あつ 森 すごい。 (あつ森マイデザイン)ステンドグラスがすごい!!すぐ使えるID・QRコード紹介

「あつまれ どうぶつの森」の博物館はどうすごい? 一級建築士に聞いてみた|まいしろ|note

あつ 森 すごい

「あつまれどうぶつの森」発売元の任天堂の見解ではありません。 「あつまれ、どうぶつの森」(以下、「あつ森」)というゲームがすごいらしい、という噂が発売以来Twitterに流れてきます。? アゲハチョウ(モデルはキアゲハ)のモデリングが 前翅と後翅が分かれて動いている 、という? つぶやきや、? 一級建築士が考察した 博物館の建物のすごさ 、とか。? かはく研究員も興奮する 化石の話 など、今作はとにかく、細かいところまでの作り込みがすごい、との評判でした。 そんな中で、『害虫擬人化図鑑』の著者でゲーマーの 小森雨太さんのツイート から、「あつ森内で栽培した花の表現型が遺伝学に忠実」ということを知り、衝撃を受けたのです。 攻略サイトの遺伝のパターンを読んでいるうちに、高校から院生までの遺伝学の思い出が蘇ってきました。 生物学者になって基礎研究がしたい、と考えていた高校時代、メンデル遺伝を楽しく勉強したことを覚えています。? 私は大学院生までショウジョウバエの神経遺伝学を研究していましたが、基礎研究者への道を断念し、今は昆虫食の専門家としてラオスを拠点に、昆虫を養殖し食べる活動を続けてきました。 3月のラオス国境封鎖に伴い、日本に緊急帰国していたタイミングであつ森の遺伝の話が流れてきたのです。? しかし疑問が残ります。 私のような遺伝学とともに青春を過ごした人間は世界中にほとんどいません。 万人向けゲームの世界中のプレーヤーにとって、一生のうちにまず触れることのないメンデル遺伝をなぜ、あえてゲーム内に実装したのか。 攻略サイトを眺めながら、ふとつぶやいたツイートがバズってしまい、私が原稿を書くことになりました。 わたしは未プレイですし、もっと優秀なプロの専門家や遺伝学者がいらっしゃいますが、恐縮ですが分かる範囲で楽しく考察しようと思います。? 1つ目のナゾは、「マイナーなメンデル遺伝をなぜゲーム内に実装したか」です。 レアな花を実装したいだけだったら、単純な低確率のガチャのほうが設計が楽だったでしょう。? そして2つ目のナゾは、なぜメンデル遺伝をなぞりながら、最もレアである「青いバラ」はそこから外れる設定だったのか。? 最後に3つ目のナゾ。 2つの謎解きをもとに、どんな設計者がこのあつ森遺伝学を実装したか。??? それでは1つ目のナゾ、「マイナーなメンデル遺伝をなぜゲーム内に実装したか」を考察していきましょう。? 一見すると、低確率ガチャのようだが…… 基本ルールは、安いタネを植え、交雑によって珍しい色の花を収穫することで、差額で儲ける花卉(かき)栽培です。? 高値の花ほど低い確率で手に入ります。 また、野生の花からタネをとると、どんな子孫が生まれてくるか、パターンが読めません。 ここまでは一見すると、低確率ガチャのようです。? しかし花の色が親世代からの遺伝する設定となっているため、レアガチャ攻略のように、花をやたらと栽培すればいつか当たるはず、という望みは決して叶いません。 観察し、推測し、仮説を検証する遺伝学抜きには、レア花は手に入らない仕組みになっています。?? 逆に言えば、遺伝学を使えばユーザーの手でレア花に到達する方法を発見できるようになっているのです。 この公式に仕組まれた遺伝学の「裏技」は、ヘビーゲーマーたちに火をつけたようで、攻略サイトではいかに効率的に、最短経路でレア花にたどり着くか、全ての遺伝パターンを解析することで新しいルートが「発見」されていきました。? つまり第一のナゾの答えは「ヘビーゲーマー向けのやりこみ要素として公式に遺伝学が実装された」と考えられるでしょう。 ゲーム攻略のために遺伝学の教科書を引っ張り出す、というのはなかなか素敵な光景です。? 実は「古風」とされているメンデル遺伝 メンデル遺伝学は、実はいまは「古風」とされています。 若い人が習う新課程では、メンデル遺伝のような古風な遺伝学は縮小され、DNAを主体とする分子遺伝学の内容が充実しているのです。? メンデルの遺伝の法則は、DNAが遺伝子の本体であると証明される100年ほど昔、まだ遺伝学という学問が生まれる50年ほど前にメンデルによって見いだされました。 当時はDNAの存在は知られていませんでしたが、植物を育てて観察するだけで、法則性がみとめられることに気づいたのです。? メンデルの研究報告は、存命中はなかなか認められず、後に「再発見」されるほど当時は先進的すぎるアイデアでしたが、それから遺伝学の研究が進み、彼の法則に従わない遺伝も見つかってきました。 そして彼が、都合のいい遺伝だけを報告し、都合の悪い遺伝は報告しない、チェリーピッキングをしていたとの指摘もされて現在に至ります。 彼のアイデアは先駆的であったものの、リアルの遺伝学はメンデルの想像よりずっと複雑だとわかったのです。 それでも「あつ森」でメンデル遺伝学が採用されたのはなぜか。 おそらく、この花の色(=表現型)は、どのようなコード(=遺伝型)によるものか、推測し、仮説をたて、交配実験を行い、検証することで、これまで未知だった新しい表現型と遺伝型の関係を確かめていくことができるからでしょう。 このように未知の遺伝子の機能を表現型から推測する手法は「順遺伝学」と呼ばれます。? メンデル遺伝学では説明できない青いバラの発色パターン?? 数々の攻略サイトが様々な花の発色パターンをメンデル遺伝学を使い分析していますが、なぜか青いバラの発色パターンはそれに当てはまりません。 「遺伝学では考えられない表現型」なのです。 これが第二のナゾです。 ユリやヒヤシンスでも、同様に遺伝学的な推測から外れる発色パターンが見られました。? 青のバラの遺伝型は、ゲーム内の混色と抑制のルールに則ると、黒と予測される遺伝型です。 つまり、青のバラだけは、逸脱した発色ルールなのです。??? おそらくランダム性を高め、81の全ての発色パターンが判明しないとロジカルには到達できない最高難易度とするため、といえるでしょう。 逆にユリは簡単な交配からレア花の組み合わせに到達する、優しくするための逸脱と解釈できます。? ランダム性はゲーム性を高める要素ですが、なんでもランダムにしてしまうとせっかくの遺伝学ルールから大きく逸脱し、色と遺伝型の対応関係が推測できなくなります。 ここでは遺伝学的な推測を邪魔しすぎないよう最小限に、かつ効果的に「ランダム」を潜り込ませるように設計されているようです。? このことから第二のナゾは「遺伝学とランダム性のゲームバランスを考慮した結果、遺伝学からあえて逸脱する青いバラの遺伝型が設定された」と答えられます。?? 青いバラは「不可能なことのたとえ」として使われますし、遺伝子組み換えの青いバラがサントリーで開発されたのも、遺伝学からの「逸脱」として象徴的に映ります。? この絶妙なゲームバランスが功を奏したようで、青いバラに効率的に到達するため、すべてのパターンが解明され、できるだけ少ない交配、狭い農地で、高い割合で到達する方法が投稿され、仮説検証され、新しいルートが開拓されていったようです。? 新たに見つかった新しいルートは小森さんのような絵心のある、有志のプレイヤーにわかりやすく解説されていきます。 それはまさに遺伝学の新発見の論文のやりとりや、一般向けのアウトリーチの学問の広がりにも見えます。?? 設計した人はどんな人? ヒントは「白い花の遺伝子」か 最後に、あつ森遺伝学を設計した人はどんな背景の人だろうか、と想像します。? 気になったのは、ゲーム内の白い花の遺伝子です。 ゲーム内では、白い花と白い花を交配させると紫色の花が4分の1の割合でできることから、白い花の遺伝型はWWとWw、紫色の花の遺伝型はwwであると推測されます(この部分は、具体的なメンデル遺伝の仕組みに関わってくるので、ご興味ある方は生物の教科書か、あつ森の攻略サイトを見てみてください)。 しかし、リアルの世界では、大抵の場合発色がないことで白になるため、Wwで白が顕性(昔の言葉では優性という)になることは少ないのです。? これを見て「おや」と感じ、かつて高校の生物図説に書いてあった、カイコの「抑制遺伝子」が頭をよぎりました。 カイコの白い繭はほとんどの場合潜性遺伝ですが、例外が存在します。 白い繭を作るカイコの中でも「抑制遺伝子」を持つものは、色付きの繭を作るカイコと交配すると次世代(Ww)が全て白い繭を作るカイコになるのです(さらに調べてみると顕性白毛という脊椎動物のもありました。 ) また、植物の交配にしては一世代の時間が短すぎるのも気になります。 ゲームバランスのためでしょうが、昆虫のライフサイクルに近い速度感を感じます。 このことから、あくまで妄想ですが、あつ森遺伝学の設計には、昆虫で遺伝学実験をした経験のある人が関与しているのではないか、と想像しています。 私が大学院生のときに昆虫研究者を目指してショウジョウバエの遺伝学をしていましたので、そのときのドキドキハラハラに似ているのです。? 組み替えたはずの遺伝子がハエの表現型に見えない、死ぬはずの遺伝子を入れたのになぜか生きている、あるはずのない交配結果が見えてくるなど、実験は毎週、そんなドキドキハラハラの連続でした。? なぜ未プレイの私がこんなにも惹きつけられるのか そしてなぜ、未プレイの私がこんなにもあつ森遺伝学に惹きつけられたのか。 プレイどころか、攻略サイトを読むだけでなぜ「これは私の物語だ」とまで思ってしまったのか。? 私は現在昆虫研究者ではなく、昆虫食の専門家としてラオスに拠点をおいています。 ラオスでは昆虫食文化がありながら、昆虫を養殖する技術がありません。 そして同時に、子供の栄養不良が大きな社会問題となっている地域です。? NGOと連携し、ラオスで栄養を補給できる昆虫を求め、交配と最適化など、あつ森遺伝学とまではいきませんが試行錯誤を繰り返し、ようやくうまくいきはじめた矢先にラオス国境が閉鎖され、やむなく日本に帰ってきました。? そして日本の自宅で夜な夜なTwitterをしていたときに、あつ森遺伝学をみた私は「研究者にならなくても学んだことを社会に届ける方法があるんだ」と、強く勇気づけられたのです。??? 「最大限、世界中の多くの人に『私の物語』だと感じてもらう」? これが徹底したリサーチと、そのエッセンスをゲームへ実装した最大の理由だろうと推測します。 生物研究者にはおそらくならなかった、あつ森遺伝学の設計者がエンターテイメントという形を使ってこんなにもたくさんのプレイヤーに遺伝学を届けているかと思うと、「生物学など役に立たない」という偏見は無意味だとわかります。? かくして、私はあつ森を買うと決心したわけですが、ソフトどころかSwitch本体を持っていません。 攻略本も品切れ、抽選販売にも外れ続けました。 この記事であつ森プレーヤーのみなさんが少しでも、あつ森遺伝学の「中の人」に思いを馳せてもらえたら嬉しいですが、同時に、ショーケースの前でトランペットを見つめる貧乏な少年のような気持ちで、世界中のプレイヤーに嫉妬しながらこの記事を書いています。? もうすこし事態が落ち着いてラオスに戻れる時、私はあつ森を手にできているでしょうか。? 注……後日、著者の佐伯真二郎氏より「Nintendo Switch あつまれ どうぶつの森セット」の抽選販売当選の連絡がありました。 (佐伯 真二郎).

次の

昆虫の専門家が「すごい!」と興奮する、あつ森「花の交配」3つのナゾ

あつ 森 すごい

「あつまれどうぶつの森」発売元の任天堂の見解ではありません。 「あつまれ、どうぶつの森」(以下、「あつ森」)というゲームがすごいらしい、という噂が発売以来Twitterに流れてきます。? アゲハチョウ(モデルはキアゲハ)のモデリングが 前翅と後翅が分かれて動いている 、という? つぶやきや、? 一級建築士が考察した 博物館の建物のすごさ 、とか。? かはく研究員も興奮する 化石の話 など、今作はとにかく、細かいところまでの作り込みがすごい、との評判でした。 そんな中で、『害虫擬人化図鑑』の著者でゲーマーの 小森雨太さんのツイート から、「あつ森内で栽培した花の表現型が遺伝学に忠実」ということを知り、衝撃を受けたのです。 攻略サイトの遺伝のパターンを読んでいるうちに、高校から院生までの遺伝学の思い出が蘇ってきました。 生物学者になって基礎研究がしたい、と考えていた高校時代、メンデル遺伝を楽しく勉強したことを覚えています。? 私は大学院生までショウジョウバエの神経遺伝学を研究していましたが、基礎研究者への道を断念し、今は昆虫食の専門家としてラオスを拠点に、昆虫を養殖し食べる活動を続けてきました。 3月のラオス国境封鎖に伴い、日本に緊急帰国していたタイミングであつ森の遺伝の話が流れてきたのです。? しかし疑問が残ります。 私のような遺伝学とともに青春を過ごした人間は世界中にほとんどいません。 万人向けゲームの世界中のプレーヤーにとって、一生のうちにまず触れることのないメンデル遺伝をなぜ、あえてゲーム内に実装したのか。 攻略サイトを眺めながら、ふとつぶやいたツイートがバズってしまい、私が原稿を書くことになりました。 わたしは未プレイですし、もっと優秀なプロの専門家や遺伝学者がいらっしゃいますが、恐縮ですが分かる範囲で楽しく考察しようと思います。? 1つ目のナゾは、「マイナーなメンデル遺伝をなぜゲーム内に実装したか」です。 レアな花を実装したいだけだったら、単純な低確率のガチャのほうが設計が楽だったでしょう。? そして2つ目のナゾは、なぜメンデル遺伝をなぞりながら、最もレアである「青いバラ」はそこから外れる設定だったのか。? 最後に3つ目のナゾ。 2つの謎解きをもとに、どんな設計者がこのあつ森遺伝学を実装したか。??? それでは1つ目のナゾ、「マイナーなメンデル遺伝をなぜゲーム内に実装したか」を考察していきましょう。? 一見すると、低確率ガチャのようだが…… 基本ルールは、安いタネを植え、交雑によって珍しい色の花を収穫することで、差額で儲ける花卉(かき)栽培です。? 高値の花ほど低い確率で手に入ります。 また、野生の花からタネをとると、どんな子孫が生まれてくるか、パターンが読めません。 ここまでは一見すると、低確率ガチャのようです。? しかし花の色が親世代からの遺伝する設定となっているため、レアガチャ攻略のように、花をやたらと栽培すればいつか当たるはず、という望みは決して叶いません。 観察し、推測し、仮説を検証する遺伝学抜きには、レア花は手に入らない仕組みになっています。?? 逆に言えば、遺伝学を使えばユーザーの手でレア花に到達する方法を発見できるようになっているのです。 この公式に仕組まれた遺伝学の「裏技」は、ヘビーゲーマーたちに火をつけたようで、攻略サイトではいかに効率的に、最短経路でレア花にたどり着くか、全ての遺伝パターンを解析することで新しいルートが「発見」されていきました。? つまり第一のナゾの答えは「ヘビーゲーマー向けのやりこみ要素として公式に遺伝学が実装された」と考えられるでしょう。 ゲーム攻略のために遺伝学の教科書を引っ張り出す、というのはなかなか素敵な光景です。? 実は「古風」とされているメンデル遺伝 メンデル遺伝学は、実はいまは「古風」とされています。 若い人が習う新課程では、メンデル遺伝のような古風な遺伝学は縮小され、DNAを主体とする分子遺伝学の内容が充実しているのです。? メンデルの遺伝の法則は、DNAが遺伝子の本体であると証明される100年ほど昔、まだ遺伝学という学問が生まれる50年ほど前にメンデルによって見いだされました。 当時はDNAの存在は知られていませんでしたが、植物を育てて観察するだけで、法則性がみとめられることに気づいたのです。? メンデルの研究報告は、存命中はなかなか認められず、後に「再発見」されるほど当時は先進的すぎるアイデアでしたが、それから遺伝学の研究が進み、彼の法則に従わない遺伝も見つかってきました。 そして彼が、都合のいい遺伝だけを報告し、都合の悪い遺伝は報告しない、チェリーピッキングをしていたとの指摘もされて現在に至ります。 彼のアイデアは先駆的であったものの、リアルの遺伝学はメンデルの想像よりずっと複雑だとわかったのです。 それでも「あつ森」でメンデル遺伝学が採用されたのはなぜか。 おそらく、この花の色(=表現型)は、どのようなコード(=遺伝型)によるものか、推測し、仮説をたて、交配実験を行い、検証することで、これまで未知だった新しい表現型と遺伝型の関係を確かめていくことができるからでしょう。 このように未知の遺伝子の機能を表現型から推測する手法は「順遺伝学」と呼ばれます。? メンデル遺伝学では説明できない青いバラの発色パターン?? 数々の攻略サイトが様々な花の発色パターンをメンデル遺伝学を使い分析していますが、なぜか青いバラの発色パターンはそれに当てはまりません。 「遺伝学では考えられない表現型」なのです。 これが第二のナゾです。 ユリやヒヤシンスでも、同様に遺伝学的な推測から外れる発色パターンが見られました。? 青のバラの遺伝型は、ゲーム内の混色と抑制のルールに則ると、黒と予測される遺伝型です。 つまり、青のバラだけは、逸脱した発色ルールなのです。??? おそらくランダム性を高め、81の全ての発色パターンが判明しないとロジカルには到達できない最高難易度とするため、といえるでしょう。 逆にユリは簡単な交配からレア花の組み合わせに到達する、優しくするための逸脱と解釈できます。? ランダム性はゲーム性を高める要素ですが、なんでもランダムにしてしまうとせっかくの遺伝学ルールから大きく逸脱し、色と遺伝型の対応関係が推測できなくなります。 ここでは遺伝学的な推測を邪魔しすぎないよう最小限に、かつ効果的に「ランダム」を潜り込ませるように設計されているようです。? このことから第二のナゾは「遺伝学とランダム性のゲームバランスを考慮した結果、遺伝学からあえて逸脱する青いバラの遺伝型が設定された」と答えられます。?? 青いバラは「不可能なことのたとえ」として使われますし、遺伝子組み換えの青いバラがサントリーで開発されたのも、遺伝学からの「逸脱」として象徴的に映ります。? この絶妙なゲームバランスが功を奏したようで、青いバラに効率的に到達するため、すべてのパターンが解明され、できるだけ少ない交配、狭い農地で、高い割合で到達する方法が投稿され、仮説検証され、新しいルートが開拓されていったようです。? 新たに見つかった新しいルートは小森さんのような絵心のある、有志のプレイヤーにわかりやすく解説されていきます。 それはまさに遺伝学の新発見の論文のやりとりや、一般向けのアウトリーチの学問の広がりにも見えます。?? 設計した人はどんな人? ヒントは「白い花の遺伝子」か 最後に、あつ森遺伝学を設計した人はどんな背景の人だろうか、と想像します。? 気になったのは、ゲーム内の白い花の遺伝子です。 ゲーム内では、白い花と白い花を交配させると紫色の花が4分の1の割合でできることから、白い花の遺伝型はWWとWw、紫色の花の遺伝型はwwであると推測されます(この部分は、具体的なメンデル遺伝の仕組みに関わってくるので、ご興味ある方は生物の教科書か、あつ森の攻略サイトを見てみてください)。 しかし、リアルの世界では、大抵の場合発色がないことで白になるため、Wwで白が顕性(昔の言葉では優性という)になることは少ないのです。? これを見て「おや」と感じ、かつて高校の生物図説に書いてあった、カイコの「抑制遺伝子」が頭をよぎりました。 カイコの白い繭はほとんどの場合潜性遺伝ですが、例外が存在します。 白い繭を作るカイコの中でも「抑制遺伝子」を持つものは、色付きの繭を作るカイコと交配すると次世代(Ww)が全て白い繭を作るカイコになるのです(さらに調べてみると顕性白毛という脊椎動物のもありました。 ) また、植物の交配にしては一世代の時間が短すぎるのも気になります。 ゲームバランスのためでしょうが、昆虫のライフサイクルに近い速度感を感じます。 このことから、あくまで妄想ですが、あつ森遺伝学の設計には、昆虫で遺伝学実験をした経験のある人が関与しているのではないか、と想像しています。 私が大学院生のときに昆虫研究者を目指してショウジョウバエの遺伝学をしていましたので、そのときのドキドキハラハラに似ているのです。? 組み替えたはずの遺伝子がハエの表現型に見えない、死ぬはずの遺伝子を入れたのになぜか生きている、あるはずのない交配結果が見えてくるなど、実験は毎週、そんなドキドキハラハラの連続でした。? なぜ未プレイの私がこんなにも惹きつけられるのか そしてなぜ、未プレイの私がこんなにもあつ森遺伝学に惹きつけられたのか。 プレイどころか、攻略サイトを読むだけでなぜ「これは私の物語だ」とまで思ってしまったのか。? 私は現在昆虫研究者ではなく、昆虫食の専門家としてラオスに拠点をおいています。 ラオスでは昆虫食文化がありながら、昆虫を養殖する技術がありません。 そして同時に、子供の栄養不良が大きな社会問題となっている地域です。? NGOと連携し、ラオスで栄養を補給できる昆虫を求め、交配と最適化など、あつ森遺伝学とまではいきませんが試行錯誤を繰り返し、ようやくうまくいきはじめた矢先にラオス国境が閉鎖され、やむなく日本に帰ってきました。? そして日本の自宅で夜な夜なTwitterをしていたときに、あつ森遺伝学をみた私は「研究者にならなくても学んだことを社会に届ける方法があるんだ」と、強く勇気づけられたのです。??? 「最大限、世界中の多くの人に『私の物語』だと感じてもらう」? これが徹底したリサーチと、そのエッセンスをゲームへ実装した最大の理由だろうと推測します。 生物研究者にはおそらくならなかった、あつ森遺伝学の設計者がエンターテイメントという形を使ってこんなにもたくさんのプレイヤーに遺伝学を届けているかと思うと、「生物学など役に立たない」という偏見は無意味だとわかります。? かくして、私はあつ森を買うと決心したわけですが、ソフトどころかSwitch本体を持っていません。 攻略本も品切れ、抽選販売にも外れ続けました。 この記事であつ森プレーヤーのみなさんが少しでも、あつ森遺伝学の「中の人」に思いを馳せてもらえたら嬉しいですが、同時に、ショーケースの前でトランペットを見つめる貧乏な少年のような気持ちで、世界中のプレイヤーに嫉妬しながらこの記事を書いています。? もうすこし事態が落ち着いてラオスに戻れる時、私はあつ森を手にできているでしょうか。? 注……後日、著者の佐伯真二郎氏より「Nintendo Switch あつまれ どうぶつの森セット」の抽選販売当選の連絡がありました。 (佐伯 真二郎).

次の

【あつ森】すごいめいがの見分け方と元ネタ|本物と偽物の違い【あつまれどうぶつの森】|ゲームエイト

あつ 森 すごい

千と千尋の神隠し 2001年に公開され、大ヒットを記録した『千と千尋の神隠し』 あらすじ ひ弱で不機嫌な少女、千尋は現代に生きる普通の女の子。 両親とともに車で引っ越し先の家へと向かう途中で「不思議の町」に迷い込んだ。 店のカウンターにあった料理を勝手に食べた両親は、豚に姿を変えられてしまう。 ひとりぼっちになってしまった千尋は、名を奪われ「千」と呼ばれるようになり、その町を支配する魔女・湯婆婆の下で働き始める。 千尋は湯屋「油屋」の下働きとして働きながら、様々な出来事に遭遇しつつも、謎の少年ハクや先輩のリン、釜爺らの助けを借りて、厳しい難局に立ち向かっていく。 はたして千尋は元の世界に帰れるのか……? 横浜のある高校では、明治時代に建てられた由緒ある建物を取り壊すべきか、保存すべきかで論争が起きていた。 高校生の海と俊は、そんな事件の中で出会い、心を通わせるようになる。 彼はある日、空から落ちてきた少女シータと出会う。 彼女は胸に青く光る石のペンダントを身につけていた。 ところが、二人はラピュタを捜索している国防軍に捕まってしまい、シータを残してパズーだけが釈放されることに。 彼は、同じく飛行石を手に入れようとしていた空中海賊ドーラ一味の協力を得て、シータを国防軍の手から救い出す。 そして、とうとう伝説の島ラピュタと遭遇することになるが……。 出典: ラピュタエリア完成〜!🏕 ラピュタに到着したしたところ、お墓、パズーのスラッグ渓谷。 魔女の子は13歳になると、一人前の魔女になるために、一年間の修業に出なければなりません。 黒猫ジジと連れだって、海辺の街コリコにやってきた13歳の魔女キキ。 初めて訪れた大都会で、様々な出来事や人々とのふれあいの中で、孤独や挫折を経験しながら成長してゆきます。 出典: シンプルなパネルを使って、パン棚をつくりました。 — 𝕤 𝕠 𝕣 𝕒 𝕔 𝕠 chicame キキの実家作成途中。 植物飾りまくってもりもりにてそれっぽく見せる作戦。 海辺の村の誰も住んでいない湿っ地(しめっち)屋敷。 心を閉ざした少女・杏奈の前に現れたのは、青い窓に閉じ込められた金髪の少女・マーニーだった。 「わたしたちのことは秘密よ、永久に。 」杏奈の身に次々と起こる不思議な出来事。 時を越えた舞踏会。 告白の森。 崖の上のサイロの夜。 あの入江で、わたしはあなたを待っている。 あなたのことが大すき。 出典: ジブリの思い出のマーニーを参考にしたおもちゃだらけのお部屋🧸 細かい配置とかフィルターの雰囲気も再現したのでよかったら見てください🥺💕 バースデーキャンドルがお気に入り🎁 — ちひろ wKLi5TecrysTBRY 風の谷のナウシカ 1984年に公開された『風の谷のナウシカ』 あらすじ 舞台は「火の7日間」といわれる最終戦争で現代文明が滅び去った1000年後の地球。 風の谷に暮らすナウシカは、「風の谷」に暮らしながら、人々が忌み嫌う巨大な蟲・王蟲 オーム とも心を通わせ、有害な瘴気覆われ巨大な蟲たちの住む森「腐海」の謎を解き明かそうとしていた。 そんなある日、「風の谷」に巨大な輸送機が墜落、ほどなく西方のトルメキア王国の軍隊が侵攻してくる。 墜落した輸送機の積荷は、「火の7日間」で世界を焼き尽くしたという最終兵器「巨神兵」であった。 そして、少女ナウシカの愛が奇跡を呼ぶ・・・。 「このまま、猫になってもいいかも……」と思った瞬間、ハルは徐々に猫の姿になっていき、一見天国に思えた猫の国の恐ろしさにはじめて気づくのだった……。 中学3年になって、周りは皆受験勉強で一生懸命なのに、いつも学校の図書館や市立図書館で本を読みふけっていた。 雫はある日、図書館の貸し出しカードに「天沢聖司」という名前を発見する。 雫が読む本には必ずといっていいほどその名前があった。 やがて、雫はひとりの少年と出会う。 中学を卒業したらイタリアへ渡って、ヴァイオリン職人の修行をしようと決意している少年。 その少年こそが「天沢聖司」であった。 雫は聖司に惹かれながらも、将来の進路や未来、そして自分の才能にもコンプレックスと焦りを感じていた。 やがて、雫は聖司の生き方に強く心を動かされ、聖司の祖父・西老人が経営する不思議なアンティークショップ「地球屋」にあった猫人形「バロン」を主人公にした物語を書き始めるのだった…。 崖の上の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、ある日、クラゲに乗って家出したさかなの子・ポニョと出会う。 アタマをジャムの瓶に突っ込んで困っていたところを、宗介に助けてもらったのだ。 宗介のことを好きになるポニョ。 宗介もポニョを好きになる。 「ぼくが守ってあげるからね」 少年と少女、愛と責任、海と生命。 母と子の物語。 出典: ポニョをあつ森で再現しました〜🥰🥰🥰リア友に協力してもらた!頑張った!!! ツイートし直しすみません😭 拡散してくれると嬉しいです🥺 — めいちゃんはあつ森 KnqSv となりのトトロ 1988年に公開された『となりのトトロ』 あらすじ 「そりゃスゴイ、お化け屋敷に住むのが父さんの夢だったんだ」と、こんなことを言うお父さんの娘が、小学六年生のサツキと四歳のメイ。 このふたりが、大きな袋にどんぐりをいっぱいつめた、たぬきのようでフクロウのようで、クマのような、へんないきものに会います。 ちょっと昔の森の中には、こんなへんないきものが、どうもいたらしいのです。 でもよおく探せば、まだきっといる。 見つからないのは、いないと思いこんでいるから。

次の