娘 の 友達 感想。 Twitterで賛否両論ある「娘の友達」を読んだ感想。

娘の友達(1)のレビュー一覧

娘 の 友達 感想

日々は、疲れる。 優秀な人でも、そうでない私のようなでくのぼうでも、日々生きていれば、疲れる。 昔は大なり小なりという表現を用いていたが、「疲れ」や「ストレス」とは、人によってその負荷は異なるという事を、最近になってようやく気が付いた。 他人にとっては大した事なくても、私にとっては大した事。 他人にとっての小石は、私にとっての岩石であり、逆もまた然り。 結局、みんな等しく「疲れている」。 だからみんな、癒しを求める。 疲れない自分を求める。 もしくは楽しい自分を求める。 趣味に興じるという形で癒しを求めるのが一般的でしょうか。 仕事や日々の営みとは違う「やるべき事」ではない、「やりたい事」に没頭する。 そうして人は、日々の疲れを癒す。 癒される瞬間は人それぞれなのですが、他にも「人に認めてもらう」というのは、個人的には大きな癒しになると考えています。 体がしんどくても頑張って働いた、嫌な事も我慢して働いた、そうやっていつもより疲弊した心に、誰かからの優しい言葉を求める瞬間が、私にはあります。 「よく頑張って働いているね」「頑張って働いて偉いね」「嫌な事でも我慢できたね」 そうやって頑張りを認められた瞬間こそ、私にとってはこれ以上ない癒しになるのです。 子供っぽいでしょうか。 それでも私は、誰かに認めてもらいたい。 『娘の友達(3)』 読了 迫る恐怖か すり寄る幸せか その真意未だ掴めぬまま 甘い顔して歩み寄ってくる 何かに感づく最愛の娘 やっと動き出したのに 軋み始める親子関係 「俺」があるべき姿はどっち? 涼しい顔で現れた彼女 どんな言葉をかけるのか — まるマッコリ makkori04155 古都は、疲れ切った晃介の姿を見抜いて、「認めた」。 これが晃介にとって、どれだけ救いになった事だろうか。 娘に問い詰められて出た心の叫びが、私の心に突き刺ささる。 古都の真意は分からない。 本当に愛してくれているかも定かではない。 それに相手は未成年で娘と同い年だなんて、社会的立場も揺らぐ。 危険だ。 危なすぎる。 大人としては確実に間違っている。 それでも、それでもときめいた。 甘くすり寄る彼女の存在を、疲弊しきった心の拠り所にしていた。 サラリーマンとしての晃介ではなく、父親としての晃介ではなく、その双方の在り方に疲れた、なんでもない「市川晃介」に気づき、認め褒めてくれた古都。 果たしてそんな彼女に対して、特別な感情を抱けずにいられるのだろうか。 世間的には、社会人でありながら未成年に揺らぐ晃介の事を肯定するのは、非難される事なのだろう。 私も、決して正しい感情とは言い切れない。 ただ、それでもどこかで、晃介の事を許してあげて欲しいという気持ちが募っている。 それが堪らなく、怖いのだ。 全面的に肯定できない事を肯定したいという矛盾した感情。 この漫画はその矛盾をこれでもかと眼前に突き付けてくる。 晃介を肯定する事は、社会的立場を考えると気が引ける。 しかし晃介を否定する事は、承認される事や癒される事を否定している様で、現実世界で必死にもがき生きている自分に止めを刺してしまいそうな感覚になる。 この何処にも持っていきようのない感情、分かってくれなくてもいい。 分かってくれなくてもいいが、せめて認めて欲しいと思うのだが。 これは、わがままなのだろうか。 余談だが、少なくとも晃介の気持ちは、揺れながらも純粋であると思う。 古都が家に来ると聞いて掃除を始めるあたり、彼の純粋さが表れていると思う。 気になる女性が家に来るとなれば、男としては正しい反応ではないかと、個人的には思うのだ。 そこに純愛すら感じる。 誠実ではある。 ただ誠実なだけでは、まかり通れない世の中でもあるのも正直な話。 そんな閉塞的な世の中で生きていると、彼女の笑顔が、いっそう心に痛く染みる。

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娘の友達 1巻~全てに疲れてしまって女子高生の古都と一緒に逃げ出してしまう晃介のネタバレ・感想・無料試し読み!

娘 の 友達 感想

当記事の目次一覧• 【娘の友達:31話】最新話ネタバレ 晃介は美也から言われた一言は、しばらく帰らないという非情な通告でした。 大人しい娘からの痛烈な反撃と、隠していた本心を悟られていた晃介は、美也に何も言い返せません。 ただただ、尻もちをついた状態で家を出る美也の背中を見送るしかできなかった。 美也が玄関から姿を消して、少ししたあとに事の重大さに気づき、急いで外へと駆け出します。 しかし、すでにマンションの周囲に姿はありません。 大声で探し回りますが、怒っている本人が探し人の前に姿を現すなんてありえるわけがない。 自宅に帰宅した晃介は荷物をまとめて美也を探しに出る スマホで電話をかけ、美也に応答を願う晃介ですが、美也はスマホに一切出ません。 何度も、何度も同じように留守番電話サービスの応答が繰り返されるだけ。 使えないスマホへ対して苛立ちをつのらせた晃介は、ベッドへスマホを投げ、これからのことを思案していました。 その時、何かをふとひらめきます。 スマホにある便利な機能であるGPSを使えば、美也がどこへ行っているかわかるのではないかと考えました。 そして、晃介の考えは見事大当たりし、美也は渋谷駅に向かっていたんです。 一方、美也は渋谷駅で誰かを探していました。 少し駅構内をフラフラとしたあと、声を掛けられたことで、ハッと前を向き直ります。 声を掛けてきた男の子は三崎でした。 晃介は唯一の手がかりを失う 三崎は美也と合流した直後、手に持っていたスマホを借りると、電源を落としてしまいました。 これにより晃介は唯一の手がかりとなるGPSを失います。 三崎の手によりスマホの電源は切られ、GPSも機能しないとなれば、晃介は広い渋谷の街を一人で探索しなければならなくなるんです。 たった1人の娘を広大な渋谷から見つけるのは困難を極めます。 後ろ姿が似ている人に声をかけてしまったり、夜通し遊び通す学生たちを横目に、晃介は渋谷の街を汗だくになりながら走り回っていきます。 合間にはスマホのGPS機能が復活していないか確認し、とにかく走り回り美也を探します。 すでに時間は朝になっていた 晃介は子供たちが泊まるとしたらネットカフェかもしれないと考えて、受付の人の制止を振り切って中に入っていきます。 晃介の目は血走っており、美也を探すこと以外はどうでも良くなっていた。 店から見れば晃介は危険極まりない人物に当たるため、警察を呼んでおり、晃介は2人がかりで店の外へと連れ出されてしまいます。 娘を探しているだけなのにと嘆きたくなるのですが、こればかりは晃介が悪いので仕方ありません。 美也を探して渋谷の街を走り続けた結果、すでに時刻は朝7時を過ぎていた。 そして急に鳴り響いた電話が美也からのものかもしれないと出ると、電話先の人物は今日の大事な仕事相手でした。 もう7時の集合に間に合うわけがない。 晃介は地面に膝から崩れ落ち、電話先の取引相手に対して謝り倒すしかなかったのでした。

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娘の友達(1)のレビュー一覧

娘 の 友達 感想

今週2巻が発売になったので、気になる方は気軽に追いつけますよ。 高校生の娘の友達と変な関係になってしまうという、『恋は雨上がりのように』に似たテイストの作品でしたが、 抱いた感想は「怖い」でした。 娘の友達が何を考えているのか分からない、故に怖い。 先の展開が気になったので、迷いなく2巻を買いました。 おすすめの作品です。 だが、娘の友達である少女・古都との出会いにより、人生は180度変化する。 彼女の前では、本物の自分でいられた。 すり減った心が、癒されていった。 『娘の友達』の評価は? 2巻現在までの展開はとてもいいです。 先の展開によって評価が大きく変わる作品だと思います。 今のところはお勧めできる良い作品です。 娘の友達の考えが全く読めない 不登校の娘を持つ父親である主人公が、 娘の友達(古都)と喫茶店で出会うところから物語が始まります。 会社や娘のことで精神的に参っている主人公に対して、古都はあまりにも優しすぎる対応を取ります。 基本おっさんの主人公に、10代の女の子がおよそ取る態度ではありません。 手を繋いできたり、頭をなでてきたり、密室に差損こんできたり、キスをしてきたり。 古都が無類のおっさん好きであれば、積極的な女の子なんだなぁという感想で終わります。 この適当な予想が当たっていれば、『恋は雨上がりのように』とほぼほぼ同じ作品になってしまいます。 この作品が『恋は雨上がりのように』と差別化を図れているのは、ほとんどの場面で主人公の視点からしか物語が展開していないことです。 つまり、 主人公以外は内心何を思っているのか、作者以外知るすべがないところです。 相手に気を持たせる態度も、好意を持っているわけではなく、 何か悪意があってとっているのかもしれないという、深読みをせざるを得ません。 漫画を読んでいるのに、現実に他人とコミュニケーション取るときのように相手の考えていることを予想しながら物語を強制的に読ませています。 都合よく読めば10代女性に好意を寄せられたおじさんの恋物語になりますが、古都に何かしら後ろ暗い企みがあれば、一気に作品の方向性が変わっていきます。 つまり、 恋愛漫画を読みながらサスペンスを読んでいるような奇妙な感覚に陥るのです。 この点が、『恋は雨上がりのように』などの恋愛漫画と、一線を画す部分ではないかと思います。 古都の好意的な態度の裏に、何かどす黒い悪意があるのではないかと邪推してしまう。 古都の考えが読めないがゆえに、先が気になってしまう。 古都の本心の質が、作品の質を大きく左右するでしょう。 まったく予期しない展開を望みます。 まとめ 『娘の友達』は恋愛漫画とサスペンスが入り混じったような作品です。 ほぼ全ての場面が主人公視点なので、その他の登場人物の本心が読めない部分が、恋愛漫画にサスペンス的要素を追加しています。 とても先の気になる作品ですが、古都が何を考えて主人公に接しているのかで、作品の評価が大きく変化することは間違いないでしょう。 3巻がどうなるかも非常に楽しみです。

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