会社 員 でぶ どり。 クリエイターは自分でベーシックインカムを作れる時代|橋本ナオキ『会社員でぶどり』発売中|note

新しい会社に転職した“でぶどり”の日常は…?SNS累計5億ビュー&フォロワー50万人突破!『会社員でぶどり』3巻発売

会社 員 でぶ どり

概要 [ ] 作者である橋本がTwitter ,Instagram ,ブログ に2018年1月1日から ほぼ毎日(2019年10月以降は土曜日は除く )投稿をしている。 初期の主人公のでぶどりと後輩のひよが、ブラック企業(名称不明)でハゲタカ部長にこき使われる「でぶどり社畜期」、二羽ともその会社を退職し、待遇の良い会社に転職し、会社での日常を「でぶどりアルバイト期」「でぶどり正社員期」などに分かれている。 内容は主に4話から10話ほどで一つの話になっているものと、一話で完結する短編、「ありがちなこと」シリーズの3種類に分類できる。 登場人物はすべて鳥であり、初期の漫画では「人柄 」「人生 」といったように「人」の字の入った言葉をそのまま使っているが、次第に「他の鳥 」「大勢の鳥たち 」といったように「鳥」と置き換えている。 2019年03月、『会社員でぶどり』として書籍化された。 あらすじ [ ] でぶどり社畜編 [ ] でぶどりがブラック企業に入社から10年、 ひよが入社してから4年経過していた。 でぶどり達は、職場の異常さには気づきながらもなんとなく仕事を続けていた。 暫くして、会社にも働き方改革が訪れる。 しかし、働き方改革とは名ばかりで、残業が禁止になった分サービス残業が増えるなどの結果となった。 それをきっかけに、ひよは「本当の働き方改革は自分でやるもの」と結論を出し、ブラック企業を退職し、でぶどりの家での共同生活を始める。 その後、でぶどりはひよに度々 ひよの発言によると1000回 会社を辞めるために背中を押してもらったのち、なんとか退職を決めることに成功する。 でぶどり転職活動編 [ ] でぶどりは様々な会社の面接を受けるも、なかなか採用されない。 「目ぼしい所は落ちまくり、行きたい所は募集していない 要約 」と、でぶどりが言うと、既に転職に成功していたひよは「その行きたい所に電話して入社したい旨を伝えること」を勧める。 でぶどりは行きたい会社に電話すると「採用はしないが興味があったら遊びに来て」と会社側から伝えられる。 そして、実際に訪問するとアルバイトとしての入社が決まる。 後日、ひよと共に通勤をしていくと同じビルに辿り着く。 そこでアルバイト入社したのが、偶然にもひよと同じ 株式会社ズメックであったと気付く。 でぶどりアルバイト編 [ ] でぶどりの入社後は、「ピノさん空を飛ぶ編」「ジャックさん後輩と仲良くなりたい編」など、でぶどりとひよのズメックの社員らとの日常が描かれる。 「コンペと陰謀と成長」では、ジャックがコンペに出ようとしていたところをおナスに妨害され参加できなくなってしまい、その代理としてコンペに参加したひよの代理としてでぶどりがスピーチに参加する。 カンペを持って来るのを忘れてしまったものの、自身のブラック企業で働いていた経験を元にスピーチを行い、成功を収める。 「オーちゃんと正社員」では、でぶどりがズメから正社員になるための課題として、オーちゃんの悩みを解決することを挙げられる。 始めは自力でやろうとしたが挫折、そしてひよたちの助言を受け、オーちゃんには時間をかけてやりたいことを見つけることを提案。 課題の達成はできなかったものの、でぶどりは正社員になることができた。 でぶどり正社員編 [ ] でぶどりは正社員になって少し後に、インターンシップ生としてパロとビルがやってくる。 でぶどりはビルを、ビノはパロを担当し、ひよが総括役になる。 その後、社員旅行やズメ社長の入院など、様々なストーリーが描かれていく。 登場キャラクター [ ] でぶどり 声 - 橋本ナオキ できれば毎日寝て過ごしたいニワトリ。 一人称は「おれ」。 大学卒業後10年間ブラック企業に勤めていたが、少し前にに退職したひよの後押しもあって退職。 現在は株式会社ズメックで勤務している。 最初はアルバイトとしての勤務だったが、のちに正社員になる。 好きな食べ物はわかめうどんとカレー。 スワローズファン。 ひよ 声 - 藤木英史 でぶどりの後輩。 一人称は「僕」。 ハーバードリ大学を卒業後、海外で起業した友人を手伝った後に、姉に「業績の良くない企業を経験した方が良い」と勧められたため、でぶどりの勤めていた会社に就職。 4年間勤務したのち、退職したのちはでぶどりの家で共同生活をしている。 その後、ズメックにでぶどりより先に入社。 一羽の姉と、その子供のぴよがいる。 ブラック企業で働き始めた時に、同僚にミスを捏造されたのをでぶどりにかばわれて以来、彼のことを慕っている。 好きな食べ物は刺身。 休日は本を読んで過ごす。 ホークスファン。 でぶどりの前職のブラック企業 [ ] ハゲタカ部長 声 - 山ちゃん でぶどりとひよの元上司。 一人称は「俺」。 長時間働くことが真の労働だと心の底から信じている。 部下の手柄を自分の指導のおかげとする、サービス残業を強要するなどの行為が部下から嫌われ、「クソ上司」などと呼ばれている。 まるどり でぶどりたちの後輩。 白と青の二羽が登場している。 ゆとり世代だが、本人たちはそう呼ばれるのを嫌う。 株式会社ズメック [ ] ズメ社長 株式会社ズメック社長のスズメ。 毎朝会社の前とトイレを掃除している。 一人称は「わたし」。 寛容な性格だが、不誠実な対応にはとても怒る。 自分のやりたいことのために 株式会社ズメックを起業。 社員に負担をかけるくらいなら自分でやろうとする傾向があり、無理をして倒れ、入院したことがある。 ピノ 声 - 小林葉月 コミュニケーション能力が高く、誰とでもすぐに仲良くなれるペンギン。 一人称は「ぼく」。 入社3年目ででぶどりたちが入社してきたが、でぶどりのことは「でぶどり先輩」と呼んでいる。 ペンギンではあるが、でぶどり達の協力により驚いたときに少しだけ飛べるようになった。 YouTuberの兄がいる。 ジャック ズメックで社外交渉や営業をしているクジャク。 一人称は相手によって「私」と「俺」などを使い分けている。 かつては仕事があまりできなかったが、後に妻となるミシェルに鍛えられ、力を付けた。 最初は後輩たちに嫌われたくないからとあまり話せなかったが、ミシェルに送るはずのLINEを間違ってひよに送ったことがきっかけとなり、ひよの助力により次第に話せるようになった。 妻が産卵してからは、卵休 をミシェルと交互にとることから早く帰ったり休む日が増えている。 娘のキャロルが卵から孵化して以降は、少しでも多く娘の顔を見られる時間をとろうとしている。 オーちゃん ズメ、ジャックに次ぐ古参のオオハシ。 受付から秘書まで、さまざまな仕事を幅広くしている。 やりたいことが無いのが悩みだが、アルバイトから正社員への昇格のための課題も兼ねて社長から悩みを解決してほしいと頼まれたでぶどりの助言を得て、やりたいことを見つけるためにさまざまなことに挑戦するようにしている。 娘のパーちゃんを何よりも溺愛している。 その後、自分のやりたいことは料理であると結論を出している。 パロ 学生時代にビルとともにズメックのインターンに参加したサクラブンチョウ。 話すのが得意で相手にズバズバと言うことも多い。 でぶどりのスピーチに感動してズメックへのインターンに参加。 インターン期間終了後、改めてズメックに入社した。 ビル パロとともにズメックのインターンに参加したハシビロコウ。 行動力が大きく、親や先生などに教えてもらったことを広く浅く実践している。 経験値が広く浅くなっているので、これと言った武器がなく、それを気にしてインターンを途中でやめようと考えたこともあったが 、ひよの助言により元気を取り戻している。 その後はズメックの入社を辞退し、親戚の企業に勤めることにした。 ポリー パロ、トールとともにズメックに新卒枠で入社した鳥(種類は不明)。 やる気はあるが言われたことを重く捉えて落ち込みやすい。 尾羽が長く、お辞儀をしたときには前に垂れてくる。 トール パロ、ポリーとともにズメックに新卒枠で入社した鳥(種類は不明)。 トールは体が高く伸びることからついたあだ名で、本名はヴィンセルバルトウルトフスキ。 外国から来た鳥で、その発音を笑いものにされていた時期があり、初対面の鳥とはできるだけ言葉少なく会話する癖がついている。 その他登場人物 [ ] カラスくん でぶどりと同じ大学に通っていたカラス。 一人称は「僕」。 新卒時代からかなりのホワイト企業に勤めている(企業名は不明だが、烏鶏グループに属している企業である模様 )。 残業ができないことを退屈に思っている。 自分が成長できていないような気がして、ひよに相談をしている。 おナス ジャックに対して劣等感から敵対心を抱き、陰ながら邪魔をしていた鳥(野菜のナスをモチーフとしている)。 一人称は「俺」。 紫色の体に、茄子のヘタのようなものが頭の頂上についている。 子供のトマとマトをかわいがっている子煩悩。 ミシェル 白鳥でジャックの妻。 ジャックがかつて勤めていた会社の上司。 外資系企業にヘッドハンティングをされ、のちに最高執行責任者(COO)になる。 オオトリ ズメックの取引先の社長を務めている鳥。 体が大きいため、会社のビルから出るときに部下に引っ張ってもらうことがあった。 ジャックが入社した頃から共に仕事をしている。 ルークとともに会社を立ち上げたが、会社のが大きくなるにつれ、他社の悪評を立ててその企業の仕事を吸収するなどの手法をとるようになっていたが、その手法についていけなくなって退職したルークとの再会により、態度を改める。 ルーク(大将) でぶどりの行きつけのスイーツ屋台の大将。 最初に登場した当時は本名は明かされていなかった。 一人称は「オレ」。 オオトリの会社を離れたのち、ズメックに入社。 ジャックがズメックに入社した時の面談を務めた。 その後ズメックから離れ、屋台を始めるように(書類上はズメックを休職扱いだったが、ズメックへの復帰をする気はない模様 )。 新しいことを取り入れるのが得意で、かき氷の種類は、でぶどりがパロを連れて来店した時には68種類 となっている(会社員でぶどり3のキャラ紹介では65種類となっている)。 会社 [ ] 毎日でぶどりでは主に二つの会社が登場する。 でぶどりの前職のブラック企業 [ ] 社内規則がでは、始業時間、休憩時間などの決まりは厳格だが、残業時間については規定がない。 壁には、「残業禁止」「残業するならタイムカード切るべし」などと書かれているなど、サービス残業が常態化している。 でぶどりたちの退職後、月に1回は土日両方休めるようになり、残業は60時間に減った(書籍では「サービス残業が半分に減った」となっている)。 まるどりによるとこれでも労働環境は「かなりマシに」なっているという。 株式会社ズメック [ ] ズメが起業した会社。 ひよによると在宅勤務が給料は前職に比べて倍近くになったという。 フレックスタイム、ライフイベントに合わせた休暇や一時金の支給、資格取得など成長のための投資の全面的支援があり、社内託児所や無料の社員食堂の導入を予定している。 単行本「会社員でぶどり」 [ ]• 橋本ナオキ 『会社員でぶどり』 〈SHCブックス〉、既刊3巻(2020年6月24日現在)• 1巻、2019年3月13日発売 、• 2巻、2019年9月13日発売 、• 3巻、2020年3月13日発売 、 アニメ「毎日でぶどり」 [ ] 作者の橋本ナオキがYouTubeのでぶどりチャンネル でアニメ化している。 過去の漫画に音声をつけただけのものから、新しく描きなおしたものまでと様々な種類がある。 登場人物の声は橋本と藤木、小林、山ちゃんが担当しており、BGMは藤木と小林が作曲している。 ラジオ番組「でぶどりラジオ」 [ ] 2020年1月29日、毎週月曜日に作者が司会を務めるラジオ番組「でぶどりラジオ 」が放送されている。 2020年4月18日、毎週水曜日にでぶどりラジオの生放送が始まった。 生放送第3回の2020年4月29日から第11回の2020年5月6日まで8日連続生放送。 その後、不定期で生放送はされている。 ゲストとして藤木が初回から連続出演している。 また、小林もゲストとして出演することがある。 なお、BGMはアニメ内で使われている楽曲と同じものが使われている。 脚注 [ ] 注釈 [ ]• twitter. com. 2020年5月23日閲覧。 www. instagram. com. 2020年5月23日閲覧。 www. abhachi. com. 2020年5月24日閲覧。 ameblo. 2020年5月24日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年5月23日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年3月25日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年3月25日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年3月26日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年3月26日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年3月26日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年3月26日閲覧。 ねとらぼ 2019年3月20日. 2020年6月24日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年4月11日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年4月11日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年3月26日閲覧。 会社員でぶどり. 産業編集センター. 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年3月27日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年3月27日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年3月27日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年3月27日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年5月21日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年4月1日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年5月19日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年5月23日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年4月1日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年4月1日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年4月3日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年4月3日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年4月3日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年4月3日閲覧。 会社員でぶどり. 産業編集センター. 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年5月23日閲覧。 毎日でぶどり Powered by ライブドアブログ. 2020年5月23日閲覧。 会社員でぶどり3. 産業編集センター. 109. SHCブックス-産業編集センターの本. 2020年6月24日閲覧。 SHCブックス-産業編集センターの本. 2020年6月24日閲覧。 SHCブックス-産業編集センターの本. 2020年6月24日閲覧。 YouTube. 2020年5月24日閲覧。 YouTube. 2020年5月23日閲覧。 外部リンク [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 - ライブドアブログ• - Amebaブログ• - Twitter• - Instagram• - YouTube• - YouTube.

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家畜ならぬ「社畜文化」にもの申す!ニワトリ社員たちの生き様に共感

会社 員 でぶ どり

— 2018年10月月11日午前2時25分PDT でぶどりとひよの転職、株式会社ズメックの若手社員ペンギン。 ペンギンだが空を飛びたいという夢を持つ。 ニワトリなのにちょっとだけ飛べるでぶどりを見て、飛びたいという夢を思い出す。 ひよの助言のもと飛ぶために必要なトレーニングを積み、でぶどり直伝? の驚いた拍子に飛ぶ方法により、一瞬ではあるものの空を飛ぶことに成功する。 一度空を飛んだことで、「空を飛びたいという想いは今まで挑戦してこなかった過去への執着だった」と気づき、次なる夢を探しながら今の仕事に一生懸命打ち込んでいる。 おしゃべりで誰とでもすぐ仲良くなれる。 飲食店でも平気で知らない鳥に話しかけるコミュ力の持ち主。 ちなみに兄はペンという名前で活動しているYouTuber。 オーちゃん(オオハシ) でぶどりとひよの転職先の受付係。 既婚者で子どもがいる。 営業や対社外の交渉役としてバリバリ活躍している。 あらゆる業界が欲しがる手腕で会社を存続の危機から救った過去もある。 ビジネス面では敵なしだが「好かれたい相手ほどうまく話せない」という弱点があり、特に慕われたい後輩に対して本心を出すことができないのが悩み。 妻へ送ったはずのメッセージを誤ってひよに送ったことでその事実が露見。 ひよと協力して後輩と仲良くなる作戦を実施した。 鍋パーティにて、ありのままでも「後輩は自分の良い面を見て慕ってくれている」と知り、少しだけ自然に振る舞えるようになった。 これからももっと面白くてたまに勉強になる漫画を描いていきますので、よろしくお願いします! 【お知らせ】 来年、書籍化します いま投稿内では大々的に書いていませんが、2019年に入ってから「毎日でぶどり」が書籍化することが決まっています。 自費出版ではなく全国の本屋さんに並ぶ一般の書籍としての企画です。 収録エピソードは投稿開始〜でぶどりの退職までの中から厳選したエピソードです。 このあたりを読んだことのない方も多いと思うので、より読みやすく修正しています。 でぶどりとひよの出会い• ひよがでぶどりだけを「先輩」と呼ぶ理由• 投稿内では描かれなかったでぶどりの退職日当日の二羽のやり取り• あのキャラクターの新人時代 など、加筆エピソードも盛りだくさんです。 LINEスタンプができました! でぶどりとひよメインの第一弾.

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クリエイターは自分でベーシックインカムを作れる時代|橋本ナオキ『会社員でぶどり』発売中|note

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橋本ナオキ 大阪府出身イラストレーター・漫画家 関西学院大学を卒業後、東京のIT企業にてシステムエンジニアとして勤務。 社内研修で10年後どうなっていたいかを聞かれて「イラストやデザインがやりたい」と気づく。 ある時期に終電帰りが続いたことで働き方に疑問を持ち、約1年半で退職。 バンタンデザイン研究所にてグラフィックデザインを学んだのち、フリーランスとして活動を開始。 2019年にSNSで投稿を続けていた「」が書籍化。 2020年3月に第3巻発売予定。 かわいい鳥のキャラクターたちが日常に潜むあるあるネタや仕事に関するエピソードを伝えている「毎日でぶどり」。 一見ゆるいテイストに見えますが、ふとしたセリフにハッとさせられたり、あるあるネタでは「分かる!」と数多くの共感を集めています。 主人公のニワトリ「でぶどり」を通して見える「自分らしい生き方・働き方」とはなんなのか? 今回は、自分のやりたいことを実現させるために会社員からフリーランスへと転身した「毎日でぶどり」作者の橋本ナオキさんにお話を伺いました。 IT企業なのでパソコン作業がメインではあったんですが、思いの外紙書類や手動チェックが多いことや会議の長さなどに小さな疑問が積み重なっていきました。 そんな日々の中で、ある時期に終電帰りが続いて日付をまたぐ前(23時50分くらい)に家に帰れた日に「今日はちょっと早めに帰れた」と無意識に感じてしまい、このままじゃいけないと思ったんです。 会社自体はブラック企業ではなく、人間関係も悪くなかったんですが、自分の中で少しずつ違和感を感じるようになりました。 ざっくり言うと 「働き方を変えたい」という気持ちです。 フリーランスという選択肢を知ってからは「フリーランス なり方」などをずっと検索していました。 ある意味、会社という組織から逃げてフリーランスに飛び込もうとしているような心境だったかもしれません。 右も左も分からない状況でフリーランスに関する情報を調べていくうちに、イラストレーターをされている高田ゲンキさんという方のブログと出会いました。 僕と同じく美大経験なし・サラリーマンから独立された経験をブログや漫画で発信されており、「分からないからできない」という言い訳をできないほどの情報を得たので、あとは自分が行動するだけだと思い立ちました。 昔から好きなのはイラストを描くことだったので、連絡をとって色々質問したり、教えてもらったりして・・・すごくお世話になりました。 とても尊敬しています。 会社に辞めることを伝えてから初めてホームページを作ってみたりとか、結構行き当たりばったりでした。 元々イラストに関しては、中学くらいまでは遊びで書いてたんですけど仕事に使えるレベルではありませんでした。 会社を辞めてからは、デザイン学校に半年ほど通いました。 学校では基本的にイラストレーターやフォトショップなどソフトの使い方を勉強したんです。 そのときは「マンガで食っていく!」とか明確な目標はなくて、「イラストとかデザイン」ていうざっくりしたカテゴリでフリーランスを目指してたので、デザインも勉強しました。 学校に行ってよかったと思ったのは、フリーランスでデザイナーをやっている先生に直接話を聞けたことですね。 今からフリーランスになるんだったらどういう方法をとりますか、とかリアルな現場の声が知りたくて。 フリーランスになったばかりの頃は展示会に出たり、ラインスタンプを作ったりしていました。 でぶどりの他にも恐竜のキャラクターを作ったり、こまごましたイラストを文字にしたり、そういう方向で行こうと思っていた時期もありました。 しかし一概に「自由だからフリーランスの方が良い」というわけではありません。 会社にいる頃は叱られることがいやだと思ってたんですけど、指摘してもらえる、怒られるのは会社員のメリットなんです。 フリーランスになったら間違ってても誰も怒ってくれないし、ただただ信用を失って仕事がなくなるだけです。 特に僕みたいに経験が少なくてフリーランスになった人はそこが一番危ない。 どれだけ寝ても遅刻がないとかそういった自由も、裏を返せば生活が堕落しやすいことになりかねません。 フリーランスの自由さは自分を客観視したり自分を律することではじめてメリットになるんじゃないでしょうか。 だからといって僕もはじめから時間管理がしっかりできていたかというとそうでもなくて。 元々朝が凄い苦手で、会社員時代は家を出る5分くらい前まで布団から出られないこともあったりとか・・・ だからこそ、フリーランスになったからにはこれは直さないといけない!と思って、時間管理やモチベーションを保つ方法についてはいろいろ本を読んだりして勉強しました。 1人でいるのは性格的に苦にはならないんで、温泉合宿と称して1人で宿に泊まって仕事したこともあります。 でぶどりのテーマはなんですか? 初期は「当たり前を疑う」がテーマに近かったんですが、今はちょっと変わりつつあるかもしれません。 悩んでる人に、ちょっとでも楽になってもらいたいというか、ちょっとヒントを与えたいというか。 でぶどりはキャラクターが増えるごとに鳥の種類も増えてきたんですが、その鳥を暗に国籍に例えたりとか、多様性みたいなものもテーマに取り入れていけたらなと思って。 会社員のキャラクターですが10代の学生さんや、思っていたよりも若い年齢層の方たちも読んでくれてるので、そういう人たちが、いろいろな考えに触れるきっかけになればいいなと思っています。 そのためにはより沢山の人に知ってもらう必要があるんですが、ストーリーの深みやキャラの数、キャラクターそれぞれの掘り下げをしてみたり、色々チャレンジしてきました。 初期の「当たり前を疑う」ということだけではなく、横に広げる形で「あるあるネタ」や「もしもの世界」を取り入れてみたり。 例えば初めてでぶどりを知った人が漫画1本だけ見ても面白いといってもらえるようなものとか、そのふたつの軸でやりだしたのが結構いちばん効果があったかなと思います。 僕が会社をやめるとき・・20代前半くらいだったんですけど、そのときにちょっと自分の考えを変えないといけないと思って、価値観のするどい人の本や自己啓発本を読みまくりました。 そのとき、今まで自分の思考にはなかった価値観や、考え方を知ることができたり、「気付き」がたくさんあったんです。 でもそういう本って、自己啓発本に興味がある人しか読まないだろうし、そうじゃない人にその情報は届かないんじゃないかって思って。 かつての僕がそうだったように、普通に会社や学校に行って、生活して、SNSを見てるだけだとその入り口がない。 そこをキャラクターとか可愛い、パッと見ゆるいマンガみたいなもので、かつ共感できてさくっと楽しめる形にして、入り口を広くして入ってもらったら。 うまくいけば、ちょっと勉強になるところまでいってもらえるかもしれない。 でぶどりには自分の考えを押し付けるキャラもいるんですけど、ちゃんと情報を選べとかそういう内容も描くようにしています。 漫画の受け取り方は人それぞれですし、自分の刺さるとこにだけ刺さってくれればいい。 僕の漫画すべてを信じて実践してくれとは思っていなくて、一節を読んで「たしかにそういう考え方もあるな」と思ってもらえたら。 基本的には前日の夜にネタをざっくり考えて当日の午前中に漫画を描いています。 予定があるときは事前に書き溜めておきます。 2018年から毎日投稿をはじめる前は、毎日投稿する上で何が障壁になるかを確かめるために何本か4コマを投稿していました。 それを描いたことで、自分が描き続けることを嫌にならないように「難しいことはしない」「できるだけ簡単に描く」ということを意識し始めました。 背景はほぼ線1本でおわらすとか、会社だったらデスク1個だけ描いておわりとか、そういう風に自分が面倒くさいと思うことは極力やらないようにしてきました。 連続投稿を続けてこれたのはそれがいちばんの理由ですね。 キャラクターも他に恐竜とかいたんですけど、背中にいっぱいトゲトゲがあるんで描くの面倒そうだなと思ってやめたりとか。 最近はそれをうちやぶってちゃんともっと描いていこうと思ってます。 やりたいことをやっていたらいつの間にか仕事になってるみたいな、僕の場合はそれが理想です。 ありがたいことに、漫画を毎日載せてたらそれが本になったり、PRマンガのお仕事をいただいたりとか、そういう状況が理想の働き方の一歩目として実現できていると思います。 でもどんな仕事でもずっと続けて慣れてしまうとそれは理想の働き方ではなくなるので、一歩目を軸にしてまた次のことをやり始めて、こっちは縮小して次の山、みたいな。 新しいことを始め続けるのが一番理想的だと思います。 他には、これから何か伸ばすとしたら画力かな・・・とかそんな風に、自分の能力を伸ばすことに面白みを見出してやっていくのもいいと思います。 今はありがたいことに想像以上に多くの人たちに知ってもらえるようになって(アニメ化させたいという目標もあるんですけど)次どこに行けばいいかわからない状態でもあります。 なので次やりたいことができたときに動けるように自分のスキルを高めておきたいと思っています。 同時にでぶどり以外の、ゼロから育てていくような新しいこともやりたいです。 もちろんでぶどりをもっと大きなコンテンツにするのが一番なんですが、新しい作品も世に出していきたいと思っています。 話が逸れましたが、ひとつの活動で軸を作って、 常に次の新しいことに挑戦できる環境が僕にとっての理想の働き方です。 取材後記 漫画という手に取りやすい形で入り口の敷居は低く、しかしその中身はしっかりと「共感と発見」というテーマの元に作られている。 毎日でぶどりが多くの人に愛され続けているのは、橋本さんが「好きになってもらう努力を最大限やる」という誠実さの積み重ねをしてきたからだろう。 SNSに投稿された漫画についた読者のコメントを見ると、当たり前だが人によって見方や感想も変わってくる。 しかし、そこは「刺さる人に刺さってくれればいい」という言葉通り、正解は自分の心が決めるものであり、ときに「そういう考えもあるのか」と気付きも得られる。 多様な価値観やテーマをゆるく伝える毎日でぶどりはもちろんだが、まだまだ新しいことにチャレンジしたいと目を輝かせる橋本さんの今後の活躍を期待したい。

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