚めたな」とをつけるとをやっていた。 どうやら「」という番組らしい。 何となく気になったので録画予約を入れることにし、「あののに詳しいのがいたな」と独りごちる。 が自身の登場に不を漏らし「久しぶりの登場かと思えばこの仕打ち。 よりの方がが多い」とる。 ついでに、田次官が啜るためだけに現場入りしていたことを軽くる。 調と切歌がの心労を心配し「のレ操作は今週も順調だったが、も順調だったとは初」とのをる。 が弦十郎のつけた特訓に「いやいや待て待て、待ちなさい!」「って実践じゃないのよ」とり倒す。 最後にはを流そうとしたことについて「許諾も取らずに流したらで使えないでしょ」と罵詈雑言である。 がである自分を差し置いて立ちすぎる緖を非難する。 今期はも奏のもないことから「雇用待遇の善を断固要します」としている。 訃堂が「も自分と肩を並べたがらない。 これでは嫌われ者みたいではないか」と怒る。 弦十郎が「僭越ながら不肖のが」と出るも「できればがいい」と突っぱねる。 が「今週のは版だったよ。 この時代に踊り()が観られるなんてだよねッ」と言うと、は「今時踊りなんて言葉を聞くなんて」と呆れる。 が「(流れ的に)間違いナシだったのに、気づけば何でこんな見らしのいい()物件に一人暮らししてるの」と困惑している。 がいきなり「さーて、来週のさんなワケダが?」とのをにパクる。 も乗っかりつつ「出番がないのでない」と突き放し、が「次回、」と予告を入れる。 が「一期の頃から、陰る、きっとなんて言われ続けてきましたが……そんなのあるわけないじゃない。 」と言いつつ、「 ところで皆さん、ってご存知ですか?」と決定している5期へのを建てる。 戦姫絶唱シンフォギアXV• が自身の直面した「で歌を歌ったらが出た」という出来事を「人に言っても鼻で笑われる」「だよ」とつぶやくが、その話自体が 機密なので にも言えないこともつぶやく。 緒が「 話の引きから 宣伝がやりづらい」と話す。 弦十郎が「『みんなで楽しめる』という作品は一体どこに」と言うが、緒は自分の知らないの話と認識する。 とが「』と予想する。 は「さすがに理がある」、「それでも期待せずにはいられない」と話す。 後に回収• がと勢いで故人まで引っり出された歌の現場を「大変そうですね」と評する一方、自分は 難しい事を言ってれば歌の現場に引っり出されないと余裕ぶっこく。 なお、次話で歌の現場に引っり出された• が今期の自身の待遇に「正直しんどい」と漏らし、これが以前要した 雇用待遇善の結果ではと考える。 需要がないと思っていた 昔のめんどくさい自分が需要があると知り、「そんなぁ…」と嘆く。 が話の引きで聞いた音をではなく歌と認識し、歌に聞こえないことは聞いているモノが違うだと叫ぶ。 最後に「なーんてね」と言っているため、本気ではなく冗談で言っていただけと思われる。 が手に復活・に退場した自分たちは体ないから出番を増やすよう交渉もやむなしと話す。 っ先に抜け駆けしそうなィを探したところ「いるよ!!」といたため他3人は「ならよし」と安堵する。 性根が腐っていない。 が「 オッス!」とのをパクる。 曲名を出すのはマズかったのか「次回『へいき、へっちゃらよりも ブブーっちゃら』」となの中で初めて伏せ音が使われてしまった。 が昨今のどころのある展開についにまでもを入れ始めたと不足をる。 切歌が作中で「お気楽に雑誌を見ていた」のは「の準備もできないまま強いられたの行」へのではないとし、 これからは難しい話の時はしくしていると決意する。 調が 遺跡でみんなとになって切歌と2人っきりに…2人っきりと認識し、何かを頑る決意をする。 がをするも、ィだけは「 よっ!億!が!下あたり!」とにっていた。 性根が腐ってる。 「また、いつか」 関連動画 関連コミュニティ 関連項目•

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何故そこで愛ッ!?

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100話目として、久し振りに番外記録挟みます。 初めて描いた番外記録は響と翔の過去。 その次はセレナ最後の誕生日。 元々、番外記録 メモリア は過去回想を本編から切り離して単体で描く物なのですが、どうしてわざわざこんなタイトルしているのかと言うと、ここにもちゃんとした理由があります。 ただの過去回だと味気がない。 だから一目で過去回だと分かるタイトルにしておけば、読者に「あっ、過去回か。 じゃあちょっと息抜きできるな」と認識させられるじゃないですか。 過去回は重要な情報が出たり、回想している人物のトラウマが飛び出してきたりするので油断はできないんですけど、その反面、現代での物語が暫く止まるので箸休めにもなるんですよ あくまで作者個人の感覚です。 つまりは一つの演出ですw オシャレなタイトルで区別すると分かりやすいじゃないですかw さて、今回はシンフォギアGの三大トラウマシーンその二、例の回想です。 推奨BGMは『Apple』でお楽しみください。 6年前、F. 秘密研究施設 施設内の印象から、被験少女達によって名付けられた通称は『白い孤児院』。 がフィーネの魂の器となる憑代候補者を非合法な手段で揃えた際、シンフォギアへの適合性が見込まれた少女達を選抜し、研究と実験、そして訓練に用いてきたその施設は、隠匿性・機密性の高さから、今もって存在そのものが謎に包まれている。 これは、その白い孤児院で起きた、とある実験事故の記録である。 「グボアァァァァァァァァ!」 異形の白き巨人は、咆哮と共に壁を殴りつけ暴れまわる。 大きく開かれたその口からは唾液が糸を引き、巨人がひどく餓えているのが一目で見て取れた。 警報が鳴り響き、分厚い鉄の壁や特殊ガラスが振動と共に揺れる。 危険色の照明に照らされたオペレーションルーム内は、慌てふためく研究者達の声が飛び交っていた。 「ネフィリムの出力は、依然不安定……。 やはり、歌を介さずの強制起動では、完全聖遺物を制御できるものではなかったのですね……」 怯える姉妹の方を振り返ったのは、今よりもう少し皴の少ないナスターシャ教授だ。 この頃はまだ車椅子ではなく、右目の眼帯もない。 自分が何をすべきなのか。 ナスターシャ教授の視線から、自分の力が必要だと悟った妹は、ただ一言静かに告げた。 「わたし……唄うよ」 当時16歳のマリアは、セレナの言葉の意味を理解していた。 無論、ツェルトもだ。 二人の言葉に、セレナは首を横に振ったのだ。 「その時は、マリア姉さんが何とかしてくれる。 ツェルト兄さんや、F. の人達もいる。 わたしだけじゃない。 だから何とかなる」 「セレナ……」 「……くッ!」 胸に手を当て、セレナは二人を、そしてナスターシャ教授の顔を真っ直ぐ見つめる。 セレナの表情は笑顔でこそあったが、その笑顔にはどこか寂しさが滲んでいた。 「ギアを纏う力はわたしが望んだモノじゃないけど、この力で、みんなを守りたいと望んだのは、わたしなんだから」 そう言ってセレナは、アルビノ・ネフィリムが暴れ狂う実験室へと降りていく。 ツェルトはただ見ていることしかできない己を呪った。 そして、セレナは純白のシンフォギアを身に纏い……最後の唄を口ずさんだ。 「マリィッ!」 「きゃあああッ!」 モニターの前に座っていた研究者達は吹き飛び、ガラスの破片や瓦礫が飛び散った。 ツェルトは咄嗟にマリアを庇い……それから間もなく、二人は実験室へと駆け下りていった。 燃え盛る炎と、崩れ落ちた実験室。 瓦礫の山の向こうに立つ、セレナの小さな背中。 その右手に握られているのは、基底状態……幼体の状態にまでリセットされたネフィリムの姿がある。 セレナの絶唱特性は、『エネルギーベクトルの操作』。 立花響のそれと非常に似通ったその特性を以て、機械装置を介して暴発したアルビノ・ネフィリムのエネルギーを抑え込んだのだ。 攻撃的な特性を一切備えない、まさに誰かを守る為に特化した力。 彼女の献身的な心を現したかのような絶唱は、この場に居た全職員の命を救ったのだ。 だが…… 次の瞬間、セレナが身に纏っていたシンフォギアは光と共に消える。 幼いセレナが受け入れるには、ネフィリムのエネルギーはあまりにも巨大であり、絶唱の負荷と相まって、その身体の内部はズタズタに引き裂かれてしまっていた。 マリアとツェルトは足場の悪さも、迫る炎の熱も、全て振り切ってセレナに駆け寄ろうと瓦礫の山を登る。 「セレナ……ッ! セレナッ!!」 「待ってろセレナッ! 今そっちに……うわッ!?」 その手を伸ばそうとした時、二人の目の前に炎が上がる。 それはまるで、二人を嘲笑うかのように広がり、道を閉ざした。 姉妹を引き裂こうとするかの如く、勢いを増していく炎。 マリアは耐え切れず、頭上の割れた窓へと向けて助けを求めた。 「誰かッ! 私の妹がッ!」 しかし、オペレーションルームから聞こえてきたのは、大人達の怒号であった。 「貴重な実験サンプルが自滅したかッ!」 「実験はタダじゃないんだぞ!」 「無能どもめ……」 研究者達は自分の事しか頭になく、炎の中に佇む小さな英雄の姿など目にも入っていないかのように、そう吐き捨てていた。 「どうしてそんな風に言うのッ! あなた達を護る為に血を流したのは、わたしの妹なのよッ!!」 マリアの悲痛な訴えも、彼らには届かない。 貴重な第一種適合者とはいえ、研究者達にとってはモルモットの一匹、ただ他よりちょっと上等なサンプルが自分から死にに行ったに過ぎないのだ。 「クソッタレがぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」 ツェルトが地団太を踏み、マリアと共に振り返ったその時だった。 炎の壁に遮られたその先で、セレナがこちらを向いていた。 人形のように愛らしい顔立ちだったその顔は、瞳孔をかっ開き、目から、口から、止めどなく血を流している。 見るものの恐怖心を煽る程にまで変わってしまったそれは、まるで古ぼけたフランス人形のようだ。 それでも彼女は、大好きな姉と愛する兄を思い、最期まで微笑もうとしていた。 「よかった……マリア姉さん……ツェルト兄さん……」 「セレナッ!セレナアアァァァァァッ!!」 「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!」 ツェルトが雄叫びを上げて走り出す。 炎が肌を焼き、シャツを焦がしたが、そんなものは関係ないとばかりに足を踏み込む。 ただひたすら炎の壁を踏み越え、走り続ける彼を突き動かしているのは、誕生日にセレナがこっそりと囁いた言葉であった。 『本当はわたしも、マリア姉さんに負けないくらい、ツェルト兄さんの事が大好きなんですよ?』 あの時は、いつもの悪戯だと思っていた。 だが、その言葉にきっと嘘は無いはずだ。 逝かせないッ! マリィの傍にセレナがいない世界じゃ、俺は本気で笑えない! 届け俺の腕、動け俺の足ッ! クイックシルバーなら絶対、こんな瞬間でも走り抜く……そうだろッ! 思い描くのは、大好きなアメリカンコミックのヒーローの姿。 アベンジャーズ、X-MEN、ジャスティス・リーグ……。 彼らの雄姿を胸に自らを奮い立たせ、ツェルトは限界を超えて疾走した。 「届け……届けッ! 届けぇぇぇぇぇぇッ!!」 あと一歩でこの手が届く、その瞬間に……絶望が落ちてきた。 落下してくる瓦礫に気付いたツェルトは、咄嗟にセレナを突き飛ばした。 飛び込めば自分が潰され、引っ張るには減速が必要だった。 確実に二人とも助かる為には、それが最良の判断だったのだ。 だが……突き飛ばした先が不味かった。 セレナが突き飛ばされた先には、燃え盛る炎の海が広がっていたのだ。 気付いた時には既に遅く、ツェルトの右腕はグシャッという生々しい音と共に、瓦礫の下で潰れた。 「あ……あ、あ……うわああああああああああああああああああああああああッ!!」 それは苦痛からの悲鳴であると同時に、自分が犯した過ちへの慟哭。 少年の夢想は儚く、無残にも砕け散った。 他の誰でもない、今この場で最善を願った自分の手で、最悪の結果を引き起こしてしまったのだから。 「セレナアァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!」 泣き叫ぶマリアの声が炎に吸い込まれ、虚しく響いていた。 これがツェルト、マリア、そしてナスターシャ教授の心に暗い影を落とす炎の記憶。 脚の自由と右目、伸ばしたはずの右手、そして最愛の妹を喪った日の記録である。 ff セレナ……。 あなたと違って、私の歌では誰も守ることは出来ないのかもしれない…… 破損し、起動不可能となったたセレナのギアペンダントを握り、マリアは目を閉じる。 心に落ちた暗い影は、マリアの両肩に重くのしかかっていた。 『まもなくランデブーポイントに到着します。 いいですね?』 「OK、マム」 ナスターシャ教授からの通告を受け、マリアは静かに立ち上がった。 ff 「……また……あの日の夢か……」 目が覚めると、医務室の天井が見えた。 ツェルトは身を起こしながら、左右を見回す。 「……結局……俺はマリィを泣かせてばかりだな……」 ベッド脇に置かれた義手を見つめながら、ツェルトはポツリと呟いた。 あの直後、マニュアルで稼働された鎮火システムが、実験室の炎を消していった。 それから、一人の研究員が救護班を連れて現れる。 その男はまず、俺やマムを一瞥すると、迷わずセレナの方へと向かって行った。 『まだくたばっちゃいないな。 大至急、この子をコールドスリープさせろ。 急げ!』 『はッ、はいッ!』 救護班に指示を出す男の外見は、医療スタッフには似つかわしくない格好だった。 長い金髪を後頭部で一つに結び、チョビ髭を伸ばしたその研究員の目には、黒いサングラスが光っている。 男は救護班がセレナを運び出すと、次は俺の方へと向かってきた。 『ふむ……。 粉砕骨折で筋肉はズタボロ、その上瓦礫の熱で腕が丸々ホットサンドみたいになっている……か。 右腕の肘から下をバッサリ切断するしかないな』 『あん……た、は……』 苦痛で息も絶え絶えになりながら、俺は声を絞り出した。 『フン、今は俺の事よりも、自分の腕の心配をしたらどうなんだ? このジャリボーイに鎮痛剤の投与を。 それと医療班に連絡、手術の準備をしておけ。 こいつが付けることになる義手の作成も始めろ』 『了解ですッ!』 『おいッ! だから誰なんだよ、お前はッ!』 男は俺の言葉を無視すると、今度は降ってきた瓦礫からマリィを庇ったマムの方へと向かって行く。 『プロフェッサー、アンタはあの二人に比べりゃ大分マシな方だな。 この先一生車椅子生活くらいで済むだろう』 『ドクター・アドルフ……セレナをどうするつもりですか?』 アドルフ、と呼ばれたグラサン研究員は、さも当然であるかのようにこう答えた。 『何って、コールドスリープで処置を取るに決まっているだろう。 貴重な第一種適合者だ、みすみす死なせるには損失が大き過ぎる』 『あなた……セレナのメディカルチェックを担当してた……』 『嬢ちゃん、そいつは今夜の晩飯よりも大事な事か?』 『えっ……?』 アドルフ博士はそれだけ言うと、再びマムに視線を移す。 『その寝心地悪そうなベッドから抜け出したら協力しろ、プロフェッサー。 あんたの権限なら、あの馬鹿どもも反論は出来んさ』 『しかし、彼らにはどう説明するつもりなのですか?』 『なに、簡単な計算だ。 貴重な第一種適合者を見殺しにするか、延命処置していつか治療するかだ。 確かにコストで考えれば、実験サンプル一匹見殺しにする方が安上がりだ。 だが、それを理由に金の卵を産むガチョウをみすみす殺すのは、馬鹿のする事だろう?』 へッ、と笑いながら、アドルフ博士はそう告げる。 この人、ぶっきらぼうだし口は悪いけど、悪い人間じゃない気がする。 何となく、そう感じた。 『消費主義もここまでくると呆れたもんだ。 ここの連中はもう少し、東洋の精神を学ぶべきだな』 『意外ですね……。 あなたがここまでするとは』 『アインシュタインは言った。 成功者になろうとしてはいけない。 価値のある男になるべきだ、とね。 馬鹿どもの意見に流されて、ガキ一人見捨てるような医者に価値はないね』 そう断言するアドルフ博士のサングラスの奥には、強い信念を宿した瞳があった。 だから、俺は確信する。 この人は、マムと同じくらい立派な科学者なんだと。 ろくな科学者がいないこの孤児院の中でも数少ない、道徳を重んじることが出来る人間が、そこに立っていた。 『それに俺は、不確定なものが好きじゃないんでね。 代わりの適合者が見つかる確率に賭けるより、セレナを治療する方が確実だと見込んだだけさ。 そら、行くぞ』 そして、瓦礫の下からマムが救出され、鎮痛剤を打たれた俺は医務室へと運ばれた。 俺が日常的に使っている義手は、ドクター・アドルフが開発した物であり、RN式Model-GEEDも彼とドクター・ウェル、ドクター・櫻井の合作のようなものだ。 あの人に貰った腕で、今度は俺がマリィを守るんだ……って、そう思っていたのに……。 これじゃあ、あの人にも顔向けできねぇな……。 ああくそッ……! 俺はどうすりゃいいんだ……。 どうすれば俺は……これ以上マリアを泣かせずに済むんだ……。 『まもなくランデブーポイントに到着します。 いいですね?』 マムからの通告に、俺はベッドを降りて義手を付けなおす。 そしてシャツを羽織ると、そのまま医務室を出た。 ランデブーポイントには、切歌と調がいる。 わざわざ敵地に赴いてくれたんだ。 二人を迎え、労わなくては……。 既に太陽は西に傾き、空はオレンジ色に染まりつつある。 今回のサブタイはセレナの聖詠から来てるんですけど、適合者なら一目で分かりますよねw 今回登場のXD出身キャラは、ドクター・アドルフ! アドルフ博士を出すのはG編当初から決定してたんですけど、いざ出してみたら思った以上にいい人になってた件。 まあ、カルマノイズによる襲撃はなかった世界ですし、いい人だからこそ歪んだらヤバいってのはありますからw 知らない人の為に、今回も軽めに解説しますね。 アドルフ博士。 XDUのイベントシナリオ、『イノセント・シスター』に登場。 日本支部に所属する研究員の一人であり、ネフィリムを操っていた黒幕。 以前、所属していた研究機関をカルマノイズに襲撃されており、その際、多くの仲間を喪ったことからノイズに対する為の「絶対の力」を求めるようになった過去を持つ。 最後はエクスドライブモードとなったセレナにカルマネフィリムを倒され、足蹴にしたマリア、姉を傷つけられたことに怒りを爆発させたセレナに一発づつ殴られて退場した。 ちなみに、彼がネフィリムに目を付けた理由となった『F資料』は、生前フロンティアについて研究していたウェル博士が書き遺したものだったりする。 ナスターシャ教授によれば、セレナの治療にも尽力していた、との事だったのでカルマノイズ事件さえなければXDUでのような凶行に走ることもないなと思ったので、本作ではセレナの担当医なりました。 「コインで表を~」みたいな言い回しが思いつかないのは惜しいなぁ。 でもアインシュタインの名言引用は結構いけそうw 次回はいよいよ……そうです、奴のお出ましです。 お楽しみに?.

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二課仮設本部

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画像は。 「天才 柳沢教授の生活 3巻 / /漫画文庫」 きのう。 のを読んでいたら、ふきだし内の文章に「、」も「。 」もないことに気づいた。 モーニングの他の漫画も確認してみたら、みんな「、。 」がない。 食器棚におさめたままの手持ちの漫画たちをみてみたところ、「、」も「。 」もない。 どういうことだろう。 食器棚から「天才 柳沢教授の生活 3巻 / /漫画文庫」と手にとり、かなりまえに読んで面白かったものを読んでみた。 やはりいい。 あらたに感じ入る。 以下、天才 柳沢教授の生活 の3巻より書き起こし。 表紙カの裏側に。 「Y大経済学部教授、柳沢良則(やなぎさわ よしのり)。 道路は右端を歩き、横断歩道以外で道を渡らない。 安くてうまい【の開き】のためなら、足を棒にしても歩き続ける。 本書は、を遵守し、の法則に忠実な学者の、克明で愉快な記録である。 」 教授の四女、世津子のボーイ・フレンドのヒロミツ君のいでたちが興味深い。 ヒロミツ君はハードロックかの音楽をしている。 世津子のスタイルは、流行にながされないシンプルでシックで、ちょっとだけ背伸びしている感じ。 第42話 教授の影 より。 (教授の四女、世津子とボーイフレンドのヒロミツ君が道を歩いている。 世津子はヒロミツ君より早く、父親である教授と同じ歩幅で「カツ カツ カツ 」と歩いていってしまう。 ) 「おい」「何?」 「俺たち デートに 来たんだよな」「そうよ どうして 」 「愛してるよなっ」「愛してるわよ どうして? 」 「お前は……」「お前は」 「このオレに抱かれるより 同じ歩幅で歩く方が 大事なのかよ」「それとも」「オヤジのまねっこして うれしーのかよっ」 「俺は 今まで お前と付き合う上での障害は お前の親父さんだと思ってきた」「お前には すっごいバリヤーが あるんだよ」「この俺が どんなに…… どんなに努力したって越えられない バリヤーが 」「それは…… それは……」「お前の中の 教授なんだよ 」 「じゃあ俺は……」「俺は お前の 何なんだよう 」 第43話 ヒロミツ 教授に直言す! より。 「私の研究室に 何か用かね?」 「この弁当は 私には多すぎるし だからといって 残すのはもったいない」「こうして 半分に割って 食べようではないか」「向かって左が私の分 右が君の分 これで平等だ 」 「教授が……」「教授が いくら 卵焼きをきちんと等分してくれたって…… 俺は…… 」「俺…… 自信ないです……」「彼女の中の お父さんは あまりに…… あまりに 大きくて……」 「教授は……」「彼女に どこまで 影響をあたえたら 気がすむんですかっ!?」「影響? 世津子にかね?」 「やはり 君は この卵焼きが 全てほしいのかね? 」 ヒロミツ君の世津子への想い。 教授を尊敬。 ヒロミツ君の純粋さ。 まっすぐさ。 そのあとの頁には、若かりし頃、教授と奥様の(お見合いの)結婚まえのデートのひとコマ。 あぁ、すてきなふたり。 おもいだした。 「俺と、どっちが大事なんや!?」「、……。 」 っ、にきまってるじゃないっ。 と胸の中で言いきった。 あのときのわたしはそう。 日に日に支柱を巻いてぐんぐん育っていくに夢中だった。 もしも「俺と音楽、どっちが(以下省略)」なら、たぶんきまってる。 つくった高野豆腐は翌日の夕方になったらいたんでいた(すみやかに処分。 雪平鍋とお箸をガス火にかけて殺菌・消毒)。 さっき。 高野とうふとしめじの煮物。 小さくリベンジ。 おいしくできたかな、どうかな。 の「テス」 貧しい家の長女として、美しく生まれたテス。 身の上につぎつぎと不運が。 テスを最後まで愛しつづけ、ただひたすらテスだけを愛し、世間の風から守ろうとした伯爵?は報われない。 「テス」より。 エンジェルは村娘たちから羨望の的、モテモテ、手の届かない存在。 その彼が、大勢のなかから一人だけ輝いているテスをみて、ずっと気になっている。 あるとき、エンジェルが森の中の小路を歩いてくる。 村娘たちが村のお祭りの帰り道。 村の娘たちが水たまりの前で(いっちょうらのドレスが汚れてしまうからと)、ためらっていると、エンジェルは自らのを水たまりの上に敷いて娘たちを渡らせる。 そして、ひとり残ったテスを、エンジェルは軽々と腕に抱きあげると、お姫様だっこして、自分のひざまで泥水に浸りながら、水たまりを渡った。 あぁでも。 エンジェルって馬鹿。 テスは猫のように気高く、純潔をつらぬく。 ラストシーンは何かの神話の絵画のよう。 フランス映画「恋の病」 これは、愛と死の物語。 わたしはこの映画でジュ・テーム Je t' という言葉を知った。 彼女とととの三角関係(男たちは、彼女に翻弄されているだけ?)。 ジュリエットの細い首と華奢で骨っぽい肩、ショートカット(少年のように短髪)がすてき。 ジュリエットは不治の病。 でオペラを鑑賞中に異変を感じ、「ごめんなさい、ちょっと気分がわるいの。 」と席をたつ。 劇場を出たところで(夜、つめたい雨のなか)『あ、……』と気を失い、まうしろにぱたり。 失神してしまう。 nastassja kinski.

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