令 和 ベスト テン。 チャート梁山泊

どこよりも早い?!令和初、本の雑誌が選んだおもしろ本ベストテン発表!

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歴史的歌番組「ザ・ベストテン」の放送期間は12年 先日、『ザ・ベストテン』の再放送決定(2020年6月~)、というニュースを目にした。 これを書いている時点では、来月からTBSのCSチャンネル(TBSチャンネル2)で放送するという事しか分からず、放送回数など詳細は全く不明だが、実現するならば楽しみだ。 この歴史的歌番組、『ザ・ベストテン』は、1978年から1989年の12年間放送された。 『ミュージック・ステーション』が30年以上続いていることを考えると、案外短かったなという印象である。 しかし、この12年という歳月が体感的にそれ以上長く感じられるのは、放送期間内に、歌謡界でのダイナミックな世代交代を幾度となく目の当たりにした事が、ひとつの大きな要因ではないかと思う。 百恵さん最後の『ザ・ベストテン』出演となったこの回、1位は松田聖子の「青い珊瑚礁」だった。 聖子ちゃんの歌唱前に2人が並び立った光景は、まさに70年代から80年代へのバトンタッチ。 鮮やかで美しい世代交代。 この部分だけでも神回。 是非とも再放送を希望したいものだ。 いっぽう、男性アイドルはと言うと、70年代に旋風を巻き起こした新御三家の郷ひろみ・西城秀樹・野口五郎に沢田研二を加えた4人の時代から1980年デビューの田原俊彦・近藤真彦の、たのきん世代への移り変わりが印象的だ。 80年代前半、トシちゃん・マッチの全盛期に、秀樹やジュリーが大人の余裕がある佇まいで登場する『ザ・ベストテン』の放送はまさに華やか!小学生の僕がテレビで見ていても嬉しかった。 1時間の間に、一粒で二度美味しいようなお得感、ワクワク感があった。 70年代の男性トップスター、それぞれの80年代スタンス しかしながら、70年代男性トップスターの4人、郷・秀樹・五郎・ジュリーも、80年代に入ると、それぞれ番組に対するスタンスにも差異が出てくる。 郷ひろみは1982年に入ると突如ランキング番組への出演を辞退してしまう。 その影響もあってか、その後の、「2億4千万の瞳」などのオリコントップ10ヒットの際も、『ザ・ベストテン』には番組終了までの間、ランクインする事は無かった。 野口五郎は、80年代に入り低迷期があったが、1983年に「19:00の街」がスマッシュヒット。 トシちゃんとマッチの全盛期に、ベテランアイドルが不死鳥のようにランキングに割って入ってくる様子は、なかなか感慨深いものがあった。 ジュリーと秀樹は、1982年頃まではコンスタントにランクインしていた。 その中でも秀樹は、この4人の中ではいちばん最後までベストテン内で活躍。 久米宏さんが司会を降板するのは、その3ヶ月後のことだ。 新陳代謝が活発だった80年代アイドル、90年代以降は? 80年代前半、男性アイドルの上位打線に君臨した田原俊彦と近藤真彦。 そこに取って代わる存在となったのが1984年のチェッカーズだ。 その後、少年隊から光GENJIへと主役の座は推移し、1989年秋、番組は終焉を迎える。 こうやって振り返ってみても、80年代のアイドルの世界は新陳代謝が活発だったのだと気付かされる。 その後の男性アイドル界は、90年代以降、SMAPの長期政権時代に突入したというのは衆目の一致するところであろう。 また、記録面を見てみても、オリコンシングルチャートの連続1位記録は、嵐が46作品(15年間)連続1位、KinKi Kidsが41作品(23年間)連続1位と、アイドルの寿命はとんでもなく長くなってきている。 テレビの中のお笑い界を見てみても、BIG3と呼ばれるビートたけし、明石家さんま、タモリが80年代以降、ど真ん中に君臨して久しく、2020年代に突入した現在でも、ゴールデンタイムのレギュラー番組を持ち続けているのだから驚きだ。 懐かしむより超えてゆけ! 再放送より見たいもの さて、この文章を書いている2020年5月、新型コロナウィルスの影響で、テレビ番組もロケや新番組の収録はストップ。 様々な番組で過去の蔵出し映像や総集編を流すような放送が増えてきた。 そんな折の、『ザ・ベストテン』再放送の発表は単なる偶然なのだろうか。 折しも、このところ歌番組でもドラマでもバラエティでも、昔の放送をどんどん流してくれればいいじゃないか、という再放送待望論が盛り上がりを見せているように思う。 確かに、過去の素晴らしいコンテンツをもう一度見たいという気持ちは大いにある。 けれども、それ以上に、この令和の新しい時代にこそ、後世に残るような世代交代のシーンや、新旧のスターが同じ画面の中で並び立つ、そう、あの頃の『ザ・ベストテン』のような華やかな光景を、是非見てみたいものだ。 さあ、懐かしむより超えてゆけ! 2020年代は、もう始まっている。 2020.

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1978年1月から約12年間続いたTBSの音楽番組「ザ・ベストテン」が、同局のCS放送「TBSチャンネル2」で再放送される。 これまで特番などで名場面が流れることはあったが、今回は当時の丸々1時間の放送となる。 6月20日土曜の午後7時にスタート。 初回は五輪真弓(69)の「恋人よ」が1位だった80年12月25日放送分。 近藤真彦(55)、田原俊彦(59)、松田聖子(58)と80年代のスーパーアイドルがそろって出場した華やかな回だ。 以後、放送順ではなく、スタッフが特に話題を集めた回を厳選して不定期で放送していく。 ベストテンはTBSにとって「8時だョ!全員集合」と並ぶキラーコンテンツで、再放送を望む声が多数寄せられてきた。 その一方で近年、若者の間では昭和歌謡がブーム。 新橋などの昭和歌謡曲・ポップスを流す居酒屋にも若者の姿が目立った。 スタッフは再放送を目指し1年ほど前から、各アーティストや関係者と許諾の交渉を続けてきた。 そんな中、先月下旬、昭和歌謡曲を特集した同局の「マツコの知らない世界」が番組史上最高の視聴率15・4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。 スタッフは手応えを感じた。 ベストテンは全編生放送で、松田聖子が新幹線のホームで歌ったりと「生」ならではのハプニングが満載。 とんねるずが、ファンにもみくちゃにされながら歌ったこともあった。 コンプライアンスが厳しく、さらに3密回避の現在ではあり得ないシーンが続出。 これらの回が放送されるかは今後歌手サイドとの交渉になるが、ファンにとって超貴重な映像がオンエアされる可能性もある。 初回は12年間にわたって久米宏(75)らと司会を務めた黒柳徹子(86)とゲストとの特別対談を合わせたスペシャル版。 黒柳は「令和の時代によみがえった『ザ・ベストテン』をお楽しみください」と呼び掛けている。 89年9月まで通算603回放送。 出場歌手は380組。 初代司会は黒柳徹子と、当時TBSアナウンサーの久米宏。 初の1位はピンク・レディー「UFO」。 最高視聴率は81年9月17日の41・9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。 得点は売り上げのみで算出せず、有線やラジオでのオンエア、はがき投票を合算した世間への浸透ぶりに重点を置いたもの。 最高得点は79年4月5、12日に西城秀樹さんが「ヤングマン」で2週連続で記録した9999点満点だった。 約12年の歴史の中で満点はただ一人。

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チャート梁山泊

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『ストーカーとの七〇〇日戦争』 内澤 旬子 文藝春秋 1,620円 税込• 商品を購入する• 『アタラクシア』 金原 ひとみ 集英社 1,728円 税込• 商品を購入する• 『椿宿の辺りに』 梨木 香歩 朝日新聞出版 1,620円 税込• 商品を購入する• 『セミ』 ショーン・タン 河出書房新社 1,944円 税込• 商品を購入する• 『彼女たちの場合は』 江國 香織 集英社 1,944円 税込• 商品を購入する• 『牙: アフリカゾウの「密猟組織」を追って』 三浦 英之 小学館 1,728円 税込• 商品を購入する• 『小説という毒を浴びる 桜庭一樹書評集』 桜庭 一樹 集英社 1,728円 税込• 商品を購入する• 『パリ警視庁迷宮捜査班 ハヤカワ・ポケット・ミステリ 』 ソフィー・エナフ 早川書房 1,944円 税込• 商品を購入する• 『夢見る帝国図書館』 中島 京子 文藝春秋 1,998円 税込• 商品を購入する• 『目撃』 西村 健 講談社 1,944円 税込• 商品を購入する 平成最後の... で散々盛り上がった世の中ですが、令和になって一ヶ月が過ぎたところで書評誌「本の雑誌」が令和初のベストテンを発表! ルールは令和になってから出た本で面白いと思った本をいつもどおりの社内座談会で決定。 たった一ヶ月でもこんなにおもしろい本が出ているのだ! 営A 令和になってひと月経ったところで、どこよりも早く令和のベスト10を決めましょう。 発人 じゃあ、読み終わったばかりの『夢見る帝国図書館』と『目撃』を。 中島京子の『夢見る帝国図書館』は上野にある国際子ども図書館、あれが元々は帝国図書館といって今の国会図書館の前身だったんですよ。 営A 安藤忠雄が改修したんですよね。 発人 その図書館の明治初期からの歴史と作家が上野で出会ったおばあちゃんの波瀾万丈の人生が交互に語られる。 本の雑誌の読者にはぴったりでしょ。 編A もうタイトルだけで勝ってる気がしますね。 発人 『目撃』の著者は『地の底のヤマ』という骨太の大河小説を書いた西村健ですが、これはなんと、どんでん返しミステリー。 主人公は電気メーターの検針を仕事にしてる女性なんだけど、担当先で殺人事件が起こって、そのあとから誰かに尾行られているみたいだって警察に相談に行くわけ。 殺人犯を目撃したのかもしれませんと。 営B それ以上はしゃべらないほうがいいかも(笑)。 発人 最後の最後にディーヴァー並みの怒濤の展開が待ってる。 もう「えーっ!」って。 営B 面白そう。 発人 ただ、ちょっとやりすぎかもしれない(笑)。 控えめに九位と十位でいいです。 編A わかりました。 次は小林さん、お願いします。 経理 江國香織さんの『彼女たちの場合は』。 営A これは間違いないよね。 発人 別格ですね。 間違いなく上半期のベストにも入ってくるでしょう。 じゃあ、松村。 編A はい、ショーン・タンの『セミ』。 セミがサラリーマンやってる可愛い絵本です。 十七年間コツコツと無欠勤で働いてるんだけど、みんなにいじめられてるんですよ。 営B 可哀そう。 私、セミ好きなんだよ。 素手で捕まえられるもん。 捕まえてブローチみたいに服につけてましたよ。 経理 えっ!? 編A いじめられながらも一生懸命働いて定年になって、仕事もなくお金もなく家もなくなって高いビルの屋上に行く、そのシーンがいいんですよ。 令和初の絵本第一位です。 あとは『パリ警視庁迷宮捜査班』。 『特捜部Q』みたいな警察内のはぐれものチームが迷宮入りした事件を解決する話ですが、すぐご飯食べに行ったり、模様替え始めたり、明るいのがよかったです。 営B 私はまず、金原ひとみの『アタラクシア』。 営A あ、それ、オレも推そうと思ってたんだ。 営B よく本を読んでいて熱中したときに「本の中に入り込む」って言ったりするじゃないですか。 金原ひとみの本って逆なんですよね。 登場人物が自分に乗り移ってくるんですよ。 編A えっ何? 怖い。 発人 浜田さんはイタコになったようです。 営A で、「うっせんだよババア」とか言うんだよね。 そんなの活字で目にするの久しぶりでしょう(笑)。 でもこれが令和なんですよ。 平成の時代の小説は身の回りの近場が舞台で何も起こらなかったけど、これからは激しいものになる。 肉食系小説ですよ、令和は。 発人 平成三十年間の草食時代から肉食系に変貌する。 営A 昭和の終わりごろのようになる。 九〇年代の村上龍とか山田詠美みたいな感じ。 これ、いろんな話が出てきてまとまらなさそうじゃん。 それが最後にキュッとまとまるんだよ。 もう衝撃的ですよ。 営B もう一冊が『椿宿の辺りに』。 これはもう梨木香歩ワールドですよ。 とにかく面白い。 編A 佇まいの美しい本だよね。 営B うん。 内容もいいのよ。 あとは桜庭一樹の『小説という毒を浴びる』。 桜庭さんの書評集ですからね、間違いない。 発人 ああ、いいねえ。 営B 帯に「読書は本当に自由なもの。 思いっきり誤読したっていい。 」って書いてある。 見ただけでいい本ってわかりますね。 編A 杉江さんは? 営A 僕は『アタラクシア』を推します。 大迫力ですよ。 こんなパワフルな小説を読みたかった。 あとは内澤旬子『ストーカーとの七〇〇日戦争』。 体験記だけど、ノンフィクションとして昇華されている。 自分が救われたいっていうのももちろんあったと思うんだけど、どうしてこうなったのかとか警察や弁護士はなぜこう動くのかっていうことがすごく調べられていて、読み物として優れた作品です。 これはもう...。 発人 年間ベスト級だと。 営A 間違いないです。 もう一冊、ノンフィクションで良かったのは『牙』。 アフリカでの象の密猟の本なんだけど、Twitterで象の顔面ごとむしり取られてる画像が回ってたり衝撃的。 編A はい。 編集の高野さんは校了間際で欠席ですからこれで出揃いました。 一位は何にしますか。 発人 『アタラクシア』でいいんじゃない? 二人が推してるし。 営B 二位は『椿宿の辺りに』で。 営A 本当は内澤さんの『ストーカー』がダントツの一位なんだけど、ちょっと気が引けちゃう。 編A レギュラー執筆者はNGですからね。 発人 いったん「本の雑誌」の連載も終わったところだから、いいじゃん。 『ストーカーとの七〇〇日戦争』を一位にしよう。 営B 『アタラクシア』が二位で『椿宿』が三位! 編A わかった。 いいよ(笑)、『セミ』は四位で。 経理 江國さんの『彼女たちの場合は』を五位に。 編A 『パリ』は八位でいいです。 『牙』が六位で。 経理 七位はどうします? 営B 空いてるなら『小説という毒を浴びる』で。 発人 令和は集英社の時代なのか(笑)。

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